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株主なのは間違いないけど、どの証券会社で保有しているかわからないときの調べ方

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where-s-the-money-gone-1513359相続のようなケースで生前に株を買っていたことは分かるし、総会の通知なども届くけど、どこの証券会社で管理しているのかがわからなくて困っているというケースで困っている方もいらっしゃるようです。

あるいは自分で株を買った記憶はあるけど、長期間塩漬けにしていてどこで買ったか忘れた……。というケースもあるかもしれません。

今回はそのような、どの証券会社に株を預けているのかわからないときの調べ方をまとめます。

証券保管振替機構に問い合わせる

これが確実ですが有料です。証券保管振替機構(ほふり)は電子化された株式の名義人の管理と名寄せを行っています。そのため、証券保管振替機構なら、株式の名義人がどの証券会社で当該株式を何株保有しているかを把握できます。

こちらは証券保管振替機構のホームページで手続き方法(登録済加入者情報の開示請求)が紹介されています。なお、開示までには最短でも2週間ほど必要いなるのと、開示費用として1,500円(税別)が必要になります。

機構では、発行会社が株主名簿を作成するために、発行会社に対して株主の情報を通知しておりますが、そのための準備行為として、あらかじめ証券会社等から 当該証券会社等に口座を開設している者の住所・氏名等の情報(以下「加入者情報」といいます。)を受領し、当該情報を加入者情報登録簿に登録しています。

この登録済の加入者情報について、開示請求を行っていただくことによって、株主が株式等に係る口座を開設している証券会社、信託銀行等の名称及び登録内容(住所・氏名等)を確認することができます。

>>証券保管振替機構の開示ページ

 

銀行の入出金記録から確認する

手数料を払いたくない場合は、銀行の入出金記録からあたるのもよいかと思います。
証券会社への入出金の記録などが残っている可能性があるので通帳などで口座の履歴を確認してみるのも一つの手だと思います。

 

確定申告書類の控えから探す

株式投資の利益を確定申告している場合、その控えがあれば、取引をした証券会社の名h層が届けられているはずですので、そこから調べることができます。
ただし、源泉徴収ありを利用している場合やそもそも利益が出ていない場合は確定申告をする必要がないので、こうしたケースでは利用できません。

 

故人の保有株のケースなどはもしかしたら複数の証券会社に分けて預けているケースなども考えられます。手数料はかかりますが、ほふり(証券保管振替機構)の登録済加入者情報の開示請求を利用するのがもっとも手っ取り早いとは思います。

 

以上、株主なのは間違いないけど、どの証券会社で保有しているかわからないときの調べ方をまとめてみました。