クレジットカードのライフハック PR

投資信託の購入でもクレジットカードのポイントが貯まるマネックスセゾンカード

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monexsaisonマネックスセゾンカードは大手ネット証券のマネックス証券のキャッシュカード一体型のクレジットカードとなっています。銀行のキャッシュカードと一体化したクレジットカードは多いですが、証券会社のキャッシュカードと一体化したクレジットカードは珍しいです。

このカードの特徴はマネックス証券における投資信託購入における販売手数料の4.5%相当分のポイントが貯まるということです。

今回はそんなマネックスセゾンカードについてメリット、デメリットと利用価値について検討していきたいと思います。

2020年12月29日をもって新規募集を停止しております。既存ユーザーは引き続き利用可能です。

また、2021年より「マネックスカード(アプラス)」が新規に発行されるようになっています。こちらは2021年冬より投資信託のクレジットカード積立にも対応することになっています。

年会費無料キャッシュカード一体型クレジットカード

マネックスセゾンカードは年会費は永久無料。キャッシュカードと一体型となったクレジットカードです。

そもそもネット証券で「キャッシュカード」を発行する証券会社は数少ないのですが、同キャッシュカードを利用すればセブン銀行ATMで平日8時~18時30分の時間帯であれば自由に入出金が可能です(手数料無料)。
※出金は1日100万円が上限

カードを作るとマネックス証券の証券総合取引口座に預けている資金からカード利用代金が差し引かれます。

 

マネックスセゾンカードの特典

クレジットカードの基本機能・スペックとしては一般のセゾンカードに準じています。

ポイントプログラム
セゾンカードの「永久不滅ポイント」が貯まります。名前の通り有効期限が無期限のポイントプログラムとなっています。1000円の利用につき1ポイントがたまる仕様になっているので、基本的な還元率は0.5%です。

 

投資信託購入時のポイント優遇サービスが利用できる

マネックスセゾンカードの最大のメリットといえるのが投資信託購入時のポイント優遇サービスです。

マネックス証券では投資信託を購入時にかかる手数料(販売手数料)の1.5%分をマネックスポイントとして還元していますが、マネックスセゾンカード保有者はこの還元率が3倍(4.5%)になります。

 

マネックスセゾンカードの注意点

以下はマネックスセゾンカードを利用する上での注意点です。

 

ポイント還元率の表記が非常にわかりにくい

これは間違って説明しているサイトもありますが、マネックス証券の表記も悪いと思います。下記はマネックス証券の投資信託購入でもらえるポイントについての書き方です。

monexpoint

素直に読み解くと、マネックスセゾンカードの保有者は販売手数料の4.5%分のポイントがもらえる。さらにポイントは1ポイント当たり5円の価値があると読めますよね。

販売手数料が1000円だとすると4.5%分の45ポイントがもらえ、1P=5円なので5円×45P=225円がポイントバックされると読めます(実質22.5%)。

ところが、実際に受け取ることができるのは、販売手数料1000円の場合45円がもらえマネックスポイントとしてその1/5である9ポイント貯まるという結果になります。

 

そもそも論で販売手数料がかかる投資信託はおすすめしない

さらに付け加えるとマネックスセゾンカードの大きなメリットは販売手数料のポイントバックですが、こちらの「販売手数料」自体の無料化が進んでいることを考えるとメリットとしては弱いです。

私自身は投資信託による投資はできるだけ販売手数料のかからないインデックスファンドで十分であり、販売手数料が高いアクティブファンドの大半は検討する価値すらないと思っています。

このような考えの下だとマネックスセゾンカードのメリットはあまり活かしきれないと思います。

 

クレジットカードの引き落とさきが証券口座というのは少し怖い

クレジットカードの利用料金の引き落とし先が証券口座というのは個人的にはちょっと怖いなと思います。投資をしている方は分かるかと思いますが、証券会社の口座に入れている資金は「投資資金」であるため、何らかのタイミングで株や投資信託などを購入することもあるでしょう。

そうしたときでもマネックスセゾンカード(クレジットカード)の引き落とし先に設定していると、その利用代金分はキャッシュ(現金)を残しておく必要があります。

うっかり株を買ってしまって資金が拘束されていてカード代金が引き落とせなかった……。あるいは受け渡し日が勘違いしており、株の売却代金が支払日までに現金化されなかった……。というケースもあるかもしれません。

クレジットカードの利用料金の支払いは「クレジットヒストリー(クレヒス)の重要性と信用情報」でも紹介している通り、あなたの信用という意味でも非常に重要です。

お金の出入りが大きくなりやすい証券口座をカード利用代金の決済に使う場合は常に現金に余裕を持った運用するようにする必要があります。

 

以上から、全体的には評価としては微妙だと思っています。ただ、マネックス証券に口座を持っている、持つ予定というのであれば持っておいても損はないと思います。まだマネックス証券に口座を持っていない人は口座開設のタイミングで申し込みが可能です。

>>マネックス証券公式ホームページはこちら

 

以上、投資信託の購入でもクレジットカードのポイントが貯まるマネックスセゾンカードのメリット、デメリットを紹介しました。