エムアイカード ゴールドのメリット・デメリット|プラス ゴールドとの違いも比較

エムアイカード ゴールドは、年会費5,500円で基本ポイント率1%、空港ラウンジ、旅行傷害保険を利用できるVisaのゴールドカードです。
三越伊勢丹グループ百貨店で8%以上になる「エムアイカード プラス ゴールド」とは別の商品です。
海外利用のポイント優遇は2024年2月に終了しており、2026年9月4日時点の海外ポイント率は国内の一般利用と同じ1%です。
- 百貨店の高還元ではなく、基本1%と旅行サービスを年会費5,500円で持ちたい人向けです。
- 三越伊勢丹グループ百貨店の主なポイント率は2%で、プラス ゴールドの8%、10%とは異なります。
- ベーシックとの基本ポイント率の差0.5ポイントだけで年会費を回収するには、年間一般利用約110万円が目安です。
- 2024年4月1日以降に始める海外旅行の保険には、所定の旅行代金をカードで支払う等の利用条件があります。2026年4月の変更は引受保険会社です。
- 2027年の「ゴールド10%固定」はプラス ゴールド等の対象区分で、非プラスの本カードへ一律に当てはめられません。
条件の基準日
年会費、ポイント率、空港ラウンジ、旅行保険、2027年の変更予定は2026年9月4日時点です。
入会時の年会費優遇はキャンペーン条件が変わるため、恒常的な年会費5,500円と分けてください。
エムアイカード ゴールドの基本条件
本会員年会費は5,500円、家族会員は1名までで年会費1,100円です。
国際ブランドはVisaで、百貨店以外の基本ポイント率は1%、三越伊勢丹グループ百貨店の主なポイント率は2%です。
公式のカード一覧では、Webエムアイカード会員登録を行い、入会月の翌月末までに合計3万円以上利用すると初年度年会費が無料になる案内があります。
この入会条件はキャンペーンとして変更される可能性があるため、2年目以降の5,500円を回収できるかで保有判断をします。
| 項目 | エムアイカード ゴールド |
|---|---|
| 本会員年会費 | 5,500円 |
| 家族会員年会費 | 1,100円、1名まで |
| 国際ブランド | Visa |
| 基本ポイント率 | 1% |
| 海外利用のポイント率 | 1% |
| 百貨店の主なポイント率 | 2% |
| 旅行サービス | 対象空港ラウンジ、旅行傷害保険 |
カードの価値は旅行サービスを使うかで決まる
基本1%だけなら無料カードとの差を埋める利用額が大きいため、ラウンジや保険を使わない人は年会費無料カードも比較します。
プラス ゴールドとの違い
エムアイカード ゴールドとエムアイカード プラス ゴールドは、名前に「ゴールド」が付くだけで同じカードではありません。
年会費5,500円の本カードは基本還元と旅行向け、年会費11,000円のプラス ゴールドは三越伊勢丹グループ百貨店の高還元も持つ券種です。
| 比較項目 | ゴールド | プラス ゴールド |
|---|---|---|
| 本会員年会費 | 5,500円 | 11,000円 |
| 家族会員 | 1,100円、1名まで | 1名2,200円、4名まで |
| 国際ブランド | Visa | Visa、American Express |
| 基本ポイント率 | 1% | 1% |
| 百貨店の主なポイント率 | 2% | 8%、10% |
| 2026年度4,200円クーポン | なし | あり |
| 対象空港ラウンジ | 利用可 | 利用可 |
百貨店の高還元対象商品では、入会時の2%と8%で6ポイントの差があります。
年会費差5,500円をこの6ポイント差だけで埋める式は、5,500円÷6%=税抜約91,667円です。
したがって、高還元対象商品を年10万円前後以上買う人は、プラス ゴールドも比較する価値があります。
ただし、食品、飲食、一品3,000円未満の商品などは8%の対象にならないため、百貨店の総購入額でこの式を使えません。
