丸井グループ株主優待は廃止|2022年9月で終了・現在の配当
丸井グループ(8252)の株主優待は2022年9月30日基準分を最後に廃止されています。2026年9月に100株以上を買っても、マルイのお買物券、Webクーポン、株主向けエポスポイントは新規には一切もらえません。
現在の株主還元は配当と自己株式取得が中心です。エポスカード会員向けの通常ポイントやキャンペーンが続いていても、それは株主優待ではありません。この記事では、廃止時期、旧3特典、現在の配当、古い記事や優待券で迷ったときの確認方法を整理します。
先に結論
- 丸井グループの株主優待は2022年9月30日基準分で終了しました。
- 2026年9月に100株・500株を保有しても、株主優待は0円です。
- 旧制度のお買物券・Webクーポン・株主向けエポスポイントは新規発行されません。
- 現在の還元は配当等へ集約され、2027年3月期の会社予想配当は1株134円です。
- エポスカード会員特典と株主優待を分け、投資判断は配当の持続性と事業価値で行います。
「エポスポイントがもらえる」は過去の株主優待情報
検索結果には100株で年5,000円相当、ゴールド・プラチナなら6,000円相当という旧情報が残っています。これは2022年までの制度です。2026年の優待利回りへ加算してはいけません。
丸井グループの株主優待は廃止済み
丸井グループは2022年8月5日に株主優待制度の廃止を決議しました。最後の対象は2022年9月30日の株主名簿に記載された100株以上の株主です。会社は、すべての株主への公平な利益還元の観点から、今後は配当等へ利益還元を集約すると説明しています。
| 確認項目 | 現在の状態 | 2026年9月 |
|---|---|---|
| 店舗のお買物券 | 廃止 | もらえない |
| Webクーポン | 廃止 | もらえない |
| 株主向けエポスポイント | 廃止 | もらえない |
| 株主優待の権利月 | なし | 9月優待ではない |
| 配当 | 継続 | 会社予想を確認 |
したがって、この記事も「9月の株主優待銘柄」から外すのが正確です。ただし、古い優待情報から来た人が廃止を確認できるよう、URLは変えずに履歴記事として残します。今後新制度の公式発表があれば、その時点でカテゴリーと取得条件を見直します。
株主還元の軸が変わった
券・Web・ポイント
最後の優待基準日
配当等へ集約
店舗で使える特典が配当へ自動変換されたわけではありません。現在は株数に応じた現金配当を別基準で受け取ります。
現在の考え方は丸井グループ公式の株主還元方針で確認できます。この記事は2026年9月3日に確認した内容です。
旧優待は3つを合算できた
廃止前は、店舗のお買物券、通販のWebクーポン、エポスカード保有者へのエポスポイントという3特典がありました。選択式ではなく、各条件を満たせば合算できる仕組みでした。以下は制度の履歴であり、現在の取得条件ではありません。
| 旧特典 | 旧基準日 | 100株の旧金額 | 現在 |
|---|---|---|---|
| 店舗のお買物券 | 3月・9月 | 各1,000円 | 新規発行なし |
| Webクーポン | 3月・9月 | 各1,000円 | 新規発行なし |
| 株主向けエポスポイント | 3月 | 年1,000ポイント | 新規付与なし |
100株の通常エポスカード会員なら、年換算でお買物券2,000円、Webクーポン2,000円、株主向けポイント1,000円の計5,000円相当でした。旧制度ではゴールド・プラチナカード会員の株主向けポイントが2倍になり、計6,000円相当と説明されていました。
| 旧保有株数 | 買物券・1回 | Webクーポン・1回 | 旧ポイント・年1回 |
|---|---|---|---|
| 100株以上 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000ポイント |
| 500株以上 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000ポイント |
| 1,000株以上 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000ポイント |
| 5,000株以上 | 4,000円 | 4,000円 | 4,000ポイント |
| 10,000株以上 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000ポイント |
この表を見て今から株を買っても、券やポイントは届きません。中古市場にある古い優待券も、券面の有効期限を過ぎたものは使えません。現在の買物に使える前提で購入しないでください。
