STREAMはサービス終了。残金・還付金・年間取引報告書を確認する方法

以前使っていた株取引アプリ「STREAM(ストリーム)」を開こうとしたら使えない。残っていたお金や、確定申告に使う書類が気になる。サービス終了後に確認することは、STREAMだけを使っていたか、スマートプラスの別サービスも使っているかで異なります。
株取引アプリSTREAMは2024年10月31日に終了しました。今から口座を開いて取引するサービスではありません。一方、STREAMを主口座とし、スマートプラスの別サービスを副口座として継続利用している人には、還付金や年間取引報告書に関する別の取り扱いがあります。
この記事では、2026年9月8日時点で確認できる公式の終了特約と、2025年に追加された案内をもとに、残金・書類を確認する順番を整理します。
最初に、自分がどちらに当たるか確認する
口座は原則として閉鎖対象。登録した銀行への入金や、過去の移管・取引記録を確認。不明点は公式窓口へ。
還付金は原則として指定の副口座へ自動振替。年間取引報告書はSTREAMのお客様サポートWebで確認する案内。
ここでいう「副口座」は、スマートプラスが提供する別サービスの口座です。SBI証券や楽天証券など、他の証券会社に口座があるだけで、この取り扱いになるわけではありません。自分の主口座・副口座が分からなければ、利用中のサービス名を控えて問い合わせましょう。
STREAMだけを使っていた人:銀行の入金履歴と取引記録を照合
公式の終了特約では、2025年3月末時点の金銭残高は登録された出金先金融機関へ順次出金し、証券総合口座は原則2025年4月以降に閉鎖する取り扱いです。一般向けのお客様サポートWebも、2025年4月1日以降は利用できない旨が記載されています。
「アプリに入れないからお金を確認できない」と考える前に、次の順番で手元の記録を探すと、問い合わせを具体的にできます。
- 出金先に登録していた銀行を確認する。当時のメール、振込履歴、口座情報の控えを探します。
- 2025年春以降の入金を確認する。スマートプラスからと思われる入金の日時と金額を控えます。入金名義だけで判断しにくい場合は、銀行側の明細も確認します。
- 株式を移管したか、売却したかを確認する。移管先の保有・入庫履歴、売却報告書、終了前のメールを照合します。
- 確認できない点を絞って公式窓口へ相談する。「残高があったはず」だけでなく、最後に分かる日付・金額・銘柄を伝えられるようにします。
終了特約には、2024年11月1日時点の株式を原則として会社の指示で売却する取り扱いもあります。ただし、所定の期限までに移管を申し込んだ株式などは例外です。「全員の株が同じ日に必ず売られた」とは考えず、自分の記録で確認してください。
当時の移管受付や無料キャンペーンは、現在の手続き案内ではありません。今から同じ画面で移管・出金できると考えて、古い操作手順を繰り返すより、残金や書類の状況を公式窓口に確認する方が確実です。
主口座がSTREAMの人:還付金は指定の副口座へ
STREAMが主口座で、スマートプラスの別サービスを副口座として引き続き利用している人については、終了後もSTREAMが主口座として機能します。2025年11月4日以降の対象となる還付金などは、「還付金等受取口座」へ自動的に振り替えられる仕組みです。
| 確認したいこと | 公式案内の取り扱い |
|---|---|
| 還付金等受取口座はどこ? | 副口座のうち、原則として開設日が最も早い口座。受取口座は変更できない |
| どんなお金が入る? | 配当調整金や源泉徴収の還付等。STREAMに入金後、受取口座へ振替 |
| STREAMから自分で出金する? | この仕組みで振り替えられる現金は滞留しないため、STREAM側での出金手続きは不要 |
| 年間取引報告書は? | 対象者はSTREAMのお客様サポートWebから閲覧する案内 |
普段よく使う副口座と、最も早く開いた副口座が同じとは限りません。還付金が見つからないときは、現在使っているアプリだけでなく、受取口座に当たるサービスの入出金履歴を確認しましょう。
主副口座の関係や、閉鎖済み口座がある場合の自分の取り扱いは、公式窓口で確認してください。一般向けWebの終了日だけを見て、対象者の年間取引報告書も一律に閲覧できないと判断しないことが大切です。
年間取引報告書は、対象年と口座をそろえて確認
確定申告などで必要な書類が手元にない場合は、「特定口座年間取引報告書の何年分が必要か」をはっきりさせます。取引履歴の画面、銀行への入金額、配当のお知らせは、年間取引報告書そのものとは異なります。
- 保存済みのPDFや、書類の電子交付を知らせるメールを探す。
- 主口座STREAMと副口座を継続利用している場合は、公式案内にあるお客様サポートWebから対象年の書類を確認する。
- ログインできない、一般終了対象で書類がない場合は、対象年と書類名を伝えて取得方法を問い合わせる。
- 複数サービスの資料がある場合は、同じ取引や配当を二重に集計していないか確認する。
再発行の可否、費用、受け取りまでの日数は、状況によって確認が必要です。申告に使う予定があるなら、期限直前まで待たずに書類の有無を確かめておきましょう。
配当の確定申告は、還付額だけで決めると保険料などに影響する場合があります。書類がそろった後の判断は、配当金の申告方法と、損益通算・保険料の注意点も参考にしてください。
問い合わせ前に、このメモを用意すると話が進みやすい
- 以前使っていたサービス名と、現在も利用中のスマートプラスのサービス名
- 分かる範囲で口座の情報、登録メールアドレス、氏名変更・住所変更の有無
- 確認したい内容:残金、株式の処理、還付金、年間取引報告書など
- 最後に分かる残高・日付・銘柄、移管先や銀行への入金記録
- 必要な書類の名称と対象年
スマートプラスの公式案内にあるカスタマーサポートセンターは、固定電話から0120-102-115、携帯電話から050-1746-4939です。受付は平日8時30分〜17時30分、祝日・年末年始を除きます。携帯電話向け番号の通話料は利用者負担です。連絡前に公式の問い合わせページで最新の連絡先を確認してください。
口座情報をSNSの返信や公開掲示板に載せる必要はありません。パスワードや認証コードを第三者へ渡さず、本人確認書類などは正式な窓口から指定された方法で提出します。
STREAMはどんなサービスだった?
STREAMは、2018年から提供されていたスマートプラスの株取引アプリです。従来型の株式委託手数料の無料化、ダークプールを活用したSMART取引、投資家同士のコミュニティ機能などが特徴でした。
2024年の公式発表では、市場環境や競合他社の動向を踏まえてサービス終了を決めたと説明しています。STREAMの終了と、運営会社そのものの破綻は同じ意味ではありません。現在も別サービスを利用している人は、サービス名と口座の関係を分けて確認しましょう。
使わなくなった証券口座は、閉じる前に記録を残す
今回に限らず、使わなくなった証券口座を整理するときは、残高をゼロにするだけでなく、年間取引報告書・取引報告書・移管記録を保存し、銀行への入金まで確認しておくと後から困りにくくなります。
たとえば「証券会社名/2025年」のように年別の保存先を作り、申告に使った資料を同じ場所にまとめます。アプリを消す前に登録メールアドレスも確認しておくと、終了後の重要なお知らせを見落としにくくなります。
公式資料:主口座がSTREAMの利用者の還付金・書類の案内、サービス終了に関する特約(2025年11月4日改定)。利用者ごとの取り扱いは公式窓口へ確認してください。
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