Amazonビジネスとは何か?個人アカウントとの違いと併用のコツ
仕事上の備品の購入等でAmazonを利用している方は少なからずいらっしゃるかと思います。そういう方には、Amazonビジネスというサービスのお誘いがAmazonからきてはいませんでしょうか?
Amazonビジネスは法人や個人事業主のためのサービスで、kaunet(カウネット)やアスクルのようなビジネス向けの通販サービスとなっています。スタッフに購入権限を付与するなど法人ニーズへの対応の他、一部商品はAmazonの通常価格よりも安いお値段で購入できるケースもあります。
アスクルなどは当日配送などのスピードに強みがありますが、Amazonビジネスは圧倒的な品揃えと価格の柔軟性に優れており、用途に合わせて両者を使い分けるのがおすすめです。
仕入れや備品購入等でAmazonを活用しているならぜひとも活用したいサービスとなっています。今回はそんなAmazonビジネスの法人向けECサービスの内容を紹介していきます。
Amazonビジネスとは?Amazonビジネスの利用条件
Amazonビジネスは法人並びに個人事業主だけが登録することができるアカウントです。2017年9月20日に日本での提供がスタートしました。登録や利用料金は無料となっています。一般的なオフィスニーズの他、建築や建築現場、工場、飲食店、病院、ホテル、レジャー施設、教育機関、自治体など向けにAmazonの膨大な品揃えをビジネス向けにアレンジしています。
別にAmazonビジネスに登録をしなくても、個人アカウントでAmazonをそのまま利用している人もいらっしゃるかと思いますが、Amazonビジネスの方が一部商品が安く購入できるといったメリットもありますので上手に活用していきましょう。
【Amazonビジネスの利用条件】
- 法人(企業)または公的機関、団体である
- 個人事業主である
企業や自治体、学校、病院などの法人、団体であれば、基本的にはスムーズにアカウント作成が可能です。すでに法人として事業をされている方なら、提出物なしでAmazonビジネスのアカウントに移行できることが多いですが、場合によっては審査が行われたり、「登記簿謄本の写し」などの提出が求められたりするケースもあります。
一方で、個人事業主の場合は以下のいずれかの書類が必要となります。
- 開業届出書: コピー1部
- 過去2年以内の所得税青色申告決算書 : コピー1部
- 過去2年以内の青色申告承認申請書: コピー1部
- 確定申告書B: コピー1部
- 屋号付き事業用口座情報
個人事業主の場合、開業届が一番簡単かもしれません。開業届出書のコピーは個人事業をやっている方ならよく使うと思いますので、コピーを常備するか、スマホカメラなどで撮影し画像化して保存しておくと便利かと思います。
Amazonビジネスのメリットは法人価格でのお買い物
品揃え自体は通常のAmazon(個人用)と変わらないのなら、個人用のアカウントで買い物しても同じなのでは?と思われるかもしれませんが、Amazonビジネスには以下のようなメリット(特典)が用意されています。
- 登録や利用料金は無料
- 基本的にAmazonの商品すべてを購入可能
- 一部の商品は法人価格(割引価格)で購入可能
- ボリュームディスカウントあり
- 複数のユーザーに権限付与が可能
- 見積書作成や請求書払い(後払い)に対応
- 適格請求書(インボイス)の取得が可能
- 購買分析ダッシュボードによる支出管理が可能
この辺りが、Amazonビジネスの特徴的な部分です。
少人数の企業や個人事業主にも利用価値があります。
Amazonビジネスは通常のAmazon(個人利用)よりも安いことはあっても高いことはないので、利用可能な条件を満たしているのであれば、利用しない手はありません。小さな会社でも「個人利用」と「事業利用」とを分けることは経理処理が分かりやすいですし、税務上の指摘にも対応しやすくなります。
また、中堅企業や大企業、自治体といった規模の大きなチームにとっても、複数のユーザーを購買担当者として権限を付与したり、稟議や決済のための見積書作成などできるというのは魅力でしょう。
注文を上長や責任者の承認制とすることもできます。現場からの注文を購買責任者が承認することで正式発注とするといったことが設定可能です。
支払い方法としての「請求書払い(後払い)」はとくに規模の大きな企業でニーズが大きいようで、Amazonが2018年9月に発表した情報だと、売上規模が300億円を超える企業の7割は請求書払い(後払い)を選択しているそうです。
インボイス制度への対応で経理業務がスムーズに
2023年10月のインボイス制度導入以降、出品者がインボイス登録事業者であれば、Amazonビジネス上で適格請求書の取得が可能となっています。また、請求書払いで発行される請求書は2024年12月よりインボイスとして利用可能になっており、経理業務の負担を大きく軽減できます。
