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ポイントが貯まる銀行を徹底活用!ほぼ自動化で億単位の預金よりもポイントがたまる

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kinri-point長らく銀行の預金金利は「ほぼゼロ」に近い低金利となっています。日銀による「マイナス金利政策」が実行され、預金金利は軒並みほぼゼロとなっています。普通預金に至っては0.001%の金利とするところがほとんどで100万円預けても、わずか10円しか利息はもらえません。

そんななか、少しでも有利にお金を運用する方法の一つとして銀行が提供している各種ポイントサービスを活用するという方法があります。最近では各銀行ともに様々なポイントサービスを用意しており、うまく利用すれば、手間をかけずにポイントを獲得することができます。

預金金利と比較すれば億単位の預金よりも高いポイントを獲得できます(笑)今回はそんなポイントが貯まる銀行とそれぞれの銀行のポイントサービスを分かりやすく紹介していきます。

預金金利の水準はほぼゼロ

以下は三菱UFJ銀行の普通預金、ならびに定期預金の金利水準と、100万円を預金したときの1年間に受け取れる利息を表示しています(税引前)。

  • 普通預金:0.001%:10円
  • 1年満期:0.01%:100円
  • 3年満期:0.01%:100円

まあ、ほぼ金利なんて期待できない状況ですね。

ネット銀行などであれば、上記の5倍~10倍くらいの金利はつくところもありますが、それでも決して高いとは言えないのが現在の銀行の預金金利の水準です。(参考:ネットバンク比較ランキング 

 

銀行の利用で貯まるポイントを活用しよう

最近の銀行の取り組みとして増えているのが、銀行預金や利用で貯まる「ポイントプログラム」です。

色々な銀行、特にネット銀行(ネットバンク)では、預金者の囲い込みや自社サービスの展開のために、色々なキャンペーンや特典を用意しています。こうした特典・キャンペーンの一つにポイント特典というものがあり、○○をすればポイントプレゼントといったものがります。上手に利用すれば、ほとんとゼロの預金金利なんかよりもはるかに割のいい収入とすることができます。

 

各銀行が提供しているポイントプログラム

色々な銀行がポイントキャンペーンをやっています。こちらは2021年4月21日現在の最新の情報をまとめています。

スルガ銀行Dバンク支店 Gポイントクラブ 給与(年金)入金や口座振替などに応じてGポイントがたまります。ためたGポイントはほかのポイントにポイント交換できます。
住信SBIネット銀行
(スマプロポイント)
住信SBIネット銀行が提供するサービスの利用や自動入金、特定の預金・金融商品の購入等でスマプロポイントが貯まる。
SBI新生銀行
(新生ポイントプログラム)
銀行口座(オンラインバンキング)へのログインや振込、自動振替などの利用でTポイント、dポイント、nanacoポイントがもらえる。
楽天銀行
(ハッピープログラム)
振込や振替、あるいは海外送金やATM取引で楽天ポイントが貯まるハッピープログラムを提供。

各銀行のポイント還元施策をうまく活用すれば、下手にゼロ同然の預金金利を受け取るよりも圧倒的にお得だったりします。

 

スルガ銀行Dバンク支店 Gポイントクラブ

スルガ銀行のインターネット支店です。ポイント交換サービスを提供しているGポイントと連携した銀行で、銀行サービスの利用でGポイントというポイントがたまります。

  • 給与振込:50ポイント
  • 口座振替:5ポイント/回(月5回を超えた分は10ポイント/回)

というように、給与振込と口座振替に特典があります。この銀行に給与振込をして、各種支払い(口座振替)を集中させれば結構なメリットがありそうです。なお、サービスを利用するにはGポイントへの会員登録(無料)が必要です。Gポイントは「ポイント交換サービス」の大手でアカウントがあるとポイント交換で役立ちます。大変おすすめです。

>>Gポイント会員登録はこちら

 

住信SBIネット銀行(スマプロポイント)

住信SBIネット銀行はスマプロポイントというポイントプログラムを提供しています。住信SBIネット銀行の利用や預金、他行からの振込や自動振替、自動入金などの利用でポイントが貯まります。

特に、「定額自動入金」を利用すれば毎月30ptがもらえる特典は1万円以上を別の銀行から入金設定しておくだけで自動的にポイントが貯まるので大変お得です。定額自動入金だけでなく、自動振込もあって、振込手数料も回数制限付きで無料なので、うまう利用すればハブ銀行としてポイント獲得のための中心的な銀行にすることができます。

  • 給与・年金の受取・定額自動入金サービス利用:30ポイント
  • 外貨預金・仕組み預金の月末残高300万円:100ポイント
  • 外貨積立預金(1万円以上):10ポイント
  • 純金積立(5,000円以上):10ポイント
  • 口座振替(1件以上):5ポイント
  • ミライノカード(JCB)を5万円以上利用:100ポイント

なお、貯めたスマプロポイントは1pt=1円として住信SBIネット銀行の銀行口座にキャッシュバック可能です。口座開設をするときはSBI証券の口座を作るときに同時に住信SBI ネット銀行口座開設という流れをとるとキャンペーンでポイントがもらえてお得です。

>>SBI証券と住信SBIネット銀行を同時に口座開設

 

楽天銀行(ハッピープログラム)

楽天グループのネット銀行です。こちらも銀行の利用や、関連金融サービスの利用でポイントが貯まります。なお、ポイントを貯めるには楽天銀行の口座と楽天ID(楽天市場等のID)を連携する必要があります(ハッピープログラム)。

