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テレホンカード(テレカ)の使い道。お得な活用方法や換金方法。

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telephonecard今や多くの人が使っていないであろうにも関わらず、膨大な量がまだ市中に存在しているプリペイドカードの代表格がテレホンカード(テレカ)です。20年前くらいはほとんどの人の財布の中にテレカが入っているのが当たり前でしたが、今や財布にテレカを入れている人はほとんどいないでしょう。携帯電話やスマートフォンが普及したからですね。

そんなテレホンカードですが、実は自宅にはいっぱい使ってないテレカがあるという方も多いかと思います。今回はそんなテレホンカードの使い道について、公衆電話で使う以外の方法や換金方法などを紹介していきます。

最新のはずのICテレホンカードはいつの間にかなくなっていた

テレホンカードは昔からの磁気タイプのものと新型のICテレホンカードの2種類がありました。ところが新型のはずのICテレホンカードはすでに終了し、2016年9月末で磁気テレホンカードとの交換も終了しています。

なので、現在利用できる(使用できる)のは旧型の磁気テレホンカードのみということになります。こちらには有効期限は設定されていません。ちなみに、今でもNTTカードソリューションによってテレホンカードは販売されています(買う人っているんでしょうか……)

 

テレホンカードは払い戻しできないのか?

まず、テレホンカードの払い戻しはできません。

これは「プリペイドカードを間違えて買ってしまった時の返品や返金、換金方法のまとめ」でも紹介しましたが、テレカに限らずほとんどのプリペイドカードに共通していることですね。将来的にNTTがテレホンカードを廃止するとした場合には払い戻しということになるかもしれませんが、絶対にしないでしょう。

流通しているテレホンカードの金額が莫大だからです。

ということでテレホンカードは使うか、金券ショップを含めた第三者に売却する(買い取りしてもらう)ということになります。

 

テレホンカードを買い取りしてもらう時の相場

ごく一般的なテレホンカードの買い取り相場は額面(度数×10円)の30%~50%くらいです。中には希少価値の高いレアなテレホンカードが高値で売れるケースもありますが、通常のテレホンカードの買取相場としてはかなり厳しいといわざるを得ないです。

実際のところ、価値はあるけど、使えない(使う必要がない)という金券というので高く評価されません。未使用のカードも山ほど流通していますし……。

 

レアなテレホンカードってどんなテレホンカード?

テレホンカードの中でも一部のカードにはプレミアムが付いているものがあります。代表的なのはアイドルのテレホンカード。特にキャンペーンや懸賞などのために発行された発行枚数が少ないものです。その他として、自動車や電車などのテレカですでに絶版となったものや、アニメやゲーム関係でも発行枚数が少なく人気のあるものであればプレミアが付いているものもあります。

オークファン」などでは登録すれば過去の取引情報を見ることができるので、こちらを利用してみるのも一つの手かと思います。

 

不要なテレホンカードの活用方法

じゃあ、なんとかテレホンカードを使えないかということでいくつか方法をまとめてみました。

 

NTT東西の電話料金として使う

実はテレホンカードは未使用品(50度数、100度数)に限り、NTT東西の電話料金に充当させることができます。なお手数料としてテレカ1枚につき50円(税別)が必要となります。これは意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

100度数(1000円分)なら950円分の電話料金として充当できるわけです。

ただしいくつか条件があります。

対象となる回線(NTT東日本の場合)
加入電話、ISDN、ひかり電話(電話サービス)、ひかり電話オフィスタイプ(電話サービス)(ひかり電話ビジネスタイプ・ひかり、電話オフィスA(エース)は除く)

対象料金
請求書に計上される、NTT東日本とNTTコミュニケーションズの、「ダイヤル通話料」、「INS通話料」「ひかり電話通話料」、「ひかり電話オフィスタイプ通話料」及び「携帯電話・PHSへの通話」に限ります。

つまり基本料金のような固定料金の支払いには利用できず、テレホンカードと同じようなNTT回線を使った純粋な通話料金の部分だけに使えるということになります。

個人利用の方であれば電話料金で50度数(500円)、105度数(1000円)を超える料金をバンバン使うというケースは少ないかもしれませんが、法人で営業電話などをする機会が多いところなどはメリットがあるかもしれませんね。

そもそも、前述の通りテレカの中古市場は崩壊レベルで安いので、会社や事務所の電話代節約になるかもしれません。なお、そうした目的で購入する場合は1枚50円の手数料がかかることを考えると105度数の方がお得になります。

なお同じNTTでもNTTドコモの利用料金への充当はできません。あくまでもNTT東日本とNTT西日本の2社だけです。手続きとしては116に電話をして「未使用のテレホンカードで固定電話の支払いをしたい」と伝えれば申請用紙を送ってくれます。

>>NTT東日本 テレホンカードによる通話料金のお支払いについて

>>NTT西日本 テレホンカードによる電話料金のお支払いについて

 

テレホンカードを寄付する

どうしても使い道がないし、今後も使わないだろうという方は寄付をするという手もあります。経済的なメリットはありませんが、必要とする人に使ってもらった方がいいという考えの方にはお勧めです。

特に寄付を求めて理うのは児童養護施設などです。こうしたところでは子どもたちに携帯電話を持たせることができず、今でも電話連絡に公衆電話を使うことがあるそうです。そうした子どもたちに持たせるためのテレホンカードの寄付を募集しています。

なお、実際に利用する目的のため残高があれば使用していてるテレホンカードもOKです。

>>タイガーマスク基金「テレカ・プロジェクト」
※児童養護施設等で暮らす、巣立つ子どもを応援する基金(NPO法人)

 

以上、テレホンカード(テレカ)の使い道。お得な活用方法や換金方法を紹介しました。