コストコは、食品をはじめとした様々な商品を大容量かつリーズナブルに購入できることで人気の高い会員制スーパーです。ただ、コストコでお買い物をするときに使えるクレジットカードは国際ブランドが限定されており、現在利用できるのはMastercard(マスターカード)ブランドのクレジットカードのみとなっています。

以前はアメリカン・エキスプレス(アメックス)ブランドのみの対応でしたが、2018年2月以降はMastercardブランドへと完全に切り替わりました。これからコストコで使えるクレジットカードを作ろうと考えている方にとっては、選択肢の幅が広がったことになります。実際のところ、日本国内ではアメックスブランドよりもMastercardブランドのほうが発行されているクレジットカードの種類が多く、年会費無料で作れるカードも豊富だからです。

コストコで使えるクレジットカードと決済手段の注意点

クレジットカードは「JCB」「Visa」「Mastercard」「American Express」「Diners Club」といった、決済サービスを提供する国際ブランドのロゴマークが付いています。一般的な商業施設では複数のブランドに対応していることが多いですが、コストコでは加盟店手数料を引き下げて商品の低価格を維持する目的などから、使えるクレジットカードのブランドを1つに絞っています。

クレジットカード国際ブランドの選び方!Visa・Mastercard・JCBの違いとシェア比較クレジットカードを初めて作るという方にとって、一つ決めなければならないものとして、カードのロゴとして印刷されている「JCB」や「Visa...

2018年1月末まではアメリカン・エキスプレスのみでしたが、それ以降はMastercardのみの取り扱いとなりました。また、コストコでは一般的な電子マネー(Suica、iDなど)やQRコード決済(PayPay、楽天ペイなど)は原則として利用できません。

キャッシュレス決済を利用したい場合は、必然的にMastercardブランドのクレジットカードを準備するか、コストコ独自のプリペイドカードを利用することになります。

コストコ公式「コストコグローバルカード」の特徴とメリット

コストコで最も定番となるのが、コストコが公式に提携して発行している「コストコグローバルカード(オリコ発行・Mastercard)」です。コストコユーザーにとってメリットの大きい1枚となっています。

項目 内容
コストコでの還元率 1.5%リワード
コストコ以外での還元率 1.0%リワード
カード年会費 初年度無料(年1回以上の利用で翌年度も無料)
※未使用の場合は2,375円(税込)

コストコでの利用で1.5%の「リワード(ポイント)」が還元され、コストコ以外での利用でも1.0%が還元されます。貯まったリワードは翌年2月に自動付与され、コストコでの買い物にそのまま充当できるため、頻繁にコストコを利用する方には非常に効率的です。

エグゼクティブ会員との組み合わせで最大3.5%還元

コストコには上位会員資格である「エグゼクティブ会員(年会費9,900円)」があり、これに加入すると購入額に対して2%のリワードが加算されます。コストコグローバルカードの還元率(1.5%)と合わせると合計3.5%還元になります。

エグゼクティブ会員の年会費差額を回収する目安

通常のゴールドスター会員(年会費4,840円)からアップグレードした場合の差額は5,060円です。2%還元のエグゼクティブ会員特典だけでこの差額を回収するには、年間約151,200円(月額にして約12,600円)の買い物が必要となります。毎月この金額以上をコストコで使う方であれば、コストコグローバルカードとエグゼクティブ会員の併用が特におすすめです。

Mastercardブランド対応は日本のコストコユーザーには朗報

コストコの決済がMastercardに対応していることは、日本のクレジットカード事情を考えると大きなメリットと言えます。以前対応していたアメックスブランドのクレジットカードは、日本では数がそう多くないうえに、年会費が必要なカードが中心だったからです。

たとえば、アメックスのプロパーカードである「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」の年会費は39,600円(税込)です。アメックスならではの充実した特典があり、サービスを活用する方には良いカードですが、コストコでの買い物目的だけで保有するには高額と言えます。

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セゾンカードと提携したアメックスブランドのクレジットカードもあり、「セゾンアメックスパール」のように実質年会費無料で作れるカードも存在しますが、全体的な選択肢としては限られます。

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Mastercardブランドを発行するカード会社は豊富!

