ネット証券の中でも口座開設数ナンバーワンの証券会社がSBI証券です。2025年3月には1,400万口座を突破しており、利用者が多いということはそれだけ支持されているということ。当ブログでもSBI証券については様々なサービスや特徴を紹介してきました。

今回はそんなSBI証券についてのまとめ記事として、手数料や取扱商品、サービスの種類、さらには新NISAへの対応などの基本や特徴を徹底的に掘り下げていきたいと思います。

SBI証券に対する総合的な評価と評判

総評として、SBI証券は隙がないネット証券といえます。提供する投資・資産運用関連サービスは初心者から上級者まで幅広く対応しております。

IPO投資、投資信託、貸株サービス、ロボアド(ロボットアドバイザー投資)、夜間取引(PTS)、信用取引、FX(外国為替証拠金取引)、オプション取引、外国株投資、貴金属投資(金・プラチナ)と、国内で可能なほとんどの投資サービスを利用可能となっています。

NISA(少額投資非課税制度)はもちろん、個人型確定拠出年金(iDeCo)も提供しています。

一つの証券会社(ネット証券)だけで、ほとんどすべての投資・資産運用が可能なので、どこか一つの証券会社に口座を開設したいというのであれば、間違いなくこのSBI証券を推します。総合力というスコアがあるならトップクラスの証券会社です。

SBI証券の持つ魅力的な特徴、特色をピックアップ

続いてはSBI証券が他のネット証券・証券会社と比較しても強いところを見ていきたいと思います。

  1. 新NISA(2024年〜)へ完全対応で恒久的に手数料無料
  2. 国内株の売買手数料も「ゼロ革命」で無料化
  3. IPO取り扱い実績はネット証券最多
  4. 時間外取引(PTS取引)の手数料が無料
  5. 投資信託のポイント制度が充実
  6. 保有株の貸株が利用可能。第3のインカムゲインがもらえる
  7. 外国株の取扱数が豊富、米国株手数料や為替コストも安い
  8. iDeCo(個人型確定拠出年金)の手数料が無料
  9. 銀行(住信SBIネット銀行・SBI新生銀行)との連携サービス

新NISA(2024年〜)へ完全対応で恒久的に手数料無料

2024年1月から開始した新NISAにおいて、SBI証券は「つみたて投資枠」「成長投資枠」の両方に対応しています。

大きな魅力は、新NISA対象となる国内株式・投資信託・米国株式・海外ETFの売買手数料が恒久的に無料となる点です。年間投資上限額は合計360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)、生涯非課税保有限度額は1,800万円となっており、長期の資産形成に非常に適した環境が整っています。

国内株の売買手数料は2023年9月末から無料化(ゼロ革命)

SBI証券は「ゼロ革命」として国内株式の売買手数料を無料化しています。

ただし、無料化の条件として、取引報告書などの各種交付書面を「電子交付」に設定する必要があります。これを設定しない場合は所定の手数料が発生しますので、口座開設後は必ず電子交付の設定が行われているか確認しましょう。

IPO取り扱い実績はネット証券最多

IPO投資(新規公開株投資)は、新しく上場する会社の株を上場前に抽選で買うという投資方法です。
ご存知の方も多いかと思いますが、IPO株は公募価格(抽選で買える価格)より初値(最初に市場でつく価格)のほうが高くなることが多いことから、非常に人気があります。

特に、近年のIPO実績でみれば、2015年は86.6%、2016年は80.7%と10銘柄のうち8銘柄は上昇。それだけではなく、IPO投資のリターンが4倍、5倍になる銘柄だってあります。

<2022年版>IPO狙いで証券会社を選ぶポイントとおすすめネット証券IPO銘柄への投資の成績が高まっており、投資家の方からIPO銘柄に投資するにはどうしたらいいのか?という関心が高まっています。 実...

さて、SBI証券はそんなIPO投資をするなら絶対に外せない証券会社です。そもそもの幹事証券となる実績が豊富ですし、IPOチャレンジポイントというシステムもあり、IPO抽選に参加し続ければ、当選確率がどんどん上がっていきます。

IPOチャレンジポイントで当選確率がどんどん上がるSBI証券のポイント活用術IPO(新規公開株)への投資は投資効率が比較的高いことで知られています。実際に人気度が高いため、多くのIPO銘柄の募集(公募)は抽選の様...