プラス ゴールドの詳しい損益分岐は、エムアイカード プラス ゴールドの年会費回収条件で確認できます。
ラウンジと保険を確認
食品と少額品を除く
不要なら年会費5,500円を基準
百貨店を使わない場合、両券種の基本ポイント率は同じ1%なので、年会費と固有特典の差が中心になります。
基本1%で年会費を回収する利用額
年会費無料で基本0.5%のエムアイカード ベーシックと比べると、本カードの差は0.5ポイントです。
年会費5,500円を0.5ポイント差だけで回収する式は、5,500円÷0.5%=110万円です。
年間110万円を一般加盟店で使うと、1%なら11,000ポイント、0.5%なら5,500ポイントとなり、差額5,500ポイントで年会費と同額になります。
| 年間一般利用額 | ゴールド1% | 無料カード0.5% | ポイント差 |
|---|---|---|---|
| 50万円 | 5,000ポイント | 2,500ポイント | 2,500ポイント |
| 100万円 | 10,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
| 110万円 | 11,000ポイント | 5,500ポイント | 5,500ポイント |
| 150万円 | 15,000ポイント | 7,500ポイント | 7,500ポイント |
110万円は、ラウンジと保険の価値を0円とした場合の目安です。
年に数回ラウンジを使い、他の手段なら料金を払っていた人は、その回避できた支出を年会費から引けます。
一方、無料だから立ち寄っただけなら、ラウンジ料金の全額を節約額へ加えない方が現実的です。
百貨店利用ではベーシックとの率差がない
現行の主な百貨店ポイント率は、ベーシックも非プラスのゴールドも2%なので、百貨店購入だけでは年会費5,500円をポイント差で回収できません。
海外利用のポイント優遇は終了している
かつては、ゴールドカードを海外Visa加盟店で使うと国内より高いポイント率が設定されていました。
2024年2月6日利用分から海外ポイント率が変更され、ゴールドカードは1%となりました。
2026年9月4日時点では、国内一般利用も海外利用もポイント率は1%です。
海外で使うだけで還元率が上がるカードではないため、旅行先ではポイントより為替換算、海外事務手数料、現地通貨建て決済の選択を確認します。
- 利用前にカードの海外事務手数料と利用可能枠を確認します。
- 店舗で円建てと現地通貨建てを選べる場合は、店舗独自レートを避けるため現地通貨建てを基本にします。
- アプリやWeb明細で利用通知と換算額を確認します。
- 不正利用へ気づいたらカード裏面の窓口へ早く連絡します。
暗証番号や紛失時の備えは、Visa公式の海外旅行情報も出発前に確認できます。
年会費と空港ラウンジをまとめて比べる場合は、ゴールドカードの年会費を払う価値と選び方も参考になります。
海外旅行傷害保険の利用条件
海外旅行傷害保険は2024年4月1日以降に始める旅行から利用付帯となり、ゴールドカードで所定の旅行代金を支払う等の条件を満たすと補償対象になります。
2026年4月1日には引受保険会社が変更されましたが、公式案内では補償内容は同等です。利用付帯へ変わった日ではありません。
公式概要で示される傷害死亡・後遺障害の保険金額は最高3,000万円です。
最高額だけでなく、治療費用、救援者費用、携行品、賠償責任、免責、補償期間を確認します。
海外で実際に使う可能性が高いのは治療費用や賠償責任なので、死亡保険金の大きさだけでカードを選ばない方が合理的です。
| 出発前の確認 | 確認する理由 |
|---|---|
| 旅行開始日 | 適用される保険案内を特定するため |
| 旅行代金の支払い | 利用条件を満たす決済か確認するため |
| 本会員・家族会員 | 補償対象者とカードごとの条件を確認するため |
| 治療費用の限度額 | 海外の高額医療費へ備えられるか見るため |
| 事故受付窓口 | 現地で連絡できるよう控えるため |