旧優待5,000円を「失った利回り」として固定しない
廃止前と現在では株価、配当、利益、発行株式数が変わっています。旧優待だけを現在の株価で割って「改悪分」を計算しても、当時の投資条件とは一致しません。現在は優待0円、予想配当134円として新しい投資判断を作ります。
廃止から現在までの時系列
| 時期 | 出来事 | 読者の判断 |
|---|---|---|
| 2022年8月5日 | 株主優待廃止を決議 | 旧制度の終了を確認 |
| 2022年9月30日 | 最後の優待基準日 | これ以降の権利はない |
| 2023年以降 | 配当等へ還元を集約 | 優待額を0円で計算 |
| 2026年3月期 | DOE目安を10%程度へ | 方針と実績を分ける |
| 2027年3月期 | 年間134円を会社予想 | 業績・修正を確認 |
優待廃止は個人株主の評価を下げる場合がありますが、同時に配当方針や業績見通しが変わることもあります。2022年当時の値動きではなく、現在の利益、配当余力、カード事業・小売事業の成長を見て判断します。
今もあるエポス特典は株主優待ではない
エポスカードの通常ポイント、会員向けセール、選べるポイントアップ、年間利用特典などが案内されることはあります。しかし、これらはカードの種類、利用額、登録、キャンペーン条件に基づく会員特典です。丸井グループ株を保有していることによる特典ではありません。
| 特典の種類 | 条件 | 株を持つ必要 | 現在 |
|---|---|---|---|
| 旧株主向けエポスポイント | 3月末株主+本人名義カード | 必要だった | 廃止 |
| カード通常ポイント | 対象決済 | 不要 | カード規約による |
| ゴールド年間利用特典 | カード種別・年間利用額 | 不要 | 現行条件を確認 |
| 会員向けキャンペーン | エントリー等 | 不要 | 都度条件が変わる |
エポスカードを日常利用する人は、株主優待ではなくエポスゴールドカードの招待条件と使い方、エポスポイントの貯め方・使い方を別に確認してください。株を買わなくても使える節約策と、株式投資を混ぜないのがポイントです。
「丸井で得する」2つの入口を分ける
ポイント・会員特典
配当・値上がり益
優待は0円
カードがお得だから株もお得、株を持てばカードも優遇される、という自動的な関係はありません。
現在は配当を数字で確認する
丸井グループは2026年3月期からDOE(株主資本配当率)の目安を8%程度から10%程度へ引き上げ、高水準かつ長期継続的な増配をめざす方針です。2027年3月期の会社予想配当は年134円で、中間67円・期末67円です。
| 年度 | 年間配当 | 位置づけ |
|---|---|---|
| 2024年3月期 | 101円 | 実績 |
| 2025年3月期 | 106円 | 実績 |
| 2026年3月期 | 131円 | 実績 |
| 2027年3月期 | 134円 | 会社予想 |
累進配当をめざす方針でも、将来の増配や配当額は保証されません。2027年3月期予想の連結配当性向は81.7%と高い水準です。利益が計画を下回れば、方針の見直しや配当予想の修正があり得ます。
会社は2031年3月期までに自己株式500億円の取得も計画しています。自己株式取得は発行済み株式数を減らし、1株当たり利益や需給にプラスとなる可能性がありますが、実施時期・金額・取得価格で効果は変わります。計画額を100株株主が直接受け取れる現金として足しません。配当、自己株式取得、事業への再投資をそれぞれ分けて評価します。
DOEだけで安全とは判断しない
DOEは単年利益だけに左右されにくい一方、利益や純資産が伸びなければ高い配当を長く続ける負担になります。EPS成長、フィンテックの貸倒費用、カード取扱高、小売の利益をセットで確認します。
100株の予想配当と値動きを比較
2026年9月2日終値2,898円では、100株の必要資金は289,800円です。予想配当134円なら年13,400円、税引前の予想配当利回りは約4.62%です。最新株価は丸井グループの株価時系列で確認できます。
| 100株の試算 | 金額 | 投資額比 |
|---|---|---|
| 必要資金 | 289,800円 | 100% |
| 予想年間配当 | 13,400円 | 約4.62% |
| 株主優待 | 0円 | 0% |
| 株価3%下落 | マイナス8,694円 | マイナス3% |
| 株価5%下落 | マイナス14,490円 | マイナス5% |
5%下落の14,490円は、予想配当13,400円より1,090円大きい金額です。配当利回りが高く見えても、1年分の配当を超える値動きは珍しくありません。税金を考えれば受取配当はさらに少なくなります。
課税口座の手取りとNISAを分ける
