イオン銀行のFIDO認証の登録方法。機種変更と振込できないときの対処

イオン銀行では、2026年9月7日からスマホを使うFIDO認証が始まりました。これから登録する人は、まず「通帳アプリを入れたスマホの電話番号が、銀行の届出番号と一致しているか」を確認してください。番号が古いままだと、アプリを入れ直しても本人確認が進みません。
振込前に済ませることは3つです。
- 銀行に届けたスマホの電話番号を確認する。
- 通帳アプリから本人確認の電話をかけ、FIDO認証を登録する。
- 振込限度額を確認し、送金後は取引履歴で処理結果まで確かめる。
すでに登録した人も、機種変更後には再登録が必要です。この記事では、初回登録、機種変更、エラー、紛失時の順に、次に行う操作を整理します。
確認番号表は終了。メール認証には移行期間がある
FIDO認証は、スマホの生体認証や端末のパスコードなどを使って本人確認をする仕組みです。パソコンでネットバンキングを使う場合も、FIDO認証には本人のスマホとイオン銀行通帳アプリが必要になります。
| これまでの認証 | 現在の扱い |
|---|---|
| 確認番号表・アプリワンタイムパスワード | 2026年9月7日から利用不可。FIDO認証へ移行する。 |
| 登録済みのメールワンタイムパスワード | 振込など一部の取引に引き続き使える。終了は2027年3月末の予定。 |
| カードに記載された契約者ID | 引き続きログインに使う。確認番号表が終了してもカードを捨てない。 |
メール認証の移行期間は、すべての操作を以前と同じ方法で行える猶予ではありません。たとえば振込限度額の引き上げや氏名・住所・電話番号の変更は、FIDO認証の対象です。通帳アプリの振込・定期預金預入にもFIDO認証の登録が必要です。
初回ログインパスワードを再発行すると、認証登録も解除されます。
FIDO認証は再登録が必要です。メールワンタイムパスワードは再登録できないため、再発行後はFIDO認証へ移行します。認証エラーを直すためだけに、パスワードの再発行を繰り返さないようにしましょう。
登録を始める前に、銀行の届出番号を確認する
使うのは、通帳アプリを入れる本人のスマホと、そのスマホの携帯電話番号です。固定電話、050のIP電話、フィーチャーフォンの番号は対象外です。また、FIDO認証は1人1端末で、夫のスマホを妻の口座の認証にも使うといった家族間の共有はできません。
銀行に届けた番号が分からないときは、イオン銀行ATMで「その他のお取引き」→「電話番号変更」へ進むと、現在の登録番号を確認できます。一致していれば変更は不要です。古い番号なら、ATMや店舗などで届出を変更してから登録へ進みます。
スマホには最新版の通帳アプリを用意し、生体認証または端末のパスコードを設定しておきます。アプリの入手先は、イオン銀行のFIDO認証登録案内から確認できます。
通帳アプリで登録する手順
初回登録の流れ
このスマホと一致
画面の番号へ電話
認証と振込限度額
- 通帳アプリの「QR読取」タブを開き、「登録を始める」を押す。
- 注意事項を読み、同意して本人確認に使う電話番号を選ぶ。
- 「電話をかける」を押し、表示された番号へ、このスマホから発信する。
- 本人確認が完了したらアプリの案内に沿って進む。ネットバンキングを初めて使う人は取引パスワードを設定する。
- FIDO認証登録完了の画面から、1回・1日あたりの振込限度額を設定し、完了を確認する。
本人確認は自分から電話をかける方式です。銀行からの着信やSMSを待つ手順ではありません。発話は不要ですが、通話料は利用者負担です。

この画面で選ぶのは、先頭の番号ではなく今使っているスマホの番号です。候補になければ銀行の届出変更が先です。端末の設定画面で自分の番号を確認し、銀行側の候補と照合すると迷いにくくなります。
限度額は「1回」と「1日」の両方を見る
たとえば家賃8万円を送りたいとき、1回の限度額が5万円では足りません。1回が10万円でも、その日の残りの振込可能額が3万円なら同じく送れません。必要な支払額と当日の他の振込を確認し、必要以上に大きな限度額を設定しないようにします。
現在の公式案内では、ネットバンキングの限度額変更は増額・減額とも即時反映です。増額にはFIDO認証が必要です。ネットバンキングと通帳アプリの限度額は合算されますが、ATMの限度額は別に設定します。操作は振込限度額変更の公式ガイドで確認できます。
機種変更は、古いスマホが使えるうちに準備する
新しいスマホの通帳アプリでログインすると、古いスマホのFIDO認証は解除されます。アプリや端末のデータを移しただけで、認証も引き継がれたとは考えず、新しいスマホでFIDO認証を登録し直します。
機種変更で困らない順番
メモ・届出番号
アプリにログイン
新端末で完了確認
| 機種変更の状況 | 先にすること |
|---|---|
| 電話番号は変わらない | 必要な明細・メモをバックアップ。新端末で通帳アプリにログインし、同じ届出番号でFIDO認証を再登録する。 |
| 番号も変わる。まだ旧端末が使える | 新しい番号が分かったら、銀行の案内に沿って届出番号を変更する。ネットで変更する場合は旧端末での認証が使えるうちに行う。 |
| 番号が変わり、旧端末はもう使えない | ATM・店舗などで銀行の届出番号を変更してから、新端末で再登録する。 |
明細やメモの引き継ぎと、FIDO認証の再登録は別の準備です。新端末でログインと登録を確認してから旧端末を初期化・下取りに出すと、操作に行き詰まるリスクを減らせます。詳細は機種変更時の公式手続きを参照してください。
登録できない・振り込めないときの確認表
| 止まっている場所 | 確認すること |
|---|---|
| 自分の電話番号が候補にない | 銀行の届出番号を確認・変更する。アプリの再インストールだけでは届出は変わらない。 |
| 電話による本人確認でエラー | E01001の場合は通信制限、低電力モード、デュアルSIMを確認する。以下の手順を参照。 |
| 認証は通るが振込を進められない | 1回・1日の限度額、利用可能な残高、画面のエラー内容、銀行の障害・メンテナンス案内を確認する。 |
| 送れたか分からない | 再送する前に取引履歴の金額・相手・指定日・処理結果を確認する。 |
E01001について、銀行は通信制限、低電力モード、デュアルSIMの可能性を案内しています。通信制限中なら解除後に試し、低電力モードなら設定を確認します。デュアルSIMの場合は元の設定を控えたうえで、電話番号認証に使わないSIMを一時的にオフにして再登録を試します。認証に使う回線を間違えて止めないようにしてください。
これらは原因の候補であり、必ず直る手順ではありません。解消しない場合は、エラーコードと止まった画面を控え、イオン銀行の「お困りごと」から案内を確認します。
開始当日の通帳アプリの不具合は、2026年9月7日8時25分時点で復旧済みと案内されています。今のエラーが同じ原因とは限りません。また、認証完了と振込完了、相手への着金は別です。入金が見えない場合の確認順は、次の記事で詳しく解説しています。
スマホをなくしたら、再登録より先に銀行へ連絡する
通帳アプリを入れたスマホを紛失・盗難に遭った場合は、すぐにイオン銀行へ連絡し、ネットバンキングの利用停止を依頼します。紛失・盗難の窓口は03-6832-1234(年中無休・24時間受付、通話料有料)です。「通帳アプリの入ったスマホをなくした」と伝え、警察にも届け出ます。
スマホが見つかったり、新しい端末を用意できたりしても、利用停止が自動で解除されるわけではありません。銀行へ利用再開の手続きを確認してください。紛失・盗難時の公式案内には、店舗での手続きも掲載されています。
スマホがない場合の支払い方法と、詐欺への備え
FIDO認証を登録していなくても、残高照会・入出金明細の確認や、ATM・店舗の利用は可能です。急ぎの振込はキャッシュカードを使うATMなどを検討し、手数料とATM側の限度額を確認します。銀行窓口ならどこでも現金で送れる、という扱いではありません。
イオン銀行ATMのカードを使わない現金振込は2026年9月30日で終了します。スマホを用意できない人は、現金振込に頼り続ける前提ではなく、カードでの振込など自分が使える方法を確認しておきましょう。現金振込等の終了案内と、方法別の振込手数料・手続きが参考になります。
イオン銀行は、今回のFIDO認証についてSMSで案内しないと明示しています。
登録を急がせるSMSのリンクから操作せず、通帳アプリや自分で開いた公式サイトから進めてください。相談のために画面を共有する場合も、契約者ID、暗証番号、パスワード、認証情報は隠します。
確認基準:2026年9月9日。移行時期と認証の変更点は、イオン銀行のFIDO認証導入案内を参照。操作画面は公式のサンプルを引用し、補足説明を加えています。
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