象印マホービン(7965)の株主優待。長期割引とWeb申込、購入前の比較方法

象印マホービン(7965)の株主優待は、対象の家電などを優待価格で購入し、保有株数に応じた特別割引も受けられる制度です。
毎年11月20日に100株以上を保有する株主が対象で、購入代金の支払いが必要です。
2026年11月20日基準分から、申込方法がWebへ変わり、3年以上の継続保有に応じた割引区分が加わります。
家電の買い替え予定がある人は、特別割引だけで判断せず、同じ型番を一般の販売店で買う場合の送料込み価格まで比べると選びやすくなります。

優待価格に加えて適用される特別割引
特別割引は、購入金額の合計から差し引く金額です。
商品1点ごとにもらえる金券ではありません。
2026年11月20日基準分からの割引額は次のとおりです。
| 保有株数 | 3年未満 | 3年以上 |
|---|---|---|
| 100~499株 | 1,000円 | 1,500円 |
| 500~999株 | 2,000円 | 3,000円 |
| 1,000株以上 | 4,000円 | 6,000円 |
100株の区分では、長期保有による上乗せは500円です。
500株の区分では1,000円、1,000株の区分では2,000円の上乗せになります。
割引を増やすために株数を増やす場合は、追加の購入資金と値下がりのリスクも比べる必要があります。
3年以上の判定は同じ株主番号で7回連続
長期区分は、5月20日と11月20日の株主名簿に、同一株主番号で7回以上連続して記録されていることが条件です。
年2回の記録を数えるため、7回目までの間隔が3年になります。
初回の2026年11月分では、2023年11月20日から2026年11月20日までの記録で判定します。
全部売ってから買い直した場合や、相続で名義人が変わった場合など、同じ株主番号での連続記録が途切れると要件を満たせません。
割引額に使う保有株数は、直近の11月20日時点で判定します。
継続保有年数の記録と、割引区分を決める基準日の株数は、それぞれ分けて確認してください。
2026年秋から新しく保有する人は、その年の3年以上の区分には入りません。
長期の条件を満たしていなくても、100株以上なら3年未満の基本区分の対象になります。
2026年の取得日程と翌年2月のWeb申込
2026年11月20日(金)の基準日に向けた通常の取引所売買では、2026年11月18日(水)が権利付き最終日です。
その日までに100株以上の買い注文が成立し、基準日に必要な権利を保有することが前提です。
11月末基準の銘柄と日程が異なります。
案内の発送は毎年2月です。
2026年11月基準分は、翌2027年2月の案内で優待販売サイトの概要と操作方法が届く流れになります。
対象商品を選び、案内に書かれた受付期限までにWeb申込を完了してください。
- 優待販売サイトにログインし、欲しい型番が対象商品にあるか確認する。
- 自身の特別割引額と送料を含め、支払総額を計算する。
- 同じ型番の市販価格と比較し、購入する場合だけ期限内に申し込む。
送料込みの支払額を市販価格と比べる方法
優待価格が一般の販売店より安いとは限りません。
対象商品を買う場合の支払額と、同じ型番を市販で買う場合の支払額をそろえて比べます。
次の式は、対象商品の合計が特別割引額を上回る場合の計算方法です。
優待での支払総額=対象商品の優待価格の合計-特別割引額+送料などの追加費用。
市販での支払総額=同じ型番の販売価格-利用できる値引き+送料などの追加費用。
例えば、優待価格の合計を12,000円、送料を0円、市販の送料込み価格を10,800円と仮定します。
これは計算方法を示す例で、実際の販売価格や送料無料を示すものではありません。
| 100株の区分 | 優待で支払う額 | 市販との差 |
|---|---|---|
| 3年未満 | 11,000円 | 200円高い |
| 3年以上 | 10,500円 | 300円安い |
この例では、通常区分なら市販の方が安く、長期区分なら優待の方が安くなります。
送料が別にかかれば、その分も表の支払額へ加えます。
欲しい商品が対象外だったり、市販の方が安かったりするなら、優待を使うためだけに購入する必要はありません。
比較では、型番、付属品、保証条件もそろえましょう。
ポイントは実際に使える価値が人によって違うため、まず支払総額を比べ、ポイント分は別に見ると判断がぶれにくくなります。

家電の買い替え予定と株価変動の考え方
すでに象印株を持ち、案内に買い替えたい商品がある人は、優待価格を比較候補に加えられます。
購入予定がない人や、市販の方が安い商品を選ぶ人には、割引額がそのまま家計の利益になるわけではありません。
株式を新しく買う場合は、家電の購入代金とは別に投資資金も必要です。
例えば100株で株価が1株100円下がれば、評価額の減少は100株×100円=1万円です。
優待の1,000円引きや長期の500円上乗せだけで、こうした値下がりを取り戻せるとは限りません。
申込と長期保有についてよくある疑問
100株あれば商品が無料で届きますか?
購入が必要な優待販売です。
優待価格と特別割引を適用したうえで、送料なども含めた代金を支払います。
3年間持たないと優待を使えませんか?
100株以上なら、3年未満の区分でも対象になります。
3年以上の区分は、同じ株主番号での連続記録などを満たした人の追加割引です。
制度の確認日:2026年10月27日。
2026年10月2日公表の優待変更資料に基づきます。
制度と銘柄情報の参考資料
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