カードを持つだけでは足りない
利用条件に該当しない旅行代金の支払いでは補償が始まらないため、出発後ではなく予約や移動費を払う前に保険案内を確認します。
空港ラウンジを年会費へどう評価するか
対象の国内主要空港と海外提携空港で、カードラウンジを利用できます。
利用できるラウンジ、営業時間、同伴者料金、到着時利用の可否は空港ごとに異なります。
年4回使う予定でも、利用する空港に対象ラウンジがなければ価値は生まれません。
搭乗便、利用ターミナル、保安検査前後の位置まで確認し、実際に立ち寄れる回数だけを見積もります。
百貨店高還元は不要
年会費5,500円で旅行特典
一般利用も1%
百貨店の対象購入が多い
8%以上を使いたい
クーポンも使える
ラウンジを使わない
旅行保険は別に加入
年間利用が110万円未満
2027年のポイント変更で注意すること
2027年2月から、三越伊勢丹グループ百貨店のポイントは、百貨店ポイントとカード決済へ後日付くクレジットポイントの2段階へ変わる予定です。
同時に案内された「ゴールドカードは合計10%固定」は、変更ページでプラス ゴールド等に付された区分の内容です。
非プラスのエムアイカード ゴールドは同ページで「ベーシック・その他カード」に分類されているため、本カードも10%になるとは読めません。
カード名のゴールドという語だけで将来のポイント率を決めず、適用券種一覧と券面を照合します。
2027年も旅行向けの比較軸を保つ
非プラスのゴールドは、百貨店10%を狙うカードではなく、基本1%と旅行サービスを5,500円で持つ価値があるかで判断します。
申し込む前と更新前の確認項目
- 一般加盟店で年間いくら使うかを集計します。
- 0.5%の無料カードとの差額ポイントを計算します。
- 対象空港ラウンジを実際に使う回数を数えます。
- 旅行保険の利用条件と不足する補償を確認します。
- 合計価値が年会費5,500円を超えるか比較します。
エムアイカード全体から選び直す人は、エムアイカード主要5券種の比較でベーシックやプラスも含めて確認してください。
よくある質問
エムアイカード ゴールドは三越や伊勢丹で10%ですか?
現行の主なポイント率は2%です。
8%、10%の百貨店高還元があるのはエムアイカード プラス ゴールドです。
海外で使うとポイントが増えますか?
2024年2月6日利用分から海外ポイント率は1%となり、2026年9月4日時点では国内一般利用と同じです。
以前の海外優遇を前提に申し込まないでください。
年間100万円使えば年会費を回収できますか?
基本0.5%の無料カードとのポイント差は5,000ポイントなので、ポイント差だけでは年会費5,500円へ500円届きません。
ラウンジや保険を500円以上の価値で使うなら、合計価値では回収できます。
旅行保険は自動付帯ですか?
2024年4月1日以降に開始する海外旅行では、所定の旅行代金をカードで支払う等の利用条件があります。2026年4月1日は引受保険会社の変更日です。
予約前に適用される保険案内を確認してください。
プラス ゴールドより得ですか?
百貨店の高還元が不要で、基本1%と旅行特典が目的なら、年会費が5,500円低い本カードを選びやすくなります。
高還元対象の百貨店購入が多い人は、率差とクーポンを含めてプラス ゴールドを比較します。
エムアイカード ゴールドを選ぶ基準
本カードは、海外でポイントが増えるカードでも、三越や伊勢丹で10%になるカードでもありません。
一般利用1%、対象空港ラウンジ、利用条件付き旅行保険を年会費5,500円で持つ商品です。
無料カードとの差だけなら年間110万円が回収目安なので、旅行特典を使わない人は無料カードを含めて比較します。
百貨店の高還元対象商品を年10万円前後以上買う人は、プラス ゴールドとの差額も計算してから決めると選び間違いを減らせます。
参考情報
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