Appleによる定額音楽配信サービスである「アップルミュージック」がスタートして以来、Google Play Music(現在のYouTube Music)、AWA、LINE MUSICなど日本でも音楽の定額配信サービスがますます拡大しています。世界最大手のSpotify(スポティファイ)もすっかり定着し、選択肢は多様化しています。

今回はそんな定額音楽配信サービスを、まだ利用したことが無いという方の為に分かりやすく紹介し、各サービスを比較します。

自分に合った音楽聞き放題となる定額サービスを見つけてください。

定額音楽配信サービスとは?

定額音楽配信サービスは、楽曲を購入するのではなく、月に決まった料金を支払うことで視聴可能な音楽が聞き放題になるサービスです。
ネットに接続されたスマートフォンやタブレット、PCなどで専用のサイト(アプリ)にアクセスをすることで音楽を聞くことができます。

楽曲データは端末にダウンロードして保存するのではなく、一時的に保存されるストリーミングとよばれる方式で聞くことができます(気にいった曲をダウンロードしてオフラインでも視聴可能にできる機能が全サービスに用意されています)。

定額音楽配信サービスのメリット、デメリット

まずは、月額制の音楽配信サービスのメリットを考えていきましょう。

  • 1曲あたりの単価は購入よりもはるかに安い
  • プレイリスト機能などで自分が知らない音楽と出会える
  • 外出先でも携帯電話回線やWi-Fi環境があればどこでも音楽が聴ける

スマートフォンやタブレットなどのデバイスさえあれば、自宅や勤務先、学校、アウトドアでもどこでも音楽が聴けるというのは大きなメリットですね。

その一方でデメリットもあります。

ストリーミングが基本のためデータ通信量がかかる

それはストリーミングという方法。要するにインターネット接続を利用して音楽データをネット経由で一時的にダウンロードして聞くというものです。

ドコモやソフトバンク、auといった大手通信キャリアの通信サービスは大部分が「通信量に制限」をかけています。通信量が規定をこえると追加料金が必要だったり、通信速度が著しく低下することになります。

自宅にWi-Fiなどの環境があれば別ですが、LTE回線などで音楽を聞きまくると通信量を多く使うことになりかねないと言う点があります。ただし、スマートフォンなどの端末にダウンロードしておくこともできるので、次々に色々な音楽を聴きたいというので無ければ、自宅のWi-Fi環境などでダウンロードしておけば通信量はさほど気にせずに済みます。

日本の楽曲のラインナップは少なめ?

もう一つのデメリットとして過去によく挙げられていたのは、日本市場での楽曲、いわゆる邦楽の少なさです。

定額音楽配信サービスは洋楽がほとんどで、邦楽やポップミュージックは少ないという声もよく聞きましたが、この辺りは現在大きく改善されています。日本のアーティストの中にもこうした音楽聞き放題サービスへ楽曲提供する人が大幅に増えています。

以前はアーティストや所属事務所の考え方もあり、たとえば「ジャニーズ系は全滅」と言われるほど定額音楽配信に否定的なところもありました。しかし、2023年の事務所解体およびSTARTO ENTERTAINMENT設立以降は状況が変わり、所属アーティストのサブスクリプション解禁が順次進んでいます。2026年3月にはKing & Princeの全曲が解禁されるなど、現在では非常に多くの邦楽を定額サービスで楽しむことができます。

定額(月額)の音楽配信サービスを比較

それでは、以下では日本において代表的な定額の音楽配信サービスについて「料金」「楽曲数」「付加サービス」の面から比較していきたいと思います。まず、こうした音楽配信サービスを比較する上でどのようなところを見るべきでしょうか?

  1. 月額料金
  2. 楽曲数
  3. オフライン再生の可否
  4. 歌詞の表示ができるか

こうした点でしょう。自分の予算や聞きたい音楽のジャンルなどに合わせて自分に合ったものを選ぶようにしましょう。ちなみに、いずれのサービスも1か月程度の無料お試し期間を用意しているので、気になったものを一つずつ試していくという方法もよいかもしれません。

月額料金 無料お試し 楽曲数 オフライン 歌詞表示
Amazonプライムミュージック 600円 30日 1億曲以上 ×
Amazon Music Standard
(旧Unlimited相当)
1,080円
(プライム会員980円)
30日 1億曲以上
Apple Music 1,080円 1か月 1億曲以上
Spotify 1,080円 無料プランあり 1億曲以上
LINE MUSIC 980円
(LINEストア経由)
1か月 1億曲以上
YouTube Music Premium 980円
(Web/Android経由)
1か月 1億曲以上
(有料限定)

※料金・曲数は2026年現在の公式ホームページ情報に基づく

iPhoneアプリ経由の課金に関する注意点
iOSアプリ(App Store)経由でサブスクリプションに登録すると、Appleの手数料(いわゆるApple税)が上乗せされ、月額料金が割高になるケースがあります。たとえばYouTube MusicはWeb・Android経由で980円ですが、iPhoneアプリ経由では1,280円になります。SpotifyやYouTube Music、LINE MUSICなどは、Webブラウザや公式サイト経由で登録する方がお得です。
高音質機能と学生・ファミリープラン
Apple MusicとAmazon Musicはロスレス・ドルビーアトモス(空間オーディオ)に対応しており、追加料金なしで高音質を楽しめます。SpotifyもHi-Fi(高音質)機能を展開しています。
また、各サービスとも、個人プラン以外に「学生プラン(月額480円〜580円程度)」や、家族でお得にシェアできる「ファミリープラン」を用意しているため、利用環境に合わせて選ぶことができます。

