クリックポストの使い方と料金。追跡、到着日数、2026年10月からの値上げを解説
クリックポストは、ネットで運賃を支払い、自宅やコンビニで印刷した宛名ラベルを貼って、小型の荷物をポストから送れる日本郵便の配送サービスです。
フリマアプリ、ネットオークション、小型商品の発送では使いやすい一方で、2026年10月1日から運賃が185円から240円に改定される予定です。
この記事では、クリックポストの使い方、サイズ、料金、追跡、到着日数、送れないもの、スマートレターやレターパックとの使い分けを整理します。
この記事の要点
- クリックポストの運賃は、2026年9月30日まで185円、2026年10月1日から240円に改定予定です。
- 送れる荷物は、長さ14cmから34cm、幅9cmから25cm、厚さ3cm以内、重量1kg以内です。
- Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントでログインし、Yahoo!ウォレットまたはAmazon Payで支払います。
- 追跡はできますが、配送事故時の内容品の損害賠償はありません。
- 信書、現金、貴金属などの貴重品、危険物は送れません。
2026年10月から変わる料金
クリックポスト専用サイトでは、2026年7月3日付で運賃改定と引受条件変更の告知が出ています。
告知で確認できる運賃は、2026年10月1日から全国一律240円です。
2026年9月30日までの185円と比べると55円の値上げなので、厚さ2cm以内で追跡が不要な荷物ならスマートレター、信書を送りたい場合や補償を付けたい場合は別サービスも候補に入ります。
| 期間 | クリックポスト運賃 | 考え方 |
|---|---|---|
| 2026年9月30日まで | 185円 | 小型荷物を追跡付きで送る低コストな選択肢です。 |
| 2026年10月1日から | 240円 | 追跡と3cm厚の利便性は残りますが、スマートレターやレターパックとの比較が必要です。 |
同じ告知では引受条件の変更も予告されています。
2026年7月6日時点で確認できる主な条件は、長さ、幅、厚さ、重量、送れないもの、支払方法です。
クリックポストで送れるサイズと重さ
クリックポストで送れる荷物は、小型で薄い荷物に限られます。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 長さ | 14cmから34cm |
| 幅 | 9cmから25cm |
| 厚さ | 3cm以内 |
| 重量 | 1kg以内 |
衣料品、薄い雑貨、書籍、CD、DVD、スマホケースなどは相性がよい荷物です。
一方で、厚さ3cmを少しでも超える荷物は対象外になりやすく、ポスト投函後に返送されると発送が遅れます。
梱包材を含めて3cm以内に収まるかを測り、膨らみやすい衣類は圧縮袋や薄型封筒を使うと失敗しにくくなります。
クリックポストで送れないもの
クリックポストでは、信書、現金、貴金属などの貴重品、危険物を送れません。
信書は、請求書、納品書、契約書、手紙のように特定の受取人に対して意思や事実を伝える文書を指します。
ただし、日本郵便の説明では、内容物に関する無封の添え状や送り状であれば同封できます。
高額品や壊れやすい品物も、クリックポスト向きではありません。
配送途中の事故があっても内容品の損害賠償はないため、補償を付けたい荷物は書留、ゆうパック、宅急便を使います。
クリックポストの使い方
クリックポストは、郵便局の窓口でラベルを書いて出すサービスではありません。
専用サイトで宛名ラベルを作り、運賃をオンライン決済し、印刷したラベルを荷物に貼って差し出します。
- クリックポスト専用サイトにYahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントでログインする。
- 初回のみ利用者情報を登録する。
- 届け先、品名、発送元などの荷物情報を入力する。
- Yahoo!ウォレットまたはAmazon Payで運賃の支払い手続きをする。
- A4普通紙などに宛名ラベルを印刷する。
- ラベルを荷物へ貼り、郵便ポストまたは郵便窓口から差し出す。
支払い方法は、Yahoo!ウォレットまたはAmazon Payのクレジットカード払いです。
ラベルの手書きが不要で、追跡番号もラベルごとに付くため、同じような小型荷物を複数発送する人ほど使いやすくなります。
到着日数と追跡の見方
クリックポストの配達日数は、概ね差出日の翌日から翌々日です。
遠方、離島などの一部地域、差出時刻が遅い場合は数日かかることがあります。
追跡番号はラベルに表示され、差し出し後に日本郵便の追跡サービスで配送状況を確認できます。
ポストに投函した直後は追跡情報が反映されないことがあるため、集荷後から翌日にかけて反映される流れで考えると落ち着いて確認できます。
ほかの郵便サービスとの使い分け
2026年10月以降は、クリックポストを常に最安と考えるより、荷物の厚さ、信書の有無、追跡の必要性で選びます。
| サービス | 料金 | 主な条件 | 向いている荷物 |
|---|---|---|---|
| クリックポスト | 185円から240円 | 34cm×25cm、厚さ3cm以内、1kg以内、追跡あり、信書不可 | フリマ商品、薄い雑貨、書籍、CD、DVD |
| スマートレター | 210円 | A5、厚さ2cm以内、1kg以内、追跡なし、信書可 | 追跡が不要な小さな書類や薄い荷物 |
| レターパックライト | 430円 | A4、厚さ3cm以内、4kg以内、追跡あり、信書可 | 信書や重めの書類、追跡したい荷物 |
| レターパックプラス | 600円 | A4、4kg以内、対面配達、追跡あり、信書可 | 厚みがある書類、受領確認がほしい荷物 |
| 定形外郵便(規格内) | 140円から750円 | 34cm×25cm、厚さ3cm以内、1kg以内、通常は追跡なし | 軽い荷物で追跡が不要な場合 |
厚さ3cm以内で追跡が必要なら、値上げ後もクリックポストは使いやすい選択肢です。
A5サイズ、厚さ2cm以内で追跡が不要なら、スマートレターのほうが安く済む場合があります。
信書を送るなら、クリックポストではなく、普通郵便、スマートレター、レターパックを使います。
クリックポストをお得に使うコツ
厚さ3cmを守れる梱包材を使う
クリックポストの失敗で多いのは、商品自体ではなく梱包後の厚さが3cmを超えることです。
薄型の段ボールケースやクッション封筒を使い、封をした状態で厚みを測ります。
追跡が必要な荷物だけクリックポストに寄せる
240円への改定後は、追跡が不要な荷物までクリックポストに寄せる必要はありません。
小さくて薄い書類ならスマートレター、軽い荷物で追跡が不要なら定形外郵便、信書や重い書類ならレターパックと使い分けます。
高額品は補償付きの方法を使う
クリックポストには内容品の補償がありません。
高額な商品、壊れやすい商品、受領印を残したい商品は、書留、ゆうパック、宅急便を選びます。
次に読むと役立つ記事
郵便料金や切手代の全体像は、次の記事で整理しています。
定形外郵便の規格内、規格外の違いを確認したい場合はこちらです。
レターパックを安く買いたい人は、購入方法と使い分けも確認しておくと送料を下げやすくなります。
宅配便と郵便サービスをまとめて比較したい場合はこちらです。
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