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ゆうちょ銀行の電信振替、電信払込、通常払込の違いと送金のやり方

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yuchoゆうちょ銀行は口座数で言えば国内最大手の銀行です。そのため、様々なお金のやり取りにおいてゆうちょ銀行を利用することも多いかと思います。

そんなゆうちょ銀行でのお金のやり取りには電信振替、電信払込、通常払込といったように聞きなれない用語が使われます。今回はそんなゆうちょ銀行でのこれらの支払い方法の特徴ややり方をまとめていきます。

※ゆうちょ銀行ではなく、一般の銀行の振込について知りたい方は「銀行振込のやり方と振込に必要なもの」の記事をご覧ください。このページはゆうちょ銀行同士での振込・送金についての紹介ページです。

電信振替、電信払込、通常払込の違い

これらの3つの振込方法の違いは何でしょうか?その前に、まずはゆうちょ銀行の口座の種類を知る必要があります。ゆうちょ銀行には銀行における普通の口座である「総合口座」と、お金の決済などに特化した銀行における当座預金のような「振替口座」という2種類の口座があります。

商売人等で無い場合は普通は「総合口座」という口座を作ります。一方で会費や売上の入金などを管理したい人は「振替口座」という口座を作ることもできますが、普通の人にはあまり関係は無いでしょう。

その上で電信振替、電信払込、通常払込の3つのイメージをまとめた画像が下記になります。

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電信振替とは

電信振替(でんしんふりかえ)というのは「ゆうちょ銀行の口座同士」でお金をやり取りする方法です。

ゆうちょ銀行の窓口、ゆうちょ銀行ATM、ゆうちょダイレクト(オンラインバンキング)でそれぞれ利用することができます。決済は即時行われます。

電信振替を使った送金のやり方

やり方は簡単です。

ゆうちょ銀行のATMやオンラインバンキングだと、受取人(お金を送金したい先)の口座番号(総合口座番号・振替口座番号)の記号と番号を入力することで相手を特定でき、送金したい金額を指定して手続きをすれば完了となります。

電信振替のATM操作のやり方

  1. 「ご送金」を選択
  2. 「払込書での送金」「ゆうちょ口座へのご送金」「払込専用カード」「他行口座へのご送金」という選択肢がでますが、「ゆうちょ銀行口座へのご送金」を選択します。
  3. キャッシュカード・通帳を挿入し、暗証番号を入力します。
  4. 振替先選択の画面になりますので、記号番号を入力し、送金金額を入力します。
  5. 送金内容を郵便で通知(手数料100円)がでますが、通常は「いいえ(通知しない)」を選びます。
  6. 最終確認画面が表示されるので、受取人名などを確認して「確定」ボタンを押して完了となります。

電信振替のゆうちょダイレクト操作のやり方

  1. ゆうちょダイレクトのサイトにログインします。
  2. 振込・振替を選択
  3. ゆうちょ銀行あて振替を選択
  4. 記号番号や送金金額、送金日を指定

こちらで送金完了となります。

電信振替にかかる手数料

この電信振替は窓口だと手数料がかかってしまいますが、ATMなら月1回まで無料で振込をすることができます

また、ゆうちょダイレクト(オンラインバンキング)の場合でも月5回まで無料となります。

  • 窓口:144円
  • ATM:月1回まで無料(2回目以降は123円)
  • ゆうちょダイレクト:月5回まで無料(6回目以降は113円)

一番お得なのはやはりゆうちょダイレクト(オンラインバンキング)になります。

ゆうちょ銀行同士でお金を送金するならこの電信振替が最もお得です。

電信払込とは?

電信払込(でんしんはらいこみ)とは、相手のゆうちょ銀行の口座に、「現金」を使って送金するという方法になります。相手の口座には「即時」入金がなされます。

電信払込は自分がゆうちょ銀行の口座を持っておらず、相手にすぐに送金したいときに利用する送金方法となります。

電信払込のやり方

やり方は簡単です。

ゆうちょ銀行の窓口で受取人(お金を送金したい先)の口座番号(総合口座番号・振替口座番号)の記号と番号を入力することで相手を特定でき、送金したい金額を指定して手続きをします。

手続きをすると、送金したお金は即時相手先の口座に入金されることになります

電信払込の手数料

電信払込は手数料が高めです。

  • 払込金額5万円未満=540円(税込)
  • 払込金額5万円以上=756円(税込)

※料金は、受取人がご負担する場合を除き、送金人が負担するします。

通常払込とは?

あまり使われることはない方法だと思います。一般人との取引というよりも商売上の取引で利用されることが多い送金方法です。

現金を使って相手に送金します。電信払込と似ていますが、以下の点が異なります。

  • 入金完了まで3日ほど時間がかかる
  • 相手が振替口座という決済専用口座を持っている必要がある
  • その代わり電信払込と比較して払込手数料が安い

こんな感じになっています。

通常払込のやり方

窓口で行います。払込み機能付きのゆうちょ銀行のATMであればATMからも送金できます。送金には受取人(お金を送金したい先)の口座番号(総合口座番号・振替口座番号)の記号と番号が必要となります。

また、通販や会費の支払いなどで払込用紙が送られてきて、それをもって窓口やATMで送金することもできます。

「振込取扱票」と書かれたもので、青色と赤色の用紙です。ちなみに、青色の振込取扱票は送金時の手数料は払込人負担で、赤色の振込取扱票の場合は手数料は受取人負担となります。

通常払込の手数料

窓口扱い
・払込金額5万円未満=130円(120円)
・払込金額5万円以上=340円(330円)

ATM扱い
・払込金額5万円未満=80円(70円)
・払込金額5万円以上=290円(280円)

ATMだとかなり低コストで送金ができるのでお得です。

ゆうちょ銀行に振込をするならゆうちょ銀行口座を持っておくのが一番お得

以上、3つの送金方法を紹介しましたが、一番お得なのは断トツで「電信振替」になります。

直接現金を送金すると言う場合でも、一旦自分のゆうちょ銀行の口座に入れてから、電信振替により送金すれば手数料も抑えられます。

電信振替、電信払込と名前が似ている送金方法がありますので注意してください。手数料が全然違ってきます。

通常払込については、先方の着金確認には数日のタイムラグが発生することになるので、このずれには注意してくださいね。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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