Amazonは複数の音楽聞き放題サービスを提供

Amazonは大きく分けて以下の音楽聞き放題サービスを提供しています。

  • Amazonプライムミュージック
  • Amazon Music Standard / Unlimited

プライムミュージックはAmazonの有料会員であるPrime会員向けに提供されているものです。プライム会員になるには月額600円(または年額5,900円)が必要になりますが、プライム会員特典はこれだけではないので、非常にお得に利用できるといって良さそうです。

Amazonプライムミュージック

AmazonプライムミュージックはAmazonの有料会員サービスであるAmazonプライム会員に開放されているサービスです。月額600円としていますが、これはAmazonプライム会員の月会費となります。会員になっていれば、音楽以外にも、動画配信、電子書籍などの様々なサービスが使えます。

参考:Amazonプライム会員の特典一覧

  • プライムビデオ(映画やアニメなどの見放題サービス)
  • プライムリーディング(本や漫画の電子書籍無料)

とりあえず音楽が聴きたいというだけなら、プライム特典も含めて最もコストパフォーマンスが良いといえるでしょう。

>>プライム会員登録
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Amazon Music Unlimited

洋楽、邦楽はもちろん、子ども向け、ファミリー向けと音楽コンテンツがそろっています。
以前は「Amazon Music Unlimited」という名称で展開されていましたが、2026年2月にプランが改定されました。現在は「Amazon Music Standard」が月額1,080円(プライム会員は980円)で提供されており、従来のUnlimitedに近い機能を利用できます。さらに、1億曲以上の楽曲に加えてAudibleオーディオブックが付属する上位プランとして、新しい「Amazon Music Unlimited」が月額1,180円(プライム会員1,080円)で用意されています。

聴き放題となる音楽の曲数は1億曲以上と、全サービスで比較しても高水準です。

>>Amazon Music Unlimited

YouTube Music Premium 邦楽や特定アーティストに強い

dヒッツについて(2026年4月終了)以前、月額500円というリーズナブルな価格帯と邦楽の充実度からおすすめしていた「dヒッツ」ですが、2026年4月7日をもってサービスを終了しました。それに代わり、現在邦楽ファンや特定アーティストのファンに最も適しているのがこちらの「YouTube Music Premium」です。

YouTube Music Premiumは、月額980円(Android/Web経由)で利用できるサービスです。最大の強みは、YouTubeにアップロードされたミュージックビデオやライブ映像もアプリ内でそのまま聴ける点です。
サブスク未解禁アーティストの楽曲でも、YouTubeに公式の動画などがあれば再生可能なため、カバーする楽曲の幅が非常に広いです。(※2026年2月より歌詞表示は有料限定機能となりました)

Apple Music iPhoneで音楽を聴き放題に

米アップルが運営する定額音楽配信サービスです。1か月の無料お試し期間があります(特定のApple製品を購入した場合は期間が延長されることもあります)。

1億曲以上という最大級の音楽のラインナップに加え、日本で最も普及しているスマートフォンのiPhoneの標準の音楽アプリ「Music」から一発登録ができ、SiriなどのApple製品との連携もスムーズで導入も手軽です。

会員プランについては、個人メンバーシップ(月額1,080円)と、ファミリー共有に登録されている複数ユーザーが利用できるファミリーメンバーシップ(月額1,680円)などがあります。

Spotify(スポティファイ) 世界最大級のサービス

スウェーデンで生まれた世界最大級の定額音楽配信サービスです。日本国内でのサービス開始はApple Musicなどよりも遅かったのですが、現在では高い人気を誇っています。

有料版(プレミアム)は月額1,080円となっていますが、広告が入る・スキップ回数に制限があるなどの制約はあるものの、無料(フリー版)でもサービスを利用できるというのはSpotifyの大きな特徴です。
プレイリストのアルゴリズムが優秀で、自分が知らない新しい音楽に出会える機会が豊富に用意されています。

  • 世界のいろいろな音楽に触れたい
  • 洋楽が大好き

という方におすすめです。

LINE MUSIC 好みの曲をLINEのプロフのBGMにもできる

国内で最も利用されているメッセージアプリ、コミュニケーションアプリのLINEが提供している音楽配信・聞き放題サービスです。楽曲数は1億曲以上と豊富に揃っています。

LINEとの連携サービスが充実していて、LINE MUSIC内の音楽をLINE通話の着信音にしたり、プロフィールのBGMに設定したりすることができます。料金はLINEストア経由の登録で月額980円(iOSアプリ内課金では1,080円)です。

無料プランもあり、無料バージョンはその曲を30秒だけ聞くことができます。

結局、どれがおすすめなの?

私個人としては、2026年現在、以下のように考えたらいいのかなと思います。

  • 邦楽・特定アーティスト好き → YouTube Music Premium(YouTube動画も対象でサブスク未解禁曲に強い)
  • コスパ・価格重視 → Amazon Music Standard(プライム会員なら月額980円で充実)
  • 洋楽・プレイリスト探索 → Spotify(無料プランあり、おすすめ機能のアルゴリズムが優秀)
  • Apple製品ユーザー → Apple Music(SiriやiPhone、Apple Watchとの連携が最もスムーズ)
  • 家族・複数人利用 → LINE MUSIC などのファミリープラン(家族でシェアしてお得に利用)

以上、定額音楽配信サービスを徹底比較、メリット、デメリットの紹介でした。

ABOUT ME
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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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