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配当利回りで株式投資をするときの勘所と注意点。見かけの高配当に騙されない。

2016/11/30最終更新   株式投資 資産運用のライフハック

percent株式投資をするときに配当利回りに注目するというのは非常に良い方法だと思います。高配当銘柄は配当金が安定的であれば、継続的に高いリターンを得ることができます。その一方で注意点もあります。それは高配当が続かない(減配や無配転落)というリスクです。

高配当銘柄(高配当利回りの銘柄)に投資をするときは単純な配当利回りに注目するだけではいけません。今回はそんな高配当銘柄・高配当利回り銘柄に投資をするときの注意点や見るべき財務上の指標を紹介します。

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配当利回りランキングを過信しない

ネットなどで配当利回りランキングなどと検索すると、いろいろな情報がでてきます。
利回りでソートした情報が見つかるので高配当銘柄をすぐに探すことができます。ただ、その情報を単純に過信するのは問題があります。

配当利回りランキングは「前期の配当金(年間)÷現在の株価×100=配当利回り」として計算しています。この計算には今期になって生じた変更点が反映されていない場合があるという点を忘れてはいけません。

 

業績の下方修正(予想含む)などのマイナスインパクトが生じている

配当利回りは前期(昨年)の配当金をベースに計算しますが、今期もその通りとは限りません。たとえば、今期に業績の大幅な下方修正を行っているというケースを考えてみましょう。

これで株価が大幅に下落、株価が下落すると分子が小さくなるので当然利回りは高くなります。その状態でも配当金の金額を維持できれば利回りは確かに高いままですが、そういう状況では減配(配当金が減る)や無配転落(配当金がゼロになる)というケースもあります。

こういう場合は見かけの配当利回りは高くても実際には利回りが低下あるいはゼロになっているような可能性があります。

実際に例でみてみましょう。
前年度は1000円の株価で30円の配当金が出ていたとします。利回りは3%ですね。ところが業績が急激に悪化して株価が半分の500円にまで下落したとします。この場合、前期配当金をベースにした配当利回りの数字は30円÷500円×100=6%にまで上昇します。

今期も30円の配当が維持できれば6%の配当利回りにはなりますが、これが縮小されるようであれば利回りも当然低くなります。

 

EPSとDPSは最低でも確認しよう

配当金をベースに株式投資をするときに注目したいのは利回りもそうですが、EPS(一株当たり利益)とDPS(一株当たり配当金)です。

配当金というのは本来、その会社が挙げた利益の一部を投資家に還元するというものです。EPSはその利益水準、DPSはその利益からどの程度を配当金に回しているかを計算する指標です。

DPS/EPS×100=配当性向(%)」となります。

 

EPS>DPSであるのが基本

EPSの方がDPSよりも高い必要があります。こうでないならその会社は外部から資金を調達(借金)して投資家に配当金として還元している。いわゆるタコ配状態ということになります。

当然ですが、そんな状態が長く続くはずがありません。

また、EPS>DPSであったとしても、配当性向が60%を超えているような会社というのはどこか無理をしているといえるでしょう。配当性向が高いということはそれだけ、配当金に対するバッファが小さいという事になります。

利益減=即減配」となるリスクがあります。配当性向については高くても50%くらいをめどにしておきましょう。

 

長期投資を考えるなら配当利回り+EPSの成長を確認しよう

配当利回りをベースに株式投資をする方というのは、短期の株価の変動で利益を取るというよりもその会社の株式を何年もじっくりと保有し、配当金というインカムゲインを安定的に受け取ることが目的のはずです。

そうしたときに重視すべきことはEPSの推移です。EPS(一株利益)が堅調・成長している会社というのを一つの基準としておくとよいでしょう。

 

増配を続けている

さらにいえば、毎年のように増配している会社というのもおすすめです。連続増配ができるということはそれだけ確固たるビジネスの基盤があるという事の裏返しといえます。

 

配当利回りで株を買うときのポイントのまとめ

いかがでしょうか。株式投資をするときに注目されやすい配当金(配当利回り)で株を買うというときに注意しておきたい点をまとめてみました。

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