時間外取引(PTS取引)の手数料が無料

SBI証券は時間外取引に対応しています。PTS(私設取引システム)といって、証券取引所の外で株を売買できるシステムを備えています。

現在はジャパンネクスト証券などのPTSシステムを利用して夜間取引ができるネット証券も増えましたが、SBI証券は時間外(15時以降)でも株の売買ができ、さらにPTS取引の手数料が無料であるという大きなメリットがあります。引け後(取引終了後)のニュースや欧州株や米国株の状況などを見て投資できるというのは魅力的です。

投資信託のポイント制度が充実

投資初心者の方には投資信託も人気です。
投資信託は買う証券会社も大切ですが、どのファンドを選ぶのかも重要です。

たとえば、「日経平均株価に連動するおすすめの投資信託(インデックスファンド)」の記事でも紹介していますが、日経平均に連動する投資信託でも選ぶファンドによってコストに何倍もの差があることがあります。その一方でローコストな投資信託を選ぶなら、どこで買っても差は少ないです。

ただ、そんな投資信託でもSBI証券はおすすめです。理由は投資信託の保有ポイント制度(投信マイレージサービス)があるからです。

SBI証券では、投資信託の保有残高に応じて年率0.05%~0.2%相当のポイントがもらえるようになっています。金額としてはそこまで大きくないと思われるかもしれませんが、資産が積みあがればその差も大きくなります。

主要なネット証券では、SBI証券以外にも、楽天証券、auカブコム証券、マネックス証券が投資信託の保有ポイント制度を用意していますが、以下の記事でも比較している通りSBI証券が最も使い勝手が良いです。

投資信託の保有ポイント制度でネット証券を比較ネット証券の中には投資信託を保有することでポイントが付与するところが数社あります。これらのサービスを利用すれば、投資信託の保有コストであ...

保有株の貸株が利用可能。第3のインカムゲインがもらえる

主要なネット証券では対応を行っていますが、現物株の貸株サービスをおこなっています。

貸し株サービスというのは、投資家が保有する株式を証券会社に貸し出しをすることができ、その対価として貸株料を受け取れるというサービスです。保有株の有効活用の一つとして、配当金、株主優待をもらいつつ、第3の金利的収入(インカムゲイン)を得ることができるサービスです。

貸株サービスのメリットとデメリットを徹底解説!各証券会社の特徴も比較最近、一部のネット証券が投資家に対して提供しているサービスに「貸株サービス」というものがあります。これは、簡単に説明すると投資家が所有し...

外国株の取扱数が豊富、米国株手数料や為替コストも安い

外国株式の取り扱いも豊富です。個人投資家からの人気の高い米国株(アメリカ株)はもちろん、中国株、韓国株、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株など多くの国の外国株に直接投資ができます。(※ロシア株についてはウクライナ侵攻に伴う経済制裁の影響により現在は取引停止中となっています)特に人気の米国ETF投資ももちろん可能です。

海外ETF投資(米国ETF投資)のメリットとデメリットETF(上場投資信託)への投資という中でも、海外ETFというのは外国の証券取引所に上場しているETFを指します。なかでも一般的には米国の...
マネックス証券 SBI証券 楽天証券
特定口座対応 対応 対応 対応
NISA口座での投資 可能 可能 可能
米ドル為替手数料(スプレッド) 25銭(片道) 0銭(無料) 25銭(片道)
売買手数料 0.45%(税抜)
最低0ドル、最高20ドル
0.45%(税抜)
最低0ドル、最高20ドル
0.495%(税込)
最低0ドル、最高22ドル
トレードツール トレードステーション なし なし
貸株サービス なし あり(Kastock) なし

大手ネット証券では、米国株(米国ETF)へ対応しているのはSBI証券以外だと、マネックス証券と楽天証券などがありますが、中でもSBI証券は「ゼロ革命」により米ドル為替手数料が無料となっている点が強力です。

