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預金通帳を見てわかるその人の貯金力やお金が貯まらない理由

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account銀行預金の通帳(預金通帳)。お金の入金や出金の流れがわかる便利なアイテムです。貯金が趣味という方は預金通帳の残高をみてニヤニヤという方も多いのではないでしょうか?逆に、給料などの入金があるとすぐに出金があってお金が全然たまっていないという方もいるかもしれません。

預金通帳を見るとその人の貯金力がわかります。同時にお金がなぜか貯まらないという人の貯まらない理由も見えてきます。今回はそんな預金通帳の見方を紹介していきたいと思います。

預金通帳でわかる。お金が貯まる人、貯まらない人

預金通帳は入金と出金(引き出しや引き落とし)の履歴がわかるようになっています。その流れをみればまるで簡易的な家計簿のようなものです。その預金通帳を見ればお金が貯まる人や貯まらない人の特徴のようなものが見えてきます。

なぜかお金が貯まらないなぁという方は一度、預金通帳を手元に出してみてみてはいかがでしょうか?

 

お金が貯まらない人の預金通帳

お金が貯まらない人の預金通帳を見てみましょう。あくまでも一例ですが……。

 

1)コンビニATMや時間外の手数料を払っている

まずは通帳を見て、出金するときに時間外手数料やATM手数料を払っている方は注意です。緊急事態は別にしても、普段からこうした手数料を払うのは好ましくありませんし、手数料に対して無頓着です。一回一回は少額でも積り積もると大きな金額になります。

そのそも100万円預けて1年に10円程度しか金利がつかないご時世で一回の引き出して100円以上のコストを払うというのは馬鹿げていますよね。今ならネットバンクなどを使えば時間外手数料、コンビニATM手数料を無料にすることだってできます。

参考:コンビニATMで手数料を無料にする方法

 

2)お金の出金のペースが不定期で高頻度

預金の引き出しのペースを見てみましょう。金額の多寡は別として、大切なのはペースです。
預金通帳からの出金が週1回のペース、2週間に1回のペースといったように出金のペースが安定的であればよいのですが、不定期であるのは問題です。

これはお金の使い方が計画的でないということです。こちらも緊急の出費というのはあると思いますが、何度もあるようだと無計画なお金の使い方をしている可能性が高いです。

 

3)お金のすべてを普通預金・一つの銀行で管理している

お金(預金)のすべてを普通預金で管理しているというのもあまりよろしくはありません。

ここ数年、特に2016年以降は特に普通預金と定期預金の金利差がなくなってきたこともあり、定期預金にわざわざ預け替える収益的な意味はなくなってきましたが、普通預金に財産をまとめて預けていると、貯蓄に目的性を持たせることが難しくなります。

少なくとも、生活費のための預金と、将来の特定の目的のための貯蓄のための預金には分けるとよいでしょう。一つの銀行だけで管理をするのではなく、生活費用・決済用の銀行、貯金・運用用の銀行というように最低でも二つくらいは銀行口座を持っておくようにするとよいでしょう。

詳しくは「お金が貯まらない人は生活費用の銀行と貯金用の銀行を分けて管理しよう」でも紹介しています。

 

4)預金通帳に長らく記帳していない

そもそも預金通帳を管理していないことが自体も問題です。定期的に預金通帳の残高や使用状況をチェックするくらいはしておきましょう。

 

お金が貯まる人の預金通帳

逆にお金が貯まる人の預金通帳はどういったものでしょうか?上記の貯まらない人とは反対で「無駄な手数料を払っていない」「出金のペースは一定」「通帳の記帳や確認(ネットバンクの場合)をこまめにしている」ということ以外にも

 

1)貯金用の預金口座があり通帳の残高が増えていく

貯金用の口座を作ってそこからは出金しません。出金しないルールを作ると預金残高の数字が増えていき、その増えていくこと自体がモチベーション・達成感につながり、貯金が楽しくなってきます。

 

2)入金日(給料日)の後、すぐに貯金されている

お金が貯まる人の貯金の考えは先取りして、先に貯蓄分を引いて残りで生活します。逆にたまらない人は、残ったお金で貯金をしようとします。「積立預金」を活用するなどして、入金日(給料日など)の後にすぐに生活費用の口座から出金してしまうようにしましょう。

銀行の自動入金サービスの特徴と比較」や「住信SBIネット銀行の定額自動振込・自動送金で効率的な預金管理」などでも紹介した自動入金や自動出金サービス、自動送金サービスを使うのも手ですね。

 

以上、預金通帳を見てわかるその人の貯金力やお金が貯まらない理由をまとめてみました。