マイナンバーカードを作るメリットとデメリット。マイナポイント終了後の使い道と申請方法

マイナポイントは終了しましたが、マイナンバーカードの使い道はむしろ増えています。
現在は、本人確認、マイナ保険証、コンビニ交付、e-Tax、スマートフォン搭載、公金受取口座など、日常の行政手続で使うカードになっています。
この記事では、2026年7月時点のメリット、デメリット、申請方法、作るべき人を整理します。
この記事の要点
- マイナポイントは終了済みですが、カードの実用面は健康保険証利用、電子申請、証明書取得で残っています。
- 2024年12月2日に現行の健康保険証の新規発行は停止され、マイナ保険証または資格確認書で受診する流れになっています。
- カードと電子証明書には有効期限があり、電子証明書は年齢にかかわらず発行から5回目の誕生日までです。
- 紛失時は一時利用停止が必要で、暗証番号管理も避けられません。
- 申請はオンライン、郵送、証明写真機、特急発行の方法があります。
マイナポイント終了後の主な使い道
マイナポイントが終わったことで、カードを作る理由はポイント目的から実用目的に変わりました。
| 使い道 | できること | 向いている人 |
|---|---|---|
| 本人確認書類 | 顔写真付き身分証として使う | 運転免許証を持たない人 |
| マイナ保険証 | 医療機関や薬局で健康保険証として使う | 通院や薬局利用がある人 |
| コンビニ交付 | 住民票の写し、印鑑登録証明書などを取得する | 平日に役所へ行きにくい人 |
| e-Tax | 確定申告や各種税務手続に使う | 会社員の還付申告や個人事業主 |
| マイナポータル | 行政手続や公金受取口座の登録に使う | 給付金や年金、子育て手続きを使う人 |
| スマートフォン搭載 | 対応端末でカード機能を使う | カードを持ち歩く機会を減らしたい人 |
ポイントがないから不要と決めるより、役所へ行く回数や確定申告の有無で考えるほうが実用的です。
制度全体の違いは、次の記事で整理しています。
メリット
マイナンバーカードのメリットは、行政手続と本人確認を短くできる点です。
- 顔写真付き本人確認書類として使える。
- コンビニ交付に対応している自治体なら、住民票などを取得しやすい。
- e-Taxやマイナポータルでオンライン手続をしやすい。
- マイナ保険証として登録すれば、医療機関や薬局で保険資格確認に使える。
- 公金受取口座を登録すれば、給付金や還付金の受取手続が簡単になりやすい。
- 対応端末では、スマートフォンのマイナンバーカード機能を使える。
デジタル庁は、スマートフォンのマイナンバーカードについて、iPhoneやAndroid端末にカード機能を追加して利用できるサービスと説明しています。
デメリットと注意点
マイナンバーカードのデメリットは、作った後の管理が必要になることです。
| 注意点 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|
| 暗証番号 | 複数の暗証番号を管理する | 忘れない方法で安全に保管する |
| 有効期限 | カードと電子証明書で期限が違う | 更新通知を放置しない |
| 紛失 | カード機能の一時停止が必要 | 紛失時の連絡先を控える |
| 対応状況 | 医療機関や自治体サービスで使い勝手に差がある | 使う場面を想定しておく |
| ポイント目的 | マイナポイントは終了済み | ポイントではなく手続短縮で判断する |
デジタル庁の説明では、カード発行時に18歳以上ならカードの有効期限は発行から10回目の誕生日まで、18歳未満なら5回目の誕生日までです。
電子証明書は年齢にかかわらず、発行から5回目の誕生日までです。
マイナ保険証と資格確認書
デジタル庁のQ&Aでは、2024年12月2日に現行の健康保険証の新規発行が停止され、手元の保険証は有効期限まで、最長2025年12月1日まで使えると説明されています。
現在は、マイナ保険証の登録をしている人はカードで受診し、カードを持たない人や登録していない人は資格確認書で受診できます。
マイナンバーカードを作っただけでは、健康保険証として自動的に使えるわけではありません。
健康保険証利用の登録を行うことで、マイナ保険証として使えるようになります。
安全性
デジタル庁は、マイナンバーカードのICチップには病歴、口座番号、税や年金などのプライバシー性の高い情報は記録されていないと説明しています。
マイナンバーを見られただけで、税や年金などの個人情報が直ちに盗まれるわけではありません。
ただし、カードそのもの、暗証番号、スマートフォン搭載機能を雑に扱ってよいという意味ではありません。
紛失や盗難時は、マイナンバー総合フリーダイヤルで一時利用停止を行います。
申請方法
マイナンバーカード総合サイトでは、申請方法としてオンライン申請、郵送、まちなかの証明写真機、特急発行と交付制度が案内されています。
| 申請方法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| オンライン申請 | スマホやパソコンで手続したい人 | 交付申請書のQRコードや申請書IDを使う |
| 郵送申請 | 紙で手続したい人 | 顔写真を貼って郵送する |
| 証明写真機 | 写真撮影と申請をまとめたい人 | 対応機種である必要がある |
| 特急発行 | 乳児、紛失、国外転入など急ぎの事情がある人 | 対象者と条件が限られる |
通常の新規申請では、申請後に自治体から交付通知書が届き、本人が受け取りに行く流れになります。
作ったほうがよい人
- 運転免許証を持っておらず、顔写真付き本人確認書類が必要な人。
- 確定申告、医療費控除、ふるさと納税のワンストップ以外の手続きを使う人。
- 住民票や印鑑登録証明書を取得する機会がある人。
- 通院や薬局利用があり、マイナ保険証を使う予定がある人。
- 給付金や還付金の受取手続きを簡単にしたい人。
反対に、すぐ使う予定がなく、暗証番号管理や更新手続を避けたい人は、必要になった時点で申請する考え方もあります。
ただし、本人確認書類として必要になってから申請すると、受け取りまでに時間がかかります。
参照した情報と確認日
この記事は、2026年7月5日に次の情報を確認して更新しています。
- デジタル庁「マイナンバーカードとは」
- デジタル庁「健康保険証利用に関する質問」
- デジタル庁「有効期限と更新」
- デジタル庁「マイナンバーカードの安全性」
- マイナンバーカード総合サイト「申請と受取方法」
次に読むと役立つ記事
マイナンバー制度そのものを整理したい人はこちらです。
確定申告でカードを使う流れを確認したい人はこちらです。
医療費控除を使う可能性がある人はこちらです。
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