さらに、SBI証券独自サービスとして保有する米国株をSBI証券の貸せる、米国貸し株のサービス(Kastock)も行っています。

SBI証券の米国貸株サービス、カストック(Kastock)のメリット、デメリットSBI証券はもともと、投資家が保有する国内の現物株式を借りる代わりに貸株料を支払うという貸株サービスを提供していましたが、2016年より...

iDeCo(個人型確定拠出年金)が手数料無料

2017年1月より対象者が拡大して、使いやすくなった個人型確定拠出年金(愛称:iDeCo)もSBI証券なら同じ口座で管理できます。「iDeCoの手数料、SBI証券と楽天証券が2017年5月から手数料完全無料化へ」で記事にしたように、運用期間管理手数料を完全無料化しており、利用しやすくなりました。

ネット証券ではSBI証券や楽天証券のほか、マネックス証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券など主要各社が対応しています。中でもSBI証券はサポート実績が長く、非常に高い節税効果があるため、中長期の資産運用としておすすめできます。

【2026年改正対応】iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)とは何か?おすすめする理由とメリット・デメリット確定拠出年金というのは、将来給付される年金額が運用次第で変動する年金です。確定拠出年金は企業型と個人型があり、今回はその中でも自営業者や...

銀行(住信SBIネット銀行・SBI新生銀行)との連携サービス

SBI証券は同じグループの銀行(ネットバンク)である住信SBIネット銀行との連携サービスを行っています。代表といえるのがSBIハイブリッド預金です。
こちら住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に資金を振り替えておけば、その資金をそのままSBI証券の投資資金として使うことができるようになっています。金利は比較的高めだったのですが、近年はやや低下傾向です。

また、2023年以降はSBI新生銀行との連携(SBI新生コネクト)も開始されています。これにより、投信積立への自動入金や残高の自動出金が可能になり、利便性がさらに向上しています。

 

SBI証券の口座開設から取引までの流れ

SBI証券への口座開設は簡単です。以下の公式ホームページからネットのみで簡単に口座を作ることができます。

必要なものは以下の2つだけです。

  • 本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)
  • マイナンバーカード以外を本人確認書類とする場合はマイナンバー通知カード

なお、証券会社の新規口座開設は2016年1月よりマイナンバーが必須となっています(全証券会社共通)。

確認書類はスマートフォンからの直接のアップロードまたはEメール(添付)が便利です。一応、旧来方式の書面(コピー)による提出もできますが、口座開設を急ぐ方はアップロードかEメールを利用しましょう。

最短即日にSBI証券からログインのための書類が発送されます。これを受け取ったら口座開設が完了します。

SBI証券への入金

入金については前述の「住信SBIネット銀行」や「SBI新生銀行」に口座があれば連携サービスを利用した入出金が可能です。これ以外の銀行も下記の銀行であればダイレクトサービスでオンラインで24時間いつでも即時入金できます。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • りそな銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 楽天銀行
  • セブン銀行
  • スルガ銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 近畿大阪銀行

入金が完了したらすぐに株を売買することができます。

まとめ。基本、SBI証券を選んでおけば間違いない

色々とSBI証券のサービスや特色などについてまとめてきましたが、ネット証券全体をみてもこれほどにサービスのレベルがまとまっている証券会社もなかなかありません。

各サービスにスキがなく、ここが弱いなーと思えるようなところ自体が少ないです。

投資初心者の方はもちろんですが、ベテラン投資家の方まで幅広く使っていける証券会社だと思います。

ABOUT ME
アバター画像
ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
【おすすめ】楽天モバイル三木谷キャンペーン

今、一番おすすめのモバイル回線は「楽天モバイル」です。

今は『楽天モバイル』が最強。楽天リンクを使えば通話かけ放題だし、パケットも使い放題で月々3,168円。データ通信をあんまり使わない人は1,078円で回線を維持できます。
さらに、家族と一緒なら110円OFF。

今なら三木谷社長からの特別リンクから回線を作ると、他社からMNPで14,000ポイント。新規契約なら11,000ポイントもらえるぶっ壊れキャンペーン中。

>>三木谷キャンペーン申し込みはこちら