金属製クレジットカードを比較|2026年の年会費・申込条件・デメリット

2026年8月13日時点では、日本で直接申し込める金属製クレジットカードは2018年当時より増えています。
最も年会費が安いのは39,600円のアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードです。Mastercardを選びたいなら、年会費55,000円のラグジュアリーカード Titaniumが入口になります。
ただし、メタルカードは見た目がよい一方、自動精算機で使えない場合があり、一般的なプラスチックカードのようにハサミで処分もできません。
この記事では、年会費と申込条件だけでなく、家族カードの素材、プラスチック製セカンドカード、発行費用、端末相性まで比較します。
メタルカード選びの結論
- 年会費を抑える: アメックス・ゴールド・プリファード(39,600円)
- Mastercardと安定した還元率: ラグジュアリーカード Titanium(55,000円、1.0%)
- ホテルや旅行特典を重視: アメックス・プラチナ(165,000円)
- ダイナースのメタルカード: プレミアム会員向けの追加発行で、発行手数料30,000円
- 金属の見た目だけが目的: 年会費と端末の不便さに見合うか再検討
金属製クレジットカードとは
メタルカードは、ステンレスなどの金属を券面やカード本体に使う決済カードです。
一般的なプラスチックカードより重く、曲がりにくく、手に取ったときの質感が大きく異なります。タッチ決済やICチップを搭載するカードもあり、通常の買い物では一般カードと同じように使えます。
一方で、カードの価値は素材だけでは決まりません。年会費に含まれるポイント、ホテル、ダイニング、ラウンジ、コンシェルジュを使って初めて、支払うコストに実利が加わります。
「金属製」と「ブラックカード」は別の分類
金属製はカードの素材、ゴールド・プラチナ・ブラックは商品グレードや名称です。
直接申し込めるメタル製ゴールドもあれば、既存会員だけが追加できるメタルカードもあります。色や素材だけで審査難易度を判断しないでください。
直接申し込める金属製クレジットカードを比較
2026年現在、個人が公式サイトから申込手続きへ進める主なメタルカードは次のとおりです。
| カード | 年会費 | 国際ブランド | 通常還元の目安 | プラスチック製サブカード |
|---|---|---|---|---|
| アメックス・ゴールド・プリファード | 39,600円 | American Express | ポイント価値は交換先で変動 | なし |
| Luxury Card Titanium | 55,000円 | Mastercard | 1.0% | なし |
| Luxury Card Black | 110,000円 | Mastercard | 1.25% | なし |
| アメックス・プラチナ | 165,000円 | American Express | ポイント価値は交換先で変動 | 1枚無料 |
| Luxury Card Gold | 220,000円 | Mastercard | 1.5% | なし |
審査があるため、申し込めば必ず発行されるという意味ではありません。しかし、以前のようにアメックス・プラチナやLuxury Card Goldを「招待が来るまで申し込めないカード」と考える必要はなくなりました。
年会費最安はゴールド・プリファード
純粋に「直接申し込める金属製クレジットカードを最も低い年会費で持ちたい」なら、39,600円のゴールド・プリファードです。
ただし、プラスチック製セカンドカードがないため、自動精算機対策まで含めるとアメックス・プラチナのほうが使い分けやすくなります。
アメックス・ゴールド・プリファード
アメックス・ゴールド・プリファードは、基本カードがメタル製で、年会費は39,600円です。ゴールドとローズゴールドから券面を選べます。
家族カードはプラスチック製で、基本会員向けのプラスチック製セカンドカードはありません。したがって、メタルカードを挿入できない自動精算機では、別のカードかスマホ決済を用意する必要があります。
メタルカードの所有感を得ながら年会費を抑えたい人、ダイニングや年間利用特典まで使える人に向きます。見た目だけのために39,600円を払うのではなく、付帯特典を年間予定へ組み込めるか確認してください。
Luxury Card Titanium・Black・Gold
ラグジュアリーカードは、個人向けのTitanium、Black、Goldがいずれも金属製です。3券種ともMastercardの最上位グレード「World Elite」を採用し、公式サイトに申込導線があります。
| 券種 | 年会費 | 還元率 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Titanium | 55,000円 | 1.0% | Mastercardのメタルカードを比較的低コストで持ちたい |
| Black | 110,000円 | 1.25% | ダイニング・ライフスタイル優待と還元率を一段上げたい |
| Gold | 220,000円 | 1.5% | 高額年会費より最上位特典と高還元を重視 |
Titaniumは家族カードが16,500円で、家族カードも金属製です。夫婦でメタルカードを使いたい場合、基本カードだけが金属製で家族カードはプラスチック製のアメックスとは違いがあります。
カードの詳細な優待差は、ラグジュアリーカードの年会費と特典比較で解説しています。
Goldも直接申込可能
2018年当時は招待制として紹介されることがありましたが、2026年現在は公式サイトからGoldの申込手続きへ進めます。
完全招待制なのは、さらに上位のBlack Diamondです。
アメックス・プラチナ
アメックス・プラチナの基本カードはメタル製で、年会費は165,000円です。現在は公式サイトから直接申し込めます。
家族カードは4枚まで無料ですが、素材はプラスチックです。基本会員には、メタルカードとは番号が異なるプラスチック製セカンドカードが1枚無料で用意されます。
このセカンドカードが実用上の強みです。メタルカードが使えない自動精算機、カード情報を分けたいサブスクリプション、持ち歩く財布の使い分けに対応できます。
ただし、メタルカードのためだけに165,000円を払うカードではありません。ホテル上級会員資格、無料宿泊、空港ラウンジ、コンシェルジュなどを実際に使う人向けです。特典はアメリカン・エキスプレス・プラチナのメリットも確認してください。
ダイナースクラブ プレミアムメタルカード
ダイナースのメタルカードは、メタルカード単体へ新規入会する仕組みではありません。年会費165,000円のダイナースクラブ プレミアムカード会員が、追加カードとして申し込みます。
| 費用・条件 | 内容 |
|---|---|
| プレミアム本体年会費 | 165,000円 |
| メタルカード年会費 | 無料 |
| メタル発行手数料 | 1枚30,000円 |
| 発行対象 | プレミアム本会員・家族会員 |
| 申込経路 | プレミアム会員専用サイト |
| 使えない機能 | メタルカードでのキャッシング・カードローン |
発行手数料30,000円は初回だけとは限りません。新規発行のほか、有効期限更新、紛失・盗難、暗証番号変更に伴う再発行などでも必要です。
通常のプラスチックカードを残したまま、シルバーまたはブラックのメタルカードを追加できます。端末相性が気になる場面では、プラスチックカードへ切り替えられます。
ANAダイナース プレミアム会員向けにもメタルカードがありますが、本体年会費198,000円に加え、メタルカード発行手数料55,000円が必要です。金属素材だけを目的に選ぶ費用ではありません。
Revolut Metalはクレジットカードではない
RevolutのMetalプランは、月額1,980円または年額19,800円でメタル製のVisaデビットカードを利用できます。
この記事のクレジットカードより低コストですが、銀行口座等の資金を使うデビットカードです。後払いの与信枠、クレジットカードとしての支払方法、プレミアムクレカのホテル・ダイニング特典を求める人の代替にはなりません。
反対に、金属製の質感と外貨決済・支出管理を目的にし、クレジットカードである必要がないなら比較候補になります。
メタルカードの5つのデメリット
1. 年会費が高い
金属製クレジットカードの年会費は最低でも39,600円です。年会費無料カードと比べ、所有するだけで毎年固定費が発生します。
ポイント還元だけでなく、無料宿泊、レストラン優待、ラウンジ、手荷物宅配など、自分が現金を払ってでも使う特典を合計して判断します。
2. 一部の自動精算機で使えない
駅の券売機、コインパーキング、ガソリンスタンドなど、カードを機械内部へ引き込むオートローディング式端末では、構造上使えない場合があります。
無理に挿入すると、カードや機械から抜けなくなるおそれがあります。カード会社や端末の表示が不明なら、タッチ決済、スマホ決済、プラスチックカードを使ってください。
タッチ決済マークがあるか
カードを機械内部へ入れない
プラスチックカードかスマホ決済
3. 家族カードは金属製とは限らない
アメックスの個人向け家族カードはプラスチック製です。基本カードと同じ見た目・素材を家族も持てるとは限りません。
家族カードの年会費だけでなく、素材と付帯特典の範囲も確認してください。
4. 再発行や更新に費用がかかる場合がある
アメックスのメタルカード再発行は5,500円です。ダイナースのメタルカードは、更新時にも所定の発行手数料がかかります。
傷が目立つからという理由だけで気軽に交換できるカードではありません。スマートフォンや他の金属製品と同じポケットへ入れないなど、持ち運びにも注意が必要です。
5. 自分で切断して捨てられない
金属製カードは家庭用のハサミで切断できません。工具で無理に加工すると、けがや破片飛散の危険があります。
更新・解約時は、カード会社へ連絡して返却用封筒や回収方法を確認します。磁気部分やICチップだけを傷つけて家庭ごみに出す方法は避けてください。
目的別の選び方
- 低い年会費を優先: アメックス・ゴールド・プリファード
- Mastercardを優先: Luxury Card Titanium
- 還元率と優待を段階的に上げる: Luxury Card Black / Gold
- 旅行・ホテルとセカンドカード: アメックス・プラチナ
- 既存のダイナース会員: プレミアムメタルを追加発行
- 後払い不要・低コスト: Revolut Metalも比較
迷ったら、まず「金属でなくても同じ年会費を払うか」と考えてください。答えが「いいえ」なら、見た目へ毎年数万円を払うことになります。
答えが「はい」で、使いたいホテル・レストラン・旅行特典が具体的にあるなら、メタル素材はそのカードを持つ満足度を高める付加価値になります。
申込前のチェックリスト
- 年会費を税込みで確認したか
- 直接申込か、既存会員限定の追加発行か
- 家族カードは金属製かプラスチック製か
- プラスチック製セカンドカードを発行できるか
- 再発行・更新時のメタルカード発行費用はいくらか
- よく使う自動精算機で代替決済を用意できるか
- ポイント以外に年会費を回収できる特典があるか
よくある質問
Q. 日本で最も年会費が安い金属製クレジットカードは?
A. 2026年8月時点で、直接申し込める主な個人向けカードではアメックス・ゴールド・プリファードの39,600円です。Revolut Metalはさらに低コストですが、Visaデビットカードです。
Q. アメックス・プラチナは招待が必要ですか?
A. 現在は公式サイトから直接申し込めます。入会には所定の審査があります。
Q. Luxury Card Goldは招待制ですか?
A. Goldは公式サイトから直接申し込めます。完全招待制はBlack Diamondです。
Q. ATMや駐車場精算機へ入れても大丈夫ですか?
A. 一部のオートローディング式端末では使えない場合があります。カード会社が明示的に対応を案内していない限り、タッチ決済やプラスチックカードを使うのが安全です。
Q. 解約したカードはどう捨てますか?
A. 自分で切らず、カード会社へ返却方法を確認します。返却用封筒や専用回収を利用してください。
Q. 金属製なら不正利用に強いですか?
A. 素材が金属でも、番号の盗用やオンライン不正を防げるわけではありません。利用通知、本人認証、カード一時停止などの機能を併用してください。
参考リンク
データ使用量に応じて料金が決まり、使いすぎた月でも上限が見えやすいのが強み。申し込み前に、専用ページ経由の特典を確認しておきましょう。
- 毎月のスマホ代を見直したい
- データ利用量が月によって変わる
- 楽天ポイントも活用したい
- 専用ページ経由で申し込む
- キャンペーン条件を確認する
- MNPの手続き期限に注意する
公式ページで条件を確認してから、そのまま申し込みできます。