ポイントが貯まる機会は多いですが、単価が低いのとお金を使うのが前提となることも多いので人は選びそうです。以下は、銀行サービス利用時の貯まるポイントの例です。

  • 給与の受取:1~3円相当のポイント
  • 他行への振込:1~3円相当のポイント
  • 口座振替(自動引き落とし):1~3円相当のポイント
  • 海外送金:1~3円相当のポイント
  • ゆうちょ出金:1~3円相当のポイント
  • ATM取引(入出金):1~3円相当のポイント

ちなみに上記のハッピープログラムとは別に「国内外の入金・送金・ATMのご利用でもれなくポイントプレゼント」という常設キャンペーン(毎月エントリーが必要)があり、こちらを利用すると他行からの振り込み(3000円以上)1回につき10P +5回達しで100Pボーナスがもらえます。月5回の振り込みを受ければ上記のハッピープログラムと合わせて150P+15P=165Pがたまります。

楽天スーパーポイントは楽天市場(オンラインショッピングモール)以外にも、楽天ポイント加盟店などで1P=1円として利用することができます。共通ポイントとしての楽天ポイントについては「楽天ポイントの貯め方と使い方、活用方法などのまとめ」で詳しく説明しているので、こちらもご参照くださいませ。

楽天銀行については、提携ATMはセブン銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行、E-net、ローソンATMと豊富ですが最低でも10万円の預金ができないとATM手数料が有料になってしまいますのでご注意ください。

なお楽天銀行も楽天証券と一緒に活用することでお得度が大幅にアップします。普通預金金利が0.1%になるだけでなく、楽天市場や楽天カードを活用したポイント獲得術の幅も大きく広がります。一緒に口座開設しておきましょう。

>>楽天証券と楽天銀行を同時に口座開設

 

SBI新生銀行(新生ポイントプログラム)

SBI新生銀行はTポイントと提携しており、銀行サービス利用でポイントがたまります。なお、2019年には提携ポイントに、dポイント(ドコモ)とnanacoポイントが加わり、3つのポイントから貯めるポイントを選べるようになりました。

  • 毎月のエントリーで1ポイント(必須)
  • オンラインバンキングログインで3ポイント(月1回)
  • 他の金融機関からの振込で25ポイント(最大月100ポイント)
  • 口座振替登録で50ポイント(月2件まで)
  • メールアドレス登録と受信で3ポイント
  • GAICA出金で50ポイント
  • GAICA加盟店で利用で200円につき2ポイント
  • THEO+SBI新生銀行の積立で10ポイント(1万円以上)
  • THEO+SBI新生銀行の積立とは別の入金額(10万円以上)でポイント
  • 投資信託の積立(最低5000円)で10ポイント
  • 毎月1万円以上の外貨積立預金で10ポイント
  • 仕組み預金で200ポイント

といったように、様々な場面でポイントが貯まりますが、条件が緩いのは上3つですね。後の方の条件は巣kもし厳しいというか、人を選ぶと思います。

・他行からの振り込みで25ポイント
SBI新生銀行以外の銀行から1万円以上の振込入金で25ポイントもらえます(上限100ポイント)。ちなみに自分名義の口座からでもOKです。「振込手数料無料の銀行」などを活用して自分から自分に振り込みでもポイントを貯められます。

注意点として、ポイントを受け取るには毎月SBI新生銀行のホームページ上で「エントリー」をする必要があるということです。忘れないようにしてください。

SBI新生銀行公式ホームページ

 

最強の銀行ポイント活用ルート

以下は私が考えた(活用している)最強の銀行のポイント獲得ルートです。重要なポイントはほとんどを「自動化」しているという点です。一度設定すればほぼ自動的にポイントを稼いでくれます。

私の場合は月に500ポイント以上です。年間6000円相当。0.001%の預金金利に換算すると60億円の預金で得られる利息と同額です(笑)

  • スルガ銀行Gポイントクラブに給与入金(50P)
    • 各種クレジットカードの支払いを同行にする(5P×回数)
    • その他口座振替を同行にする(5P×回数)
    • 他行の自動入金サービスを使い同行から出勤(5P×回数)
  • 住信SBIネット銀行の自動入金を利用してスルガ銀行から出金する(30P)
  • 住信SBIネット銀行の自動送金を利用して「SBI新生銀行」に送金する(20P×回数)
  • 住信SBIネット銀行の自動送金を利用して「楽天銀行」に5回送金する(165P)

こんな感じでポイントをコツコツためていけます。これのいいところは「住信SBIネット銀行」の自動入金、自動送金という自動化可能な入出金プログラムがあるので、これを利用することでほぼ自動化ができるという点です。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/bank/11″]

ちなみに、住信SBIネット銀行だけで足りない人は、「みんなの銀行」を活用するのも手です。自動振込を設定することができますし、1年間は手数料無料で月10回まで送金可能です(終了日も設定できるので安心です)。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/bank/campaign/23589″]

毎月、必要なことはSBI新生銀行と楽天銀行のキャンペーンにエントリーするだけですね。これだけで毎月数百ポイントが自動的にたまるのはおいしいと思います。

 

金利よりお得?銀行でポイントをもらおう

各社とも、自社の関連サービスで利用することが前提となるため、預金金利と比べても高い利回りとなるポイントを付けることができるわけです。

ただ、ポイントだけで比較をすると入出金のために無料で使えるATMが近くになかったり、振込手数料などのコストがかかったりするなどと不便な場合もあります。ATMや手数料は各銀行で特色がありますので、ポイントサービスと利便性とをしっかりと考えて比較した上でご利用することをお勧めします。

もっとも、多少面倒なところもあるのでどれだけ取り組むかは皆様の空き時間や状況などに合わせて対応いただければと思います。

 

以上、ポイントが貯まる銀行比較。銀行でお得にポイントを貯める方法のまとめでした。