マネーフォワードMEの無料版と有料版を比較。料金と家計管理の始め方【2026年】

マネーフォワードMEは、銀行やクレジットカードなどの情報をまとめ、家計と資産を確認できる家計簿アプリです。 手入力だけで家計簿を続けるのが難しい人には、支出を集める作業を減らせるのが便利なところです。
ただし、無料版には連携先の数や過去データの閲覧に制限があります。 この記事では2026年10月時点の条件をもとに、無料版で始める方法、有料版の選び方、連携で間違えやすいことを整理します。
マネーフォワードMEでできること
対応する銀行、カード、証券会社などを連携すると、残高や取引情報をまとめて確認できます。 現金の支出など自動で取得されない分は、手入力やレシート入力で補います。
便利なのは、別々のサービスを開かなくても家計の全体像を見やすくなることです。 一方、連携先の更新が止まったり、分類が意図と違ったりすることもあります。 集計結果をそのまま信じるのではなく、最終更新日時と大きな支出を確認する使い方が向いています。
無料版と有料版の違い
| 比較する項目 | 無料版 | スタンダードコース |
|---|---|---|
| 金融関連サービスの連携数 | 4件まで。 | 数の制限なし。 |
| 過去データの閲覧 | 過去1年分。 | 閲覧期間の制限なし。 |
| 連携先の一括更新 | 利用できない。 | 利用できる。一部対象外あり。 |
| 家計簿データのCSV出力 | 利用できない。 | 利用できる。 |
| 資産を分けて見るグループ | 1グループ。 | 制限なし。 |
無料版の「4件」は、毎月の支出を集める主要サービスを選ぶと使いやすくなります。 例えば、給与を受け取る銀行、生活費を払う銀行、主なカード2枚という組み合わせです。 使っていない口座まで最初から全部登録する必要はありません。
無料版で確認できるのは、実際に取得済みのデータです。 有料に変えれば、連携前の取引が何年分でも必ず復元されるという意味ではありません。 金融機関側の取得可能期間や、すでに削除したデータは別の問題です。
料金はWeb申込みとアプリ内課金で違う
スタンダードコースの料金は、申し込む場所で異なります。 料金はすべて税込で、2026年10月5日に公式案内を確認しました。
| 申し込み方法 | 月額 | 年額 | 月払いを12カ月続けた場合との差 |
|---|---|---|---|
| Webのクレジットカード決済 | 540円 | 5,940円 | 年払いが540円少ない。 |
| App Store、Google Playのアプリ内課金 | 590円 | 6,490円 | 年払いが590円少ない。 |
Webの年額とアプリ内課金の年額には、550円の差があります。 1年間使うことが決まっているなら料金を比べる価値がありますが、まだ使い方を試している段階なら、先に無料版で連携や分類を確認するほうが納得して選べます。
投資資産の分析を重視する人向けには、アドバンスコースもあります。 こちらは月額980円、年額10,700円で、配当や資産配分などの確認機能が加わります。 日々の生活費を管理したいだけなら、必要な機能を確認してから選びましょう。
有料版にする価値がある人
無料版から始め、支出の確認が続くか試す。
スタンダードの連携数と過去データ閲覧が役立つ。
アドバンスの機能が、自分の見たい分析に合うか確認する。
有料版の価値は、登録できる口座の数だけではありません。 前年と今年の家計を比べる、CSVで記録を残す、複数口座の確認をまとめるといった使い方をする人は、費用を払う理由がはっきりします。
Webのスタンダード年額5,940円は、月当たり495円です。 年間でその費用以上の支出を見直せるか、確認作業の負担を減らせるかを考えると判断しやすくなります。 契約しただけで節約できるわけではないため、使う機能と確認する曜日を決めておくのがコツです。
家計簿を続けやすくする始め方
- 家計の支払いが集まる銀行とカードを優先して連携する。
- 現金で払った大きな支出だけでも、その日のうちに補う。
- 週に一度、未分類の支出と連携先の更新日時を確認する。
- 月末に固定費と使い過ぎた項目を一つずつ見直す。
最初から費目を細かく分け過ぎると、分類の修正が負担になります。 まずは住宅費、通信費、食費、自由に使うお金など、判断に使える大きさで把握しましょう。
家計簿が続かなかった経験がある人は、入力を増やす前に、自分がつまずいた理由と記録する範囲を整理するのもおすすめです。
カードの請求と銀行の引落しを二度数えない
カードで買った商品の支出と、そのカード代金を銀行から支払った取引は、同じ支払いの別の段階です。 両方が家計の支出になっていると、使った額を多く見積もってしまいます。 銀行からカードへの支払いが適切な振替として扱われているか確認します。
銀行間の資金移動や、証券口座への入金も同じです。 家計の支出ではなく、自分の資金の移動なら、収支と資産残高を分けて見ましょう。
入力を集めたあとの「わが家の収支に問題があるか」は、家計診断の記事と合わせて確認できます。
安全性は連携方式ごとに確認する
MEの公式説明では、API連携は金融機関側の画面で認証し、ME側ではその認証情報を保持しません。 一方、スクレイピング方式では、自動取得に必要なログイン情報を暗号化して保持します。 すべての連携が同じ仕組みではないため、連携時の説明を確認することが大切です。
公式アプリや公式サイトから設定し、許可する情報と連携先を確認します。 不要になった連携は見直し、スマホ自体のロックやアカウントの管理も合わせて行いましょう。 便利さと安全性は「絶対に安全」という一言で判断するものではありません。
証券口座のパスキー設定後に更新が止まったら
証券会社のパスキー導入に伴い、家計簿への連携が変わるケースがあります。 MEで対応する会社と未対応の会社があるため、証券会社名だけで一律に判断できません。
みずほ証券は2026年8月24日からAPI連携に対応し、パスキー設定後も連携できますが、以前の連携をやり直す必要があります。 再開後は、停止中に手入力した資産が二重計上されていないかも確認してください。
アプリごとの対応の違いと、再連携後の二重計上を防ぐ順番は、次の記事で詳しく整理しています。
家計簿の更新のためだけに、証券口座の認証を弱めないようにしましょう。 公式の対応状況と再連携方法を確認し、未対応なら証券会社側で残高を確認できます。 口座の削除は過去データが失われるおそれがあるため、単なる更新エラーの対処として急がないでください。
申し込み前によくある疑問
無料版の連携数は10件?
2026年10月時点では4件です。 過去の記事にある10件という説明を前提に選ばないようにしてください。
年払いなら必ず得?
12カ月使い続ける場合は月払いより少ない金額です。 短期間で使わなくなる可能性があるなら、年間の支出を先に負担する点も考えて選びます。
有料版にすればすべての口座が自動連携する?
連携数の制限がなくなることと、すべての金融機関に対応することは別です。 使いたいサービスの対応状況や認証方式を確認してください。
料金と機能は2026年10月5日に確認しました。 申し込み時は公式の支払方法、料金、機能の最新案内を確認してください。
データ使用量に応じて料金が決まり、使いすぎた月でも上限が見えやすいのが強み。申し込み前に、専用ページ経由の特典を確認しておきましょう。
- 毎月のスマホ代を見直したい
- データ利用量が月によって変わる
- 楽天ポイントも活用したい
- 専用ページ経由で申し込む
- キャンペーン条件を確認する
- MNPの手続き期限に注意する
公式ページで条件を確認してから、そのまま申し込みできます。
