ETCカードのエラー原因と対処法!エラーコードの意味と2030年問題・車内放置のリスクまで徹底解説
車に乗ってエンジンを掛けたらETCカードがエラーコードを出す。そんな経験をした方も多いのではないでしょうか?ETCの本体が壊れたのか?それともカード側に異常があるのか?もしかして、ETCカードに紐づけているクレジットカードの問題があるのか?
今回はそんなETCカードのエラーについて、その原因を探るとともに、知っておきたい最新のセキュリティ規格(2030年問題)や車内放置のリスクについても詳しく解説していきます。
ETCカードのエラーコードには意味がある
ETCカードのエラーコードは実は意味が決まっています。コード番号と意味には以下の種類があります。
- エラー01:料金所でのETCカード挿入不良
- エラー02:ETCカードのデータが読み取れない
- エラー03:挿入されているカードが不明
- エラー04:ETCの車載器側の故障・異常
- エラー05:ETCカードの認証エラー
- エラー06:料金所とのデータ処理エラー
- エラー07:料金所とのデータ処理エラー
この番号を確認することで、ある程度の問題を切り分けることができます。
ETCでエラーが表示・発報したときの確認手順
ETC車載器がエラーを表示・発報した場合は、以下の点をまずは確認してください。
- ETC車載器にETCカードは挿入されているか?
- 挿入されているカードは本当にETCカードか?
- 挿入する向きは正しいか?
- カードの有効期限が切れていないか?
- 高速道の入り口で使ったETCカードと別のカードを使っていないか?
- ETCゲートを時速20㎞以上で通過していないか?
(1)(2)(3)については単純なミスになるので、正しく付け替えれば問題ありません。
(4)の有効期限切れについてもよくあるミスです。ETCカードは料金ゲートで通信する際に有効期限を確認しています。これが切れている場合はETCゲートを通行できません。
有効期限切れカードでも「正常認識」する車載器に注意
実は、カードを挿入した際に「ICチップの読み取り」だけを確認し、有効期限まではチェックしない車載器機種が存在します。その結果、「カードを確認しました」と音声が流れても、いざ料金所に行くとバーが開かず、後続車に追突される事故リスクがあります。
とくに2026年3月末などは有効期限切れのETCカードが多数存在し、NEXCO各社から大規模な注意喚起が行われました。走行前には必ず目視で有効期限をチェックすることが重要です。
(5)については単純ミス、(6)については速度制限を守りましょうとしか言えません……。
ETCカードのエラー03、エラー05が発報された場合の対応方法
上記のチェックに当てはまらない場合は、ETCカード自体、ないしはETC車載器に何かしらの問題があるということになります。
まずは問題の切り分けをしましょう。今、エラーを出したETCカードとは別のETCカードを正しく挿入してみます。
それでエラーが解消した場合は「ETCカード側」に問題がある可能性が高いです。一方で、別のカードでも引き続き同じエラーが出てしまう場合は「ETC車載器側」に問題がある可能性が高いということになります。
車載器に問題がある場合は、カー用品店やディーラーなどで交換・修理をしてもらう必要があります。
ETCカード側で多いのはICチップの不良
ETC車載器はカードについているICチップの情報を読み取っています。このICチップが汚れている、あるいは何らかの理由で劣化・破損している場合には、データを正しく読み取ることができずにエラー03、エラー05を発報することがあります。
汚れているだけであれば、柔らかい布などで汚れを拭き取ってあげれば回復します。一方で、ICチップ自体が物理的に破損しているような場合には、クレジットカード会社へ連絡してカードの再発行(交換)が必要になります。
クレジットカードの利用状況によってETCが使えないことはある?
たとえば、「カードでお買い物をしすぎて利用限度額をオーバーしていた」というようなケースがありますね。
ただ、原則としてETCカードのエラーと使いすぎは関係ありません。そもそも、ETCカードはゲート通過時に有効期限しか照合していません。なので、クレジットカードの利用状況とETCカードが使えないという点には全く関係がないのです。
言い換えると限度額を超えていてもETCカードは使えますし、極端な話、クレジットカードを解約していた直後でもETCカード自体は使えてしまうことがあります。
※補足:ただし、ETC2.0などの一部新サービスやスマートICでは、リアルタイム認証を行う仕組みが導入されているケースもあります。そのため、クレジットカードが長期間利用停止になっている場合は思わぬトラブルに繋がる可能性がある点には留意しておきましょう。
【重要】ETC旧セキュリティ規格車載器の「2030年問題」
車載器のエラーや故障を機に買い替えを検討する場合、絶対に知っておくべきなのが「旧セキュリティ規格の2030年問題」です。
現在普及している旧セキュリティ規格対応のETC車載器は、情報安全確保の観点から2030年頃をめどに使用できなくなる予定です。識別方法は、車載器背面に記載されている19桁の管理番号が「0」から始まる場合は旧セキュリティ規格となります(「1」から始まる場合は新規格です)。
現在でも旧規格の車載器を取り付けること自体は可能ですが、数年後には使えなくなってしまいます。車載器を新調する場合は、必ず「新セキュリティ規格対応品」を選ぶようにしてください。
ETCカードが壊れる原因は車内保管?放置は危険
ETCカードのICチップは精密機器です。高温に弱いため、猛暑の夏に車内(ETC車載器につけっぱなし)にすることで高温となって劣化したり、最悪の場合は壊れてしまう可能性があります。
実際のところ、ETCカードは車載器に入れっぱなしだったり、車内の小物入れやダッシュボードの中に保管している人も少なくないようです。
ただ、ETCカードを車載器に入れっぱなしにして放置するのは、ETCカードの破損リスクだけでなく、盗難などのリスクもあります。
「いや、クレジットカード(ETCカード)には盗難保険があるから大丈夫」と思っていませんか?
盗難保険は確かに、万が一の不正利用を補償してくれる仕組みです。ただし、適用されるには「利用者に重大な過失がないこと」が前提条件となります。
実際のところ、多くのクレジットカード会社のETCカード利用規約(第7条など)には、「会員がETCカードを車内に放置していた場合は、会員に重大な過失があったものとみなす」と明記されています。つまり、車内放置による盗難は保険の対象外となる可能性が高いことをしっかり認識しておきましょう。
特に、普段の買い物などでも使えてしまう「クレジットカード一体型」の場合は絶対に車内に放置せず持ち出すようにしましょう。
車載器の履歴データにも注意(廃車・売却時)
また、カードを抜くだけでは不十分なケースがあります。ETC車載器本体には過去の走行履歴(利用明細)が記録されています。廃車や車の売却時に、履歴を消去せずに車載器ごと引き渡してしまうと、個人の移動履歴が流出するリスクがあります。車を手放す際は、必ず車載器の履歴消去や初期化を行うようにしてください。
ETCカード年会費の有料化(一部カード)の情報
最後に費用の面についてです。これまでETCカードは年会費無料で持てるのが一般的でしたが、2026年11月以降、一部のカード会社で年会費の条件が変更される動きがあります。
たとえば、三井住友カードのETCカードでは「前年1年間にETC利用が0回の場合、550円(税込)の年会費が発生する」といった改定が行われます。車に乗る頻度が減った方や、複数のETCカードを持ち歩いている方は、余計な年会費がかからないよう定期的に契約状況を見直すことをおすすめします。
やはり、ETCカードは車から離れるときはETC車載器から抜いて、財布やカードケースなどで適切に保管するようにするべきですね。
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