上場株式の配当には、一般的な課税口座では20.315%の税金が源泉徴収されます。予想配当13,400円を単純計算すると、手取りは約10,678円です。NISAの成長投資枠で保有し、配当金の受取方法など非課税条件を満たす場合は税引前額を受け取れますが、NISA枠をこの銘柄に使う機会費用もあります。
配当目的で買うなら、証券口座の受取方法が株式数比例配分方式になっているか、NISA枠が残っているかを権利日前に確認します。ただし、非課税になっても株価下落リスクは消えません。5%下落の14,490円は、課税口座の予想手取り約10,678円より3,812円大きい金額です。
| 確認材料 | 見る数字 | 悪化時の影響 |
|---|---|---|
| フィンテック | カード取扱高・貸倒率 | 利益と配当余力 |
| 小売 | 取扱高・営業利益 | 店舗価値と収益 |
| 株主還元 | EPS・配当性向・DOE | 配当方針の持続性 |
| 財務 | 自己資本・有利子負債 | 金利上昇への耐性 |
| 株価 | PER・PBR・利回り | 割高・割安の判断 |
古い優待情報を見たときの確認手順
株主優待は廃止・拡充・権利月変更が起きます。検索結果のタイトルだけで買わず、基準日と発表日を確認します。丸井グループの場合、「2022年9月末が最後」と書かれていない一覧は更新漏れの可能性があります。
| 順番 | 確認 | 丸井グループの答え |
|---|---|---|
| 1 | 会社公式のIR | 優待廃止・配当へ集約 |
| 2 | 最後の基準日 | 2022年9月30日 |
| 3 | 現在の権利月 | 株主優待はなし |
| 4 | 旧券の期限 | 券面を確認、期限切れは不可 |
| 5 | 代替の還元 | 配当・自己株式取得方針 |
株主優待投資の基本と、廃止リスクを含む考え方は株主優待投資の始め方と注意点で確認できます。廃止済み銘柄は優待利回りランキングから外し、配当株・成長株としてゼロから評価し直します。
9月に買う理由を「優待」から切り離す
丸井グループには9月の株主優待がないため、優待クロスや商品券目的で9月末だけ株を保有する理由はありません。配当の権利を取る場合も、権利落ちによる値動き、売買コスト、税引後手取りを比較します。配当額と同じだけ株価が下がれば、短期間の現金収支はプラスにならない可能性があります。
中長期で保有するなら、株主還元方針を入口にしつつ、エポスカードの会員数・取扱高、リボ・分割債権の貸倒、金利上昇、小売テナントの収益などを追います。自分がマルイやエポスを使っているという親近感は事業理解に役立ちますが、投資リスクを小さくするものではありません。
よくある質問
Q.丸井グループの株主優待は2026年もありますか?
A.ありません。2022年9月30日基準分を最後に廃止されました。
Q.100株でマルイの商品券はいくらもらえますか?
A.現在は0円です。100株で年2,000円分だったのは廃止前の制度です。
Q.株主向けエポスポイントはもらえますか?
A.新規付与はありません。エポスカードの通常ポイントとは別の終了済み制度です。
Q.2022年の古い優待券は使えますか?
A.券面の有効期限を過ぎた券は使えません。2026年の買物に使える前提で入手しないでください。
Q.9月末に株を買えば何か届きますか?
A.株主優待は届きません。配当の権利や基準日は会社の最新IRと証券会社で別に確認します。
Q.エポスゴールドなら株主優待が復活しますか?
A.しません。ゴールドの会員特典と、廃止済みの株主優待ポイントは別です。
Q.予想配当利回りは何%ですか?
A.2026年9月2日終値2,898円と会社予想134円なら税引前年約4.62%です。株価と予想変更で動きます。
Q.株主優待が復活する予定はありますか?
A.2026年9月3日時点で復活の公式発表は確認できません。将来の発表を待ち、推測で買わないでください。
まとめ:優待0円で投資判断をやり直す
丸井グループの株主優待は2022年9月30日基準分で終了しました。店舗のお買物券、Webクーポン、株主向けエポスポイントは、2026年9月に株を買っても受け取れません。古い年5,000~6,000円相当の情報を現在の利回りへ足さないでください。
現在は配当等へ還元を集約し、2027年3月期の会社予想配当は1株134円です。100株の予想配当13,400円に対し、株価5%下落は14,490円。配当の数字だけでなく、フィンテック・小売の利益と高い配当性向の持続性を確認します。
指定の銘柄別参考ページは現時点で公開されていないため、外部参考として株主優待ガイドの銘柄DBを案内します。8252の個別ページが追加された場合は、そちらへ差し替えます。
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