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お金が貯まる財布へのお金の入れ方。お金が貯まる3つの財布の習慣

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purseお財布へのお金のいれ方でお金が貯まると聞いてどう思いますか?よくお札の向きを揃えるとか顔を下に向けるとかいう話もありますが、今回の話は「お財布の中に入れるお金の金額」でお金を貯める(無駄遣いを減らす)というお話です。

ちなみに、ここでの財布へのお金の入れ方というのはそうした風水やオカルト的なお話ではなく、行動経済学という理屈に従ったお話です。

財布へのお金の入れ方一つ、というわけではありませんが、心がけ一つで無駄遣いを減らすことができるのであればいうことなしですよね。

お金持ちの財布を参考にするのはアリ?ナシ?

よく雑誌等で、お金で成功している人の財布。みたいな特集ありますよね。

お金持ちは折り畳みの財布は使わずに、長財布を使っているとか、逆に欧米では二つ折りが主流だとか……。

自分がお金持ちになりたいから、お金持ちの真似をするというのは否定しません。ただ、それを持ったから自分もお金持ちになれるというのは話が違います。

財布の価格の200倍が年収になるとかいう話もありますが、そんな話を信じてブランド財布を買うのは、それこそが無駄遣いでお金持ちになる道を踏み外しています。

普通の人がお金持ちになるには3つのシンプルな行動を取り続けるほかありません。

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お金が貯まる人の財布へのお金の入れ方、3つの習慣

さて、話が少し脱線しました。

お金が貯まる人の財布へのお金の入れ方の基本となるのは、以下の3点です。これを習慣として心がけていきましょう。

  • 財布には必要最小限のお金しか入れない
  • ギャンブルで勝つなどの臨時収入は財布に入れず、使えないようにする
  • 財布の中身は整理整頓しておく

これらは行動経済学という分野で研究されているない内容と絡んでいます。

 

財布には必要最小限のお金しか入れない

財布にいくらお金が入っていますか?

あなたは財布にいくらくらいお金を入れていますか?そしてそのお金は何日分くらいのお金が入っているのでしょうか?

無駄遣いを減らすということを考えた場合、何万円ものお金が財布に入っているのは決して好ましいことではありません。

 

財布にたくさんお金が入っていると無駄遣いが増える

行動経済学という、人の行動パターンとお金の使い方やリスクの捉え方、行動特性などを研究している学問があります。その中の一つに「心の家計簿(メンタルアカウンティング)」というものがあります。

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これは人がお金を使うときには合理的に判断するのではなく、小さい枠の中で判断することが多いというものなのです。「人は何らかの行動(お買いものや契約など)をするとき、その評価は絶対的な金額やそれから生み出される満足度ではなく、参照点からの変化の度合いや損失可能性を重要視する」と言われています。

今回の「お金が貯まる財布へのお金の入れ方」ということで考えると、同じ1000円のお買い物でも、財布の中に5万円入っている時と1万円入っている時では使うときの心理的抵抗感が変わるのです。

つまり「財布の中にお金がたくさん入っているとその分、買い物への抵抗感が小さくなる」ということです。無駄遣いを減らしたいなら、財布に入れておくお金は必要最小限にしておきましょう。

 

目的がなければ1万円以下にしておく方が無駄遣いが減る

じゃあ、財布の中にはいくらくらい入れておくとよいのでしょうか。

個人的には1万円以下を一つの目安にするとよいと思います。9,000円とか8,000円位にしておくと、大きな買い物をすると財布の中のお金が一気に心もとなくなり、無駄遣いを抑止できるはずです。

高額紙幣があると気が大きくなってしまうでしょう。

どうしても必要な場合は、コンビニATMを使えばいくらでも下ろせるわけですし。
手数料無料で入出金が可能な銀行を活用するなどすれば大丈夫です。

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クレジットカードも同じ理由で注意したい

ちなみに、財布の中にクレジットカードを入れている場合も注意したいです。

クレジットカードでお買い物をすると無駄遣いが2割も増えるというような調査もあるようです。もちろん、カードを入れておくな、使うなという話ではありませんが、本末転倒なことにはならないように注意しましょう。

 

ギャンブルで勝ったら、そのお金は財布に入れず使えないようにする

悪銭身につかず、あぶく銭などと言われますが、ギャンブルなどで手にしたお金は、そうでないお金と人は区別して考え、散財する傾向があると言われます。英語でも「ハウスマネー効果」などと呼ばれています。

「お金に色はない」と言われる一方で行動経済学では、人はお金に色をつけて判断するということがわかっています。

働いてもらった20万円のお給料をドブに捨てるような使い方はできませんが、ギャンブルで手にした20万円なら、まぁ無くなってもいいか?と思ってしまうそうなのです。

もし、あなたが「あぶく銭」を手にしたのであれば、そのお金はすぐに使えないように財布の中に入れるのではなく、銀行の定期預金に預けるといったように、すぐに引き出せない形にしてしまうことをお勧めします。

ちなみに、投資で大勝ちしたような場合やなんらかの理由で臨時ボーナスが出たといったような場合も当てはまるかことです。ご注意くださいませ。

 

財布の中身は整理整頓しておく

ときどき、レシートが財布の中でパンパンになっているという人を見かけます。

レシートは不要ならすぐに破棄してしまいまいましょう。レシートを使って家計簿をつけているというのであれば、時間がたつと内容が分からなくなりますので早めに整理する習慣を身に着けておきましょう。

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盗難や紛失、不正利用に気が付かないケースも

また、クレジットカード類は入れる場所を決めておくことをお勧めします。理由は万が一の紛失にすぐに気が付くことができるからです。クレジットカードには盗難保険がありますし、キャッシュカードについても一定の範囲で補償※はありますが、被害に早く気付くに越したことはありません。

※あまりに発覚が遅いと補償されないケースもあります。

また、電子マネーなどは使われたしまった分は補償されないものも少なくありません。

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無駄遣いが多い人の財布はパンパン

Tポイントなどを運営しているCCCが2017年3月に男女3000人に対して行った、サイフに関するインターネット調査。

その中でも自分の財布が“膨張している”と回答した人の方がそうでない人よりも無駄遣いをするほうだと思うで“はい”と答える割合が多かったそうです。

無駄遣いが多いからレシートでパンパンになるのか?それとも財布の中身を整理できないからお金にだらしなくなるのか?関係性はわかりませんが、財布がパンパンというのは「だらしなさそう」とみられるケースも多いので、整理整頓しておきましょう。

 

結局は財布へのお金の入れ方よりもお金をどう管理するかが重要

お金持ちになるためにお金を財布に“どう入れるか?”という話よりも、お金を“どう管理するか”重要だというお話です。

個人的には財布が長財布であろうが、二つ折りであろうが、あるいはマネークリップであろうがどれでもいいと思っています。

むしろ、財布に求められるのはファッションアイテムとしての好みと、機能性の二つだと主マスので、自分の好きな、持ち方にあった財布を選ぶようにしましょう。

参考:財布の選び方

お金が貯まる財布というのは、お金を管理することと、無駄遣いしやすくなる状況を作らないという事が大切なのだと思います。