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銀行、ネットバンクのプレミアムサービスの比較と活用法

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member近年、都市銀行などのメガバンクや信託銀行による預金者の囲い込みサービスが増えています。また、地方銀行やネット銀行などでもこうした動きは見られます。

預金残高や利用商品などに応じて入会できる会員サービスがあり、会員となることで金利や手数料の優遇が受けられるほか、セミナー・イベントへの招待などが挙げられます。

今回は銀行の会員サービス、会員メニューの活用方法や代表的な銀行のプレミアム会員向けサービスを紹介していきます。

銀行のプレミアムサービスを上手に活用しよう

一部の銀行では一定の貯金額など要件を満たした人に対するプレミアムサービスを行っています。

かつては、富裕層を対象として数千万単位の預金というようにハードルはかなり高かったのですが、最近では囲い込みを含めて、ハードルが少し下がってきています。

条件を満たすことで、ATM手数料や振込手数料といった手数料の優待を受けることができるほか、電話相談やラウンジ利用といったようなソフト面のサービス、優待を行っている銀行もあります。

  • 預金金利の優遇
  • ローン金利優遇
  • ATM手数料優遇
  • 振込手数料優遇
  • 為替手数料優遇
  • 外貨両替手数料優遇
  • 貸金庫手数料割引

 

都市銀行、信託銀行、地方銀行のプレミアムサービス比較

対面型の銀行である都市銀行や信託銀行、地方銀行が提供しているプレミアムサービスを紹介、比較しいていきます。おおよその目安としては預金1000万円以上というのが、条件になることが多いです。

 

三菱UFJ銀行(クオリティ・ライフ・クラブ)

預金残高1000万円以上などの条件を満たした上で申し込みを行うことで入会することが出来るようになっています。資産運用の相談や旅行優待、健康相談なども可能になります。また、預金金利などの上乗せ、外貨両替を含む為替手数料の優遇などが受けられます。

 

みずほ銀行(みずほプレミアムクラブ)

1000万円以上の預金残高。ちなみに3000万円以上になるとさらにグレードが上の「みずほプレミアムクラブBRILLIANT」に入会できます。

定期預金金利アップ、ATM手数料や振り込み手数料などの優遇といった金融サービス上の優遇はもちろんですが、高島屋や小田急での割り引き、ホテルやレストランの優待や予約サービス、日経ビジネス(ビジネス誌)を創刊号~最新版まで無料で読める日経ビジネスライブラリーも使えるなど幅広い優待サービスが魅力です。

対象者には、みずほ銀行からのお知らせが届きます。

 

三菱UFJ信託銀行 エクセレントクラブ

預金残高1000万円以上(普通預金等をのぞく)が条件でゴールド会員となります。振込手数料が20回まで無料、ATM手数料が月2回無料。預金金利の優遇などがあります。

なお、3000万円以上で「ダイヤモンド」、5000万円以上で「ロイヤル」となり、ランクが上がることで手数料の優待がアップします。

ロイヤルの場合は御誕生日プレゼントももらえます。

 

SMBC信託銀行 プレスティアゴールド

預金残高1000万円以上が要件。振込手数料無料&ATM手数料が月100回まで無料となります。海外にあるシティゴールドラウンジの利用や、SMBC信託銀行プレスティアゴールド グローバルサポートが受けられます。

さらに、5000万円以上の要件を満たすと、プレスティアプレミアムとなり、専用ラインが用意されるようになります。

 

住友信託銀行 トラストプレミアムサービス

預金残高1000万円以上が条件でゴールドとなります。振込手数料やATM手数料が無料化、預金金利の優遇などがあります。

さらに、3000万円以上になるとプラチナにランクアップ、不動産仲介手数料割引やベストドクターズサービス、遺言信託の手数料割引などの優待があります。

 

SBI新生銀行(新生ステップアッププログラム)

SBI新生銀行での取引内容や預金残高などに合わせて、スタンダード、ゴールド、プラチナの3段階の会員サービスを提供しています。(参考:SBI新生銀行のステップアッププログラムの参加条件、優待内容

振り込み手数料が最大10回まで無料になる、預金金利のアップ、住宅ローン優遇、為替手数料優遇、SBI新生銀行の駐車場の無料利用などの優待があります。

金融サービスとしての特典が多い上、条件を満たせば手続きも不要です。手数料優遇等の「実」が多いプログラムとなっていますのでお勧めです。

 

福岡銀行 マイバンク

預金残高1500万円以上で福岡銀行のマイバンクという会員プログラムの五ツ星となれます。ATM手数料無料や貸金庫手数料無料といった優待の他、3000円相当のプレゼントがもらえます。

 

ネットバンク系のプレミアムサービス

ネットバンク系のプレミアムサービスは、振込手数料無料やコンビニATMの手数料無料などの優待がメインです。条件も緩いものが多いです。

 

楽天銀行ハッピープログラム

ベーシック、アドバンスト、プレミアムといったように楽天銀行のサービス利用状況に応じて5段階のステージを用意し、達成状況に応じてATM手数料無料、他行振込手数料無料の他、取引に応じて楽天ポイント(楽天スーパーポイント)も貯まるようになっています。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/bank/3117″]

楽天銀行公式ホームページ

 

住信SBIネット銀行 スマートプログラム

住信SBIネット銀行スマートプログラムは、利用者の利用状況に合わせて1〜4までのランク付けを行い、ランクに応じてサービス特典(振り込み手数料の無料回数やコンビニATMの無料利用回数)が変わるというものです。

最上位のランク4になると毎月50ポイント(スマプロポイント)がもらえるようになります。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/diary/3591″]

住信SBIネット銀行公式ホームページ

 

GMOあおぞらネット カスタマーステージ

1テックま君~4テックま君までの4段階でランクが上がるほど、ATM手数料や他行振込手数料の無料回数が増えるほか、Visaデビットカードの還元率、外貨預金の金利上乗せがあります。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/bank/netbank/18706#more-18706″]

GMOあおぞらネット銀行公式ホームページ

 

イオン銀行 Myステージ

イオン銀行やイオンカード、WAONの利用状況などによってランクがアップし、ATM手数料や振込手数料無料回数、普通預金金利の上昇といった優待があります。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/bank/program/15403″]

イオン銀行公式ホームページ

 

銀行の会員サービス、優待サービスの注意点

各銀行の会員プログラムは申し込みが必要なもの、条件を満たすことで自動的に会員となるものまで様々です。また、ほとんどのプログラムは会員資格となる条件を満たさなくなると資格を失うことになります。

その他の注意点として、1000万円超などの預金残高が会員資格となることが多いですが1000万円を越える預金については預金保険における保護条件を超え、ペイオフの対象外となりますので、留意しておく必要があるでしょう。

ペイオフ対策については「ペイオフ対策はしておくべき?それとも不要?」などの記事も参考になるかと思います。