リボ払い専用クレジットカードの注意点と賢い使い方 リスクを理解して上手に活用しよう
クレジットカードの中には「リボ払い専用カード(リボ専カード)」というものがあります。
このカードはお店で1回払いを選択したとしてもその全額が自動的にリボ払いとなるクレジットカードです。
こうしたクレジットカードはポイント還元率が高かったり、特典が豊富だったりとなにかとハイスペックに見えるような特典が多数ついています。もちろん、その特典には裏があります。
今回はそんなリボ払い専用のクレジットカードのリスク・デメリットと、そのデメリットを回避したうえで、特典だけを上手に活用する方法を紹介していきます。
リボ払い専用のクレジットカードとは?
リボ払い専用のクレジットカードはそのカードでお買い物をすると、すべての支払い方法がリボ払い(リボルビング払い)になるクレジットカードです。
リボ払い専用のクレジットカードは、カード会社にとって収益性が高いのでクレジットカードのポイント還元や特典などが充実していたりします。
- ポイント還元率が高い
- 年会費等の優遇
- 付帯保険等の充実
ただし、リボ払い専用のクレジットカードの手数料のしくみを知らないと思わぬ損をしてしまうことになりますのでご注意ください。
また、リボ払い専用のクレジットカードという事を知らずに使っていて、知らないうちに高額の借金を抱える「リボ地獄」という状態になってしまうこともありえます。
リボ払いは基本的にするべきではない
リボ払い(リボルビング払い)というのは毎月最低の一定金額+利息だけを払っていくという返済方法です。
たとえば、毎月1万円とした場合、カードで5万円のお買い物をした場合でも翌月の支払いは1万円を払えばOKという返済方法です。
手軽な反面で、リボ払いの残高(未返済分)には一般的なクレジットカードで年率15%ほどの手数料(金利)がかかるため利息負担が非常に大きいです。カードや元本額によっては、利息制限法の上限である年率18%〜20%に設定されているケースもあります。
リボ払いは月々の支払額が低額で済みます(≒なかなか返済が進まない)。そのため、月々の返済が手軽な反面、支払う利息も大きくなります。
この場合、支払いが終わるまでに2年(24回)もかかり、利息だけで3万円以上も余分に支払う計算になります。ここにさらに毎月の買い物が加わると、いつまで経っても元本が減らない状態に陥ってしまいます。
リボ払いの危険性について詳しくは上記の記事で紹介しています。
リボ払い専用のクレジットカードは使ってはダメ?
ここまで説明したようにリボ払い専用カードは手数料(金利)負担が大きく、危険度の高いカードとなっています。
たとえポイント還元率が高くても手数料(金利)を払えばそんな特典なんて手数料に消えてしまいます。
仮に10万円のお買い物をしたとしましょう(月1万円の支払い)。お買い物で10万円の1%のポイント(1,000円分)がもらえました。
さて、お買い物で支払うことになる金利(手数料)はいくらでしょうか?年利15%とすれば、毎月返済すれば10か月で支払いが完了します。支払手数料は合計で6,875円になります。
貰ったポイントの6.8倍の出費になります……。
リボ払い専用カードの活用法はできるだけ手数料を払わない仕組みにすること
リボ払い専用カードを活用するには、リボ専用カードは使うけど、リボ払いにはしない(手数料は払わない)というのが活用するためのテクニックとなります。
リボ払いをしないで、1回払いと同じになるように決済することでリボ払い専用カードの特典だけを享受しつつ、金利負担はしないというのが鉄則となります。
- 毎月の返済額を大きくする
- 一括払いなどで早期に支払いをする
この2つです。
リボ払いの毎月の返済額を大きくして実質1回払いにする
単純に、「月の利用限度額(例:50万円)=リボ払いの最低支払額(例:50万円)」というように設定すればいいだけです。これなら10万円使っても、20万円使っても、翌月で利用金額が一括で落ちます。
そうなれば手数料(金利)は発生しない(※)のです。これが一番簡単ですね。
ただし、カードによっては月額のリボ払い上限額を大きくできないケースがあります。たとえば、リボ払い上限額が5万円までといった具合です。こうしたカードの場合は5万円以上使ってしまうとその分には金利が発生するので、ご注意ください。
※リボ払いの手数料(金利)について「初回無料」サービスを行っているクレジットカード会社(支払方法)のみ対象となります。初回無料サービスがないカードもありますのでご注意ください。こうしたカードでは初月で全額の支払いをしてもリボ手数料が発生します。
上限を超える場合は全額一括払いの手続きをして早期返済
上記の上限額を超えてカードを利用する場合には、WEB上や電話でリボ払いになっている分の一括払いを手続きすることができます。
クレジットカードによって全額払いの手続きができるタイミング(期間)は異なりますが、こちらの手続きを所定の期間内にしておけば結果的に手数料(金利)を無料にすることができます。
2026年現在の主なリボ払い専用クレジットカード
大手カード会社のリボ専カードは入れ替わりが激しく、かつて有名だった三井住友カードの「RevoStyle(リボスタイル)」などはすでに更新を終了しています。現在代表的なリボ払い専用カードとしては以下のようなものがあります。
JCB CARD R
年会費無料で、常にポイントが通常の4倍(2%)貯まります。海外旅行傷害保険なども付帯しており、スペックの高い一枚です。
P-one Wiz(ポケットカード)
自動的に請求額から1%割引されるうえに、ポイントが0.3%還元されるため、実質1.3%という高い還元率を誇ります。
アコム ACマスターカード
消費者金融系のリボ払い専用カードで、審査の独自性や即日発行の対応しやすさが特徴です。
なお、こうしたサービスを利用する場合はくれぐれも手数料が発生する「本来のリボ払い」とならないようにご注意ください。
特典の大きな自動リボ払いサービスを活用しよう
三井住友カード+マイペイすリボ
リボ払い専用カードではありませんが、三井住友カードでは、自動リボ払いサービス「マイペイすリボ」の設定と活用をすることでカードの年会費が割引されるなどの特典があります。
【注意】マイペイすリボの特典内容と条件の変更
以前は「登録するだけで年会費割引」「ポイントが2倍になる」という非常に有利な特典がありましたが、2021年に条件が変更されました。
- ポイント2倍特典は終了し、現在は手数料支払い月の「Vポイント+0.5%還元」に変更されました。
- 年会費の割引条件は「登録のみ」から「登録+年1回以上のリボ払い手数料の実際の支払い」が必須となりました。
つまり、現在年会費割引の恩恵を受けるためには、ほんの少しだけリボ払い手数料を意図的に発生させるという運用が前提となります。三井住友カードが発行する「ANAカード」などの提携クレジットカードもこの割引の対象です。
| カード種別 | 年会費(通常) | マイペイすリボ割引後 | 割引条件 |
|---|---|---|---|
| 三井住友カード(一般) | 1,375円 | 無料 | 年1回以上手数料支払 |
| ANA VISA一般カード | 2,200円 | 1,127円 | 年1回以上手数料支払 |
| ANAワイドゴールドVISA | 15,400円 | 11,550円 | 年1回以上手数料支払 |
少し複雑ですが「マイペイすリボの利用で年会費の割引にするテクニック」でやり方を詳しく説明しています。
※ANA VISAカードなどは、カードの発行や更新でANAマイル(1000マイル)がもらえて、年会費が1000円強になるって考えたら、メチャクチャお得ですね。ANAマイルの価値は1マイル=2円位にはできるはずなので、カードを作って持っておくだけで儲かる計算になります。
以上、リボ払い専用カードや自動リボ払いサービスを上手に活用する方法をまとめました。特典はもらう、だが金利はできる限り払わないのが鉄則です。
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