カゴメ(2811)の株主優待。個人投資家人気ランキング上位の優待とは?
カゴメ(2811)は皆さんご存知のトマト加工品の最大手企業です。トマトジュースやケチャップといった加工品が中心です。同社は個人投資家向けの施策で大成功を収めており、株主の99%が個人株主という驚きの株主構成となっていることでも有名です。
株主優待も当然実施しており、自社製品の詰め合わせを行っています。
今回はそんな人気のカゴメの株主優待について、制度変更に伴う注意点や、2026年現在の最新利回り、上手に活用する方法などをまとめていきたいと思います。
カゴメ(2811)の株主優待の基本情報
カゴメでは毎年6月末の株主に対して株主優待を提供しています。ちなみに、2014年までは3月末、9月末が決算期でしたが変更しました(2014年12月より現在の形に変更)。さらに、2019年からは優待回数が年1回(6月末のみ)に変更となっています。
現在の優待基準は以下の通りです。
- 100株以上:2,000円相当の自社製品
- 1,000株以上:6,000円相当の自社製品
内容はトマトが中心の食品や飲料、調味料などの詰め合わせとなっています。
【重要】優待をもらうには「半年以上の継続保有」が必須条件
カゴメの株主優待制度は、半年以上の継続保有が受給の必須条件となっています。具体的には、6月末日とその前年の12月末日に、同じ株主番号で連続して株主名簿に記載されていることが条件です。初めて株を購入してその年の6月末にすぐ優待を受け取ることはできませんので注意してください。
カゴメは個人株主の取り込みに成功していることから、よほど優待の内容がいいのだろう?と思われている方もいらっしゃいますが実は株主優待の利回り(特典の大きさ)で見たら、それほどではありません。
たとえば、2026年5月23日時点の株価は約2,564円です。100株として最低取得価格は約256,450円になります。優待は2,000円相当が年1回ということなので、優待利回りは約0.78%です。
配当利回りは約1.88%となっています。
優待+配当を合わせた「実質利回り」で見ることが大切
純粋な優待利回りだけを見ると低く感じられるかもしれませんが、配当利回り(約1.88%)と優待利回り(約0.78%)を合計した「実質利回り」を計算すると約2.66%となります。総合的な利回りで判断することで、銘柄の価値がより客観的に見えてきます。
なぜ、個人投資家に人気なのか?
カゴメは前述のように個人株主から高い評価を得ています。
カゴメの株主には主婦が多いとされ、毎日の料理などで使える株主優待の商品は実際の金額というよりも、楽しみがあるという点が大きいのかもしれません。優待には新製品なども組み込まれることが多いというのも心をくすぐるのかもしれません。
優待品の中身は実質価値が表記以上という魅力も
カゴメの株主優待品は、表示されている額面よりも実際の商品価値がやや高くなっている点が特徴です。例えば100株保有者の場合は実勢価格で約2,116円相当の製品が入っています。1,000株保有者の場合は17種類18点(小売価格約6,475円相当)が届き、青汁や野菜だしなど、健康志向の商品が非常に充実していることも高い満足度につながっています。
長期株主だけがもらえる10年継続保有特典
長期保有の楽しみとして、10年以上継続保有した株主に向けて自社オリジナル記念品が1回限りで贈呈されるユニークな制度が設けられています。内容は「トマト薫る特製グラス(2個)セット」と「株主10年記念パッケージ飲料2種」(トマトジュースプレミアム160g・野菜生活100オリジナル160g)です。ファンを大切にするカゴメならではの長期特典ですね。
このほか優待以外にも株主参加型のイベントなども実施しており、コアなファン(株主)づくりのための施策も行っています。
こうしたことの積み重ねで人気を得ているといえそうです。
逆に、株主優待に純粋な利回りのみを求めるような人はいくらカゴメが人気の株主優待を実施しているからといってさほど魅力的には映らないのではないでしょうか。
カゴメの株主優待を手に入れるには?
カゴメの株主優待を手に入れるための流れは下記のとおりです。詳しい株主優待銘柄の買い方については下記記事もご参照ください。
1)証券会社に口座を開設する
株式の購入(売買)は証券会社を通じて行います。とりあえずのおすすめはネット証券の「SBI証券」や「楽天証券」などが代表的です。詳しく証券会社を選びたい方は下記の記事なども参考にしてみてください。
2)権利付き最終日までにカゴメの株を購入する
カゴメの権利確定日は6月末の年1回となっています。株式決済制度に基づき、権利確定日の2営業日前(権利付き最終日)までに同社の株式を購入しておく必要があります。
2026年6月の権利付き最終日は6月26日(金)です。
それ以降(権利付き最終日の翌日である権利落ち日)であればカゴメの株を売却しても優待は送られてきます。ただ、カゴメの株主優待は前述のとおり半年以上の継続保有が必須であり、10年以上の長期保有特典もあるなど、長く持つことのメリットが大きいので、カゴメの商品を日常的に利用しているというのであれば、そのまま持ち続けた方がよいかもしれませんね。
ちなみに、実際の優待品の到着時期は権利確定から3〜4ヶ月後となる10月頃に届けられます。
以上、カゴメ(2811)の株主優待。個人投資家人気ランキング上位の優待について紹介しました。
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