V NEOBANKの還元対象とサービス移行日の確認

V NEOBANKを使っている人は、デビットカードの支払い先と、銀行サービスの移行日を分けて確認しましょう。
2026年11月からのポイント改定と、2027年春のNEOBANK CASHへの移行では、変わる項目も適用日も異なります。

先に確認すること

  • 現在のデビット還元は、月間合計1,000円以上の利用が条件で、対象利用額の1.25%。他社決済へのチャージなどは対象外です。
  • 11月のデビット改定は、買った日ではなく、銀行に売上確定データが到着した日が基準です。
  • 名称変更は2027年3月29日。特典ポイントの切替えは3月1日、無料回数の変更は4月1日です。

以下は2026年11月3日時点の案内です。
2027年の変更は発表済みの予定であり、現在の特典としては利用できません。

V NEOBANKと通常のスマートプログラムの違い

V NEOBANKは、ドコモSMTBネット銀行のVポイント支店を使う提携銀行サービスです。
同じ銀行でも、通常のスマートプログラムにあるランクやデビット還元率を、そのままV NEOBANKへ当てはめることはできません。

V NEOBANKデビット+(Mastercard)で、Vポイントを貯める対象のカードを使っているか、アプリの券種と口座の支店を先に確認してください。
2025年3月3日まで募集していた旧デザインのV NEOBANKデビットは、ポイントが貯まらないと案内されています。
Vポイントの受取りには、Vポイント支店の口座開設申込時に行うVポイント利用手続きも必要です。

11月から変わったポイント条件

項目 改定後の内容と適用基準
デビット利用 月間合計1,000円以上の利用で、対象利用額の1.25%。2026年11月1日以降に到着した売上確定データから適用
他行からの振込入金 1回1万円以上につき10ポイント、月25件まで(最大250ポイント)。11月1日入金分から適用
円普通預金残高の特典 従来の条件付き50ポイントは、11月末の残高から特典メニューから削除

振込入金は、同じ銀行の提携NEOBANK支店、三井住友信託銀行からの振込、定額自動入金、Money Tap、ことら送金などが対象外です。
給与、賞与、年金として表示される入金も、この振込入金特典とは別の扱いです。

特典のために振込回数を増やす場合も、送金側の手数料と資金が必要な日を先に確認します。
10ポイントを得るためにそれ以上の手数料を払うと、手元のお金を減らしてしまいます。

デビットのポイントが付かない支払い先

  • 電子マネー、コード決済、交通系IC、自治体PAYなどを含む他社決済サービスへのチャージ
  • 鉄道の乗車券、特急券、定期券
  • 電気、ガス、水道、NHK受信料などの公共料金
  • NTT東日本、NTT西日本のサービス料金
  • 各種税金、国民年金、国民健康保険料など政府や自治体への支払い、国家資格の検定料、宝くじなど
  • 病院、診療所
  • 各種非営利団体への会費や寄付など

これらは「還元率が1.25%へ下がる」だけでなく、今回の改定ではポイント付与の対象外になる支払いです。
すべての引落額へ一律に1.25%を掛けると、受取ポイントを多く見積もってしまいます。

支払日と売上確定データの到着日は別

デビットの引落しは、店から届く利用データをもとに行われます。
ポイントの計算対象となる金額は、その後に届く売上確定データの金額です。
10月中に買っていても、売上確定データが11月1日以降に到着すれば、改定後の条件になります。

取消しや金額変更のデータにより、ポイントが調整されることもあります。
利用日だけで還元率や対象月を決めず、確定した明細とポイント履歴を照合しましょう。

対象カード、支払い先と売上確定日、ポイント計算の順に確認する手順

買い物3万円とチャージ2万円をした月の計算例

対象カードを使い、同じ計算対象月に次の売上確定データが到着した仮の例です。
取消しや他の利用はないものとします。

支払い 改定後の試算
対象となる通常の買い物30,000円 30,000円×1.25%=
375ポイント
他社決済サービスへのチャージ20,000円 ポイント付与対象外のため0ポイント
合計引落額50,000円 受取ポイントは375ポイント

50,000円すべてが対象と考えた625ポイントとは、250ポイントの差があります。
この例では対象の買い物だけで1,000円以上の利用条件も満たしています。
1ポイント未満は切り捨てです。

対象の買い物30,000円について、旧1.5%なら450ポイント、新1.25%なら375ポイントなので、率だけによる差は75ポイントです。
「率の引下げ」と「対象外への変更」を分けて考えると、どの支払い方法を見直すべきか判断しやすくなります。

NEOBANK CASHへの移行日は三つに分かれる

日付 利用者が確認すること
2027年3月1日 対象取引の特典が、VポイントからNEOBANK CASHポイントへ切替え
2027年3月29日 サービス名称はNEOBANK CASH、支店名はイチョウ支店へ。支店番号と口座番号は変更なし
2027年4月1日 ATMと他行宛振込の無料回数は、それぞれ月5回から月2回へ変更

銀行サービスの移行に伴う口座解約や新規口座開設は、原則不要です。
名称変更だけを理由に、給与受取や引落しがある口座を急いで解約する必要はありません。

デビット利用分は、2027年2月28日までに売上確定データが到着した取引がVポイントの対象です。
2月の買い物でも到着が3月なら、新しいポイントの対象になります。

新しい最大1.5%の条件と適用時期

発表済みの新制度でも、月間合計1,000円以上の利用が条件です。
対象のデビット利用に対する基本の1.25%に、月末の対象預金残高100万円以上で0.25%を上乗せする予定です。
残高判定は円普通預金とSBIハイブリッド預金の合計で、上乗せの適用は条件を達成した月の翌々月です。
100万円を入れたその日から、すべての支払いが1.5%になる仕組みではありません。

鉄道、公共料金、税金、病院など一部の取引には、別の0.3%相当の還元が発表されています。
新ポイントは500ポイント以上、100ポイント単位で現金へ交換でき、デビット支払いには1ポイント=1円として使える予定です。

0.25%上乗せのために預金を動かすなら、対象の年間利用額×0.25%で増加分を試算し、移す預金の利息差や送金費用と比べます。
12か月すべて上乗せが適用され、上乗せ対象の買い物を合計60万円した仮の例なら、60万円×0.25%=1,500ポイントです。
対象外や別率の利用を含めず、実額は月ごとの集計と端数処理でも変わります。

今見直す支払いと、移行前に見直す支払い

  1. 今月は、チャージ、鉄道、公共料金などの明細を分け、改定後の対象額で計算する。
  2. 引落しやチャージの支払方法を変える場合は、変更の反映月と残高不足がないか確認する。
  3. 2027年春の前に、月のATMと振込の回数、新しいポイントの使い道、対象残高を維持する価値を比較する。

普通の買い物で対象額を無理なく使う人と、チャージを中心に使う人では、改定の影響が違います。
支払い先ごとに判断し、ポイントを得るためだけの余分な買い物や、不要な借入れは増やさないようにしましょう。

同じ銀行の通常支店と提携支店を区別するには、ドコモSMTBネット銀行の口座と手数料の考え方も参考になります。

条件の確認先

ABOUT ME
ふかちゃんのプロフィール画像。眼鏡をかけたひよこのイラスト
ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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