パスキー設定後に家計簿が更新されない?証券口座の再連携と二重計上の防ぎ方

証券口座のパスキーを設定してから、家計簿アプリの資産残高が更新されない。 そんなときは、ログインの安全性を下げる前に、使っている家計簿アプリと証券会社の組み合わせを確認しましょう。
同じ証券会社でも、アプリによって連携方式や対応状況が違います。 さらに、対応が始まったあとも、以前の連携をやり直す必要がある場合があります。 この記事では、更新停止の切り分けと、再連携後の二重計上を避ける手順を整理します。
先に確認するのは、残高の更新日時です。 家計簿に数字が表示されていても、それが現在の残高とは限りません。 証券会社の公式サイトや公式アプリで現在残高を確認し、家計簿側の最終更新日時と照合します。
パスキーを設定すると、すべての家計簿が使えなくなる?
一律には判断できません。 家計簿アプリが証券会社のデータを取得する方法と、対応の進み具合によって変わります。
例えば、マネーフォワードMEは2026年8月24日から「みずほ証券(ネット倶楽部)」のAPI連携に対応しました。 パスキーを設定した状態で情報を取得できますが、以前から連携していた人も再連携が必要です。 一方、楽天銀行のマネーサポートは、9月30日更新の案内で、みずほ証券と東海東京証券について、パスキー設定後に連携できない状況を案内しています。
| 2026年10月5日時点の確認例 | 確認できること | 利用者がすること |
|---|---|---|
| MEとみずほ証券 | API連携でパスキー設定後も取得可能。 | 「みずほ証券(ネット倶楽部)」の案内に沿って再連携する。 |
| 楽天銀行マネーサポートとみずほ証券 | 公式案内ではパスキー設定後の連携が停止。 | 対応状況の更新を確認し、残高は証券会社側で確認する。 |
| 東海東京証券 | MEとマネーサポートの確認した案内では、パスキー設定時の連携に制約がある。 | 自分のサービスの最新案内を確認する。 |
| 上記以外の組み合わせ | この表だけでは対応を判断できない。 | 家計簿アプリ側の対応一覧と、証券会社側の連携案内を確認する。 |
「みずほ証券は連携できない」という古い説明だけでは、現在のMEの状況を判断できません。 調べるときは、証券会社名だけでなく、家計簿アプリ名と案内の更新日もセットで確認するのがコツです。
残高が更新されないときの切り分け方
証券会社のログイン、端末変更、本人確認の問題を先に解決する。
家計簿側の更新日時、エラー内容、対応一覧を確認する。
手入力した資産と、自動取得した資産が重複していないか照合する。
まずは証券会社へ通常どおりログインできるかを確認します。 公式サイトにも入れない場合は、家計簿の問題だけを調べても解決しません。 機種変更後にログインできなくなった人は、パスキーの保存先や新端末での確認が先です。
家計簿だけが更新されない場合は、最終更新日時とエラー表示を控え、公式の対応状況を確認します。 「パスキー対応済み」でも、連携先の名称変更や再認証が必要な場合があります。 障害対応中なら、何度も登録し直して口座を増やすより、案内された対処を待つほうが混乱を避けられます。
みずほ証券をMEで再連携するときの順番
MEの公式案内では、API方式への変更に伴い、すべての利用者に再連携が必要とされています。 再連携の前に、停止期間中に手入力した資産があるかを確認しておきましょう。
現在残高と手入力資産を控え、公式の対応を確認。
みずほ証券(ネット倶楽部)の取得結果を確認。
同じ資産の手入力残高を0円にし、履歴を残す。
連携できない間に、例えば100万円の投資信託を手入力していたとします。 再連携後に同じ100万円が自動取得されると、家計簿上では200万円に見えることがあります。 資産が増えたのではなく、同じ資産を二度数えている状態です。
重複解消のために、口座を安易に削除しないでください。 MEの公式案内は、手入力した同じ資産の残高をWeb版の「変更」から0円にする方法を案内しています。 口座を削除すると過去のデータも削除され、復元できなくなるためです。 自動取得が成功し、同じ資産だと確認できてから残高を調整します。
手入力資産が別の証券会社のものだったり、自動取得の対象外だったりする場合は、まとめて0円にしてはいけません。 口座名、商品名、残高を照合し、重複している分だけを対象にします。
対応待ちの間も、家計判断を止めない方法
自動更新が止まっていても、現金の残高やカード請求まで全部が使えなくなるとは限りません。 更新できている銀行やカードと、更新できない証券口座を分けて扱います。
- 今月使えるお金は、銀行口座とカードの確定請求で確認する。
- 投資資産は、証券会社側の評価額と確認日をメモする。
- 手入力で補うなら、自動連携再開時に調整する対象だと分かる名称にする。
- 総資産の増減を比較するときは、更新日のずれと重複残高を先に除く。
家計簿アプリは便利ですが、古い評価額を現在の資産だと思って使い過ぎてしまうと本末転倒です。 日々の生活費と、すぐ使わない投資資産を分けて管理すると、連携障害の影響を小さくできます。
MEの無料版と有料版の違い、連携先を選ぶ考え方は次の記事で整理しています。
家計の余裕があるかは、投資資産の見かけの増減だけでなく、毎月の収支や支払い予定も合わせて確認しましょう。
連携トラブルでよくある疑問
パスキーを解除すればよい?
家計簿の更新だけを理由に、証券口座の認証を弱める判断は避けましょう。 対応するAPI連携や再認証があるかを先に確認し、未対応なら公式サイトで残高を確認する方法を選べます。
対応一覧に載っていない会社は絶対に連携できない?
掲載がないことだけでは断定できません。 会社名やサービス名の違いもあるため、個別の連携案内やサポートで確認します。
再連携したら過去の手入力資産は消す?
削除する前に、履歴が失われるかを確認してください。 MEのみずほ証券の案内では、重複する手入力資産の残高を0円にして過去データを残す方法が示されています。
対応状況は2026年10月5日に確認しました。 連携可否と操作方法は変わるため、自分が使うアプリの最新案内を確認してください。
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