スーパーホワイトとは?ローンやカード審査に落ちる理由とクレヒス修行の対策、現金主義の注意点
現金主義というのは、お買い物などの支払いにクレジットカードのような決済を利用せず、すべて現金だけで取引をするような人を指します。こうした現金主義自体は決して悪いことではありません。手元のお金だけで生活するのは堅実な証拠です。
しかし、経済産業省の発表によると、2025年に日本のキャッシュレス決済比率はすでに58.0%に達しており、社会全体でキャッシュレス化が急速に進んでいます。そうした中、将来のどこかのタイミングで住宅ローンなどを組む予定があるというのであれば、クレジットカードを作って、少額でもいいので使っておくことを強くお勧めします。
それは、現金主義を長年貫くことが「スーパーホワイト問題」を引き起こし、いざという時にローンの審査に通らなくなる可能性があるからです。
スーパーホワイトって何?「ホワイト」との違い
俗に言われるスーパーホワイトというのは、ローン会社やクレジット会社などが記録している「個人信用情報機関において、過去の利用情報(履歴)が全くない人」のことを指します。
個人信用情報機関に登録されている情報は「個人信用情報機関の持つ個人情報の読み方。CICに開示請求してみよう。」でも紹介している通り様々なものがあります。主に金融機関(カード会社やローン会社)からの登録ですが、現代社会においては下記のような行動をすることで情報が登録されます。
- 携帯電話やスマートフォン端末を割賦(分割)で購入した
- クレジットカードを作って利用している
- 住宅ローンやカードローンなどの返済中である
- リース取引を利用中である
- 家電などをショッピングローン(ショッピングクレジット)で分割購入した
私は以前にCICで信用情報の開示を行ったのですが、すでに解約したクレジットカードなどの情報もしばらくは残るため、30件以上のカード会社の記録情報が残っていました。
「スーパーホワイト」と「ホワイト」の違い
類似の言葉で「ホワイト」があります。一般的に「ホワイト」は、過去にはクレジットカードやローンの利用実績があったものの、最近は利用がなく情報が更新されていない状態(または過去の事故情報が消えた直後の状態)を指します。一方の「スーパーホワイト」は、生まれてから完全に一度も信用情報機関に履歴が登録されたことがない状態を指します。
堅実な生活を送ってきたのに、住宅ローンの審査に通らない理由
スーパーホワイトは、上記のCICなどの信用情報機関に確認をしても履歴等が1件もないという状況を指します。過去にクレジットカードやローンなどを全く利用していないという方は、必然的にこの状態になります。
しかし、この「真っ白な状況」というのは、クレジットカード会社やローン会社、金融機関が嫌がる、ある特定の人物との共通点があるんです。それは「クレジット・ローンの事故情報(ブラックリスト)はいつ消える?確認は?」でも紹介している、過去にブラックリストに載ってしまった人です。
クレジットカードの代金未払いやローンの返済不能などの金融事故で、信用情報に事故情報(異動情報)がついてしまった人は、原則としてローン等を組むことができなくなります。金融機関は途上与信といって、利用中も定期的に信用情報を確認しており、事故情報が発覚すれば強制解約などで利用を停止します。
そして、一般的なケースでは事故情報が問題解決から5年(自己破産等の場合は最長7年〜10年)経つと、信用情報から事故記録が消去され、すべて真っさらな状態に戻ります(=ホワイト化)。
金融機関からすると「現金主義」か「元ブラック」かの判断がしにくい
つまり、個人信用情報機関に記録が全くないというのは、「単に過去にクレジットカード等を使ったことが無い堅実な人」なのか、「過去にクレジットカード等で大失敗をやらかし、喪明け(事故情報が消えた)直後の人」なのかの区別が、データ上はつかないわけです。
こうした状況があるため、クレジットカード会社やカードローン、銀行などの金融機関は利用者の審査をするときに、スーパーホワイトな人に対して慎重にならざるを得ないのです。
スーパーホワイト=絶対にNGというわけではない
当然の話ですが、スーパーホワイトだからといって絶対に審査に通らないわけではありません。
年齢が若い場合は、ホワイトであっても何もおかしくありません。20代であれば何の問題もなくクレジットカードを発行できるケースが大半です。
一方で、30代後半くらいになってくると、徐々に影響が出始める傾向があります。「この年齢までクレジットカードを一度も作ったことがないのは、過去に金融事故を起こしていたからでは?」と疑われるリスクが高まるためです。
もしも、自分自身がスーパーホワイトで、クレジットカードやローンの申し込みに通らないという場合は、下記の対策(クレヒス修行)を確認してみましょう。
1)すでに何回も申し込みをしているなら半年待つ
もしも、1件断られたからといって焦って他社に数件も申し込みをしているというのであれば、一旦、申し込みをするのをやめましょう。
個人信用情報機関には、カードの「申し込み履歴」が6ヶ月間記録されます。カードの利用登録が一切ないのに、申し込み情報だけが数件あるというのは、金融機関サイドから見れば「ああ、この人は他社でも申し込んだけどダメだったんだ…。もしかしたらリスクの高い人かもしれない」と判断される可能性が高いです。
幸い、申し込み情報は半年で消えるので、一旦半年待ちましょう。なお、短期間に多数申し込んで審査に落ちやすくなる状態のことを「申し込みブラック」と呼びます。
2)もしかして他に原因が無いかも探ってみる
クレジットカードやローンの審査項目は多岐に及びます。もしかしたら、スーパーホワイトが問題なのではなく、別のところに問題があるかもしれません。「クレジットカードの審査に落ちたときに行う5つの対策」などでカード審査に落ちた時の問題点の洗い出しについて紹介しているので、こちらもぜひご参照ください。
3)審査が比較的緩やかなところから信用(クレヒス)を作ろう
スーパーホワイトな状況で、いきなり審査難易度が高いカード(銀行系カードや上位カードなど)に申し込みをするのではなく、比較的緩やかなところから始めて信用実績(クレヒス)を構築していくのが鉄則です。
① 携帯電話(スマホ)の端末分割購入
最適な第一歩として挙げられるのが携帯電話の割賦購入です。これも信用情報として履歴が残ります。
※注意点:端末代金の分割払いを滞納(61日以上または3ヶ月以上)すると信用情報に事故情報が登録され逆効果になります。通話料の遅れとは異なり、端末代の遅れはブラックリスト入りに直結するため絶対に避けましょう。
※また、親が子ども名義で契約し、親が滞納した場合でも、子ども本人の信用情報に傷がつくため注意が必要です。
② 少額の家電などをショッピングローンで購入
1〜3万円程度の家電などを、ショッピングローン(ショッピングクレジット)を利用して分割払いで購入することでもクレヒスを積むことができます。少額のローンでも信用情報機関にしっかり「$マーク(正常決済記録)」が登録されます。
③ デポジット(保証金)型クレジットカードの活用
事前に保証金(例:5万円など)を預け入れることで、審査ハードルを劇的に下げた「デポジット型クレジットカード(セキュアカード等)」という選択肢もあります。保証金の範囲内でしか利用できないためカード会社の貸し倒れリスクがなく、スーパーホワイトの方でも取得しやすいのが特徴です。これで実績を積み、一般カードへのステップアップを狙います。
他には、いわゆる「流通系」と呼ばれる小売店が発行するクレジットカード(楽天カードやイオンカードなど)は、銀行系のお堅いクレジットカードよりもカード審査の難易度は高くない傾向にあるといわれています。
4)カードを作れたら公共料金等の決済に設定する
無事に流通系カードやデポジット型カードを1枚作ることができたら、次はそれを積極的に使って信用を育てる段階です。
最も効率的な方法は、電気・ガス・水道・携帯電話などの公共料金や、各種サブスクリプションの支払いをクレジットカード払いに設定することです。これにより、毎月自動的に少額の決済が発生し、遅延なく引き落とされることで「$マーク(正常決済記録)」が毎月着実に積み上がります。
こうした反復型の継続決済は、金融機関からの評価が特に高く、将来の住宅ローン審査などに向けたクレヒス構築として最強の手段となります。
以上、現金主義のスーパーホワイトな人がかかえる問題点と、具体的な対策についてのお話でした。
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