一方で、MastercardはVisaと並ぶ世界最大級の加盟店ネットワークを持つ国際ブランドです。日本国内でも数多くのクレジットカード会社がMastercardブランドのカードを発行しています。

  • 三菱UFJニコス
  • 三井住友カード
  • オリコカード
  • ポケットカード
  • セディナ
  • トヨタファイナンス
  • ジャックス
  • UCS
  • ライフカード
  • 楽天カード
  • イオンクレジットサービス
  • PayPayカード など

2026年最新!コストコでおすすめのMastercard比較

同ブランドのクレジットカードの中には年会費無料かつポイント還元率が高いものが多数あります。もし複数のカード会社で契約を検討している場合、以下のような選択肢があります。

なお、多くのクレジットカード会社では、同じカードで複数の国際ブランドを重複して持つことはできません(例:すでにJCBブランドで発行しているカードを、追加でMastercardブランドで発行することは不可)。その場合は、ブランドを切り替えるか、別のクレジットカードを新しく作るほうがスムーズです。

クレジットカードのブランド切り替えの方法クレジットカードにはJCB、VISA、MasterCardといったように決済できる国際ブランドのマークがついています。そして、それぞれの...

以下に、コストコで使いやすいおすすめのMastercardを比較表にまとめました。

カード名 年会費 コストコ還元率 コストコ外還元率
コストコグローバルカード 実質無料(※1) 1.5% 1.0%
リクルートカード(MC) 無料 1.2% 1.2%
楽天カード(MC) 無料 1.0% 1.0%
dカード(MC) 無料 1.0% 1.0%
PayPayカード(MC) 無料 1.0% 1.0%

※1:年1回以上の利用で翌年度無料、未使用時は2,375円(税込)

年会費無料&還元率1.2%のリクルートカード(Mastercard)

Mastercard、Visa、JCBブランドの発行が可能なリクルートカード。年会費は永年無料にもかかわらず、ポイント還元率(リクルートポイント、Pontaポイントやdポイントに交換可能)は1.2%という高さが魅力です。コストコで利用した場合も1.2%が還元されます。

年会費無料のクレジットカードの中ではトップクラスのポイント還元率を誇ります。まだクレジットカードを持っていない、あるいはコストコ用にお得なカードを新しく作りたいという方に特におすすめできる1枚です。

楽天カードはコスパ優秀、入会キャンペーンも豊富

年会費無料クレジットカードの代表格である楽天カード。基本の還元率1%で楽天ポイントが貯まり、もちろんコストコでの利用でも適用されます。

還元率の数値自体はリクルートカード(1.2%)やコストコグローバルカード(1.5%)に譲りますが、楽天市場での利用でポイントが倍増する特典や、新規入会キャンペーンなどでまとまったポイントが獲得しやすい点が強みです。楽天ポイントカードや楽天Edyの機能も付帯しています。

三井住友カードはVisa、Mastercardの両方持ち(デュアル発行)ができる

三井住友カードは、VisaブランドのクレジットカードとMastercardブランドのクレジットカードを同時に保有できる(デュアル発行)という珍しいカード会社です。

一般カード等の場合、追加の所定の年会費を払うことで2枚目のカードを作ることができます(カード番号は別々になります)。基本のポイント還元率は0.5%程度と標準的ですが、すでに三井住友カードの上位カード(ゴールドやプラチナなど)をVisaブランドで保有しており、カード会社を分散させたくない方は、デュアル発行でMastercardを追加するというのも一つの選択肢です。

ドコモユーザーにおすすめdカード(dカード GOLD)、還元率は1%

NTTドコモのクレジットカード「dカード」も、VisaまたはMastercardブランドを選択することができます。基本のポイント還元率は1%で、共通ポイントである「dポイント」が貯まります。コストコでのお買い物でも100円につき1ポイントが付与されます。

一般カードは年会費無料、ゴールドカード(dカード GOLD)の場合は年会費11,000円(税込)です。ドコモユーザーであれば、ゴールドカード保有によりドコモの携帯料金等に対するポイント還元特典が大きくなるため、結果的にお得になるケースがあります。

dカード GOLDはドコモユーザーにメリットいっぱいのクレジットカード 18歳から申し込みOK NTTドコモの携帯電話や光インターネットサービスを利用している人はドコモのクレジットカード「dカード」がオススメ。中でも家族契約...

まとめ。購入金額が大きくなりがちなコストコだからこそカード選びが重要

コストコでのお買い物はまとめ買いをすることが多く、1回あたりの購入金額が大きくなりがちです。一度の来店で数万円単位の買い物をする方も少なくないでしょう。そのため、クレジットカードのポイント還元率の違いが、家計に与える影響もそれだけ大きくなります。

自身の買い物頻度や、メインで貯めたいポイントの種類に応じて最適なMastercardブランドのクレジットカードを選び、コストコでのお得なショッピングを楽しんでください。

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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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