購買分析ダッシュボードと高い費用対効果
Businessプライムの「Essentials」以上のプランに加入すると、購買分析ダッシュボードを利用できます。これにより、支出の可視化、予算管理、コンプライアンス管理が容易になります。
実際にForresterコンサルティングの調査によると、Businessプライム導入企業のROI(投資利益率)は324%、発注スピードは41%向上するという結果も出ており、業務効率化に大きく貢献することがデータでも証明されています。
こうした様々なAmazonビジネスの基本特典をすべて無料で利用可能です。
Amazonビジネスのデメリット、注意点
基本的にメリットの大きいAmazonビジネスですが、利用する上でのデメリットや注意点はないのか気になりますよね。以下のようなケースでは少し注意が必要になるかもしれません。
- 無料会員は2,000円未満の注文に配送料が発生する
- 個人アカウントからの移行の注意点
- お急ぎ便を利用する場合はビジネスプライム(有料)の会費が必要になる
無料会員は2,000円未満の注文に配送料が発生する
Amazonビジネス自体の利用料は無料ですが、無料会員のまま利用する場合、2,000円未満の注文には配送料が発生します。個人向けAmazonと同様の仕組みですが、ビジネス用途で少額の備品をこまめに発注するようなケースでは、都度送料がかかってしまう点に注意が必要です。
個人アカウントからの移行の注意点
Amazonビジネスには個人アカウントをビジネスアカウントに切り替えることができます。
ただ、注意点がいくつかあります。
- 過去の自身の購入履歴が引き継がれてしまう
- Amazonプライム(個人用)の特典はそのままでは使えなくなる
この2点です。
1つ目については、個人でそもそも仕事用の買い物しかしていないという人は良いですが、プライベートのお買い物もしているという場合、それを複数人で共有するアカウントにすると、その履歴も見られてしまうということです。
2つ目について、Amazonの個人有料会員サービスであるAmazonプライムのエンタメ特典(Prime VideoやPrime Musicなど)は、ビジネスアカウントに切り替えると利用できなくなってしまいます。
プライム会員特典の動画や音楽をずっと利用しているという方は、個人アカウントをビジネスアカウントにするのではなく、別のメールアドレス等で「ビジネス用のアカウント」を新規に作成して、用途を分けることをお勧めします。
お急ぎ便を利用する場合はビジネスプライム(有料)が必要
Amazonビジネスのアカウントでのお買い物も送料無料や「お急ぎ便」にしたい場合には、「ビジネスプライム(有料)」への登録が必要になります。
| プラン名 | 料金(税込) | 利用可能ユーザー数 |
|---|---|---|
| Duo | 無料(※個人でAmazonプライム会員の方限定) | 1人 |
| Essentials | 5,900円/年 | 最大5人 |
| Small | 13,500円/年 | 最大20人 |
| Medium | 37,800円/年 | 最大200人 |
| Unlimited | 270,000円/年 | 無制限 |
個人事業主やフリーランスの方にとって非常に魅力的なのが「Duo」プランです。既存のAmazonプライム会員であれば、追加費用ゼロ(無料)でビジネス向けのお急ぎ便が利用できます。
なお、複数人で利用するための「Essentials」以上のビジネスプライムプランの場合、プライムビデオ、プライムミュージックといったAmazonプライム会員が無料で利用できるエンタメ系のサービスは付帯しません。基本的には配送に“お急ぎ便”が利用できる機能や、購買分析ダッシュボード等のビジネス向け機能がメインとなります。
とはいえ、仕事で買い物するならAmazonビジネスアカウントは作っておいた方がいい
Amazonビジネスの利用価値を考えると、法人や個人事業主であるならアカウントは持っておいたほうが良いと思います。法人価格で通常より安い商品があるというだけでも魅力的ですからね。とくに個人でAmazonプライムに加入している方なら、Duoプランを利用して無料でビジネス用のお急ぎ便を使える恩恵は非常に大きいです。
アカウントの作成や切り替えも簡単にやれますので、法人・個人事業主の方であれば、とりあえず登録をお勧めします。
以上、Amazonビジネスのメリット、デメリットを紹介しました。登録して損はしないので、仕事でAmazonを使って発注している方はアカウントだけでも作っておくと便利